白魔法の使い手。その基本は回復魔法による味方への支援にある。
攻撃系の魔法もいくつかあるものの
自慢できるほど強いわけではない。
言うまでもなく、回復魔法だけはきちんとそろえるべき。
補助系は地味に強力な「サイレス」や「コンフュ」と中盤~終盤の切り札である「ヘイスト」が重要。
特に状態異常系の補助魔法は忘れられがちだが、今作の究極封印魔法「サイレス」は無茶苦茶強力なので購入を忘れずに。
白魔法の使い手というだけあって白魔法のパワーソースである精神の伸びが目立つ。それ以外は平均的。
コマンド | jp | 効果 |
---|---|---|
たたかう | 4 | 通常攻撃を行う |
まほう | 12 | 魔法を使用する |
にげる | 0 | 成功すれば戦闘から逃げ出せる。実行ターンは仲間全員が「逃げ腰」状態になる |
アイテム | 4 | アイテムを使用する。武器・盾の装備変更も可能 |
レベル7までの白魔法が使える。
序盤は「ワイトスレイヤー使い」に譲ったとしても、それ以降から終盤の上位互換ジョブである導士が登場するまではお世話になる。
Lv | 白魔法1 | 白魔法2 | 白魔法3 | 黒魔法1 | 黒魔法2 | 黒魔法3 | 白黒召喚 | 合体召喚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ケアル | ポイゾナ | サイトロ | |||||
2 | エアロ | トード | ミニマム | |||||
3 | ケアルラ | テレポ | ブライナ | |||||
4 | ライブラ | サイレス | コンフュ | |||||
5 | ケアルダ | レイズ | プロテス | |||||
6 | エアロガ | ストナ | ヘイスト | |||||
7 | ケアルガ | エスナ | リフレク |
時期 | 装備/備考 |
---|---|
祭壇の洞窟・封印の洞窟 | 革防具 |
火力のなさでイマイチ足を引っ張り気味。戦力が整っていない時期ゆえに、これは少々痛い欠点。 そのため回復は重要だが、時期的に「ワイトスレイヤー」を使いつぶすつもりで赤魔導士に役割を譲った方がいいかもしれない。 | |
山頂に続く道・トーザス~ネプトの神殿 | 燃える杖、ミスリルの腕輪 |
山登りまでは赤でも白でも好きな方を。こびとダンジョンでは黒3枚白1枚の布陣で。 白なら「燃える杖」を通常戦闘の主力に、ボス戦では「エアロ」を攻撃手段として使う。 | |
内海・オーエンの塔 | 魔導士の服 |
火力不足感は否めないが、それは赤でも同じのため、今後の事を考えても白を勧める。 無論、回復力は白のほうが優秀で、パーティの命綱たる役目を果たせる。 | |
外海・地底湖・炎の洞窟 | |
サラマンダーは冷気弱点だがレベルが低いとそもそも魔法が入らず。
その場合、サラマンダー戦直前で黒から白にスイッチし(MPはそのまま変わらず)、白2枚で回復しながら戦うのがベストである。
くれぐれも白2枚で使用するために「ケアルラ」を買っておくのを忘れないよう。 レベル4魔法の「コンフュ」「サイレス」が無茶苦茶強力。 | |
ハインの城・浮遊大陸脱出・水の洞窟 | 学者の帽子、学者の服 |
ハイン戦あたりまではいてもいいのだが、それ以降はいなくても特に問題はない。 特定のキャラを白で役割固定にしてしまうと体力の問題でHPが伸びにくいため、 強い剣も十分そろっていることから思い切って全員ナイトにしてHPを伸ばす機会を作ってみるのも手である。 | |
下水道~ゴールドルの館 | |
PTの安定維持には必須と言いたいところだが、混乱の状態異常がすべての予定をぶち壊してくれる。 そのため、「ハイポーション」を活用しつつ敵を速攻で倒して被害を抑えていくスタイルか、 それともそれでも白を入れて痛い目を見ながら長期戦を取るスタイルか決断を迫られる。 | |
サロニア~ダルグ大陸 | ゴーレムの杖、白のローブ、ルーンの腕輪 |
雷帝様の前では無力。地上部隊の残留は全滅フラグでしかないので素直に全員竜騎士に。 こびとダンジョンで風水士を使うつもりなら反動ダメージのケアに活躍。 | |
潜水・各水中ダンジョン・古代遺跡 | ダイヤの腕輪、守りの指輪 |
敵を速攻で倒して被害を抑えていくスタイルのほうが優位なのでわざわざ編成するほどではない点は変わっていないが、 回復よりも「コンフュ」「サイレス」と言った封印魔法がすこぶる刺さる。 ボス以外ならほとんどの敵に通用する点ではとにかく強いが使用回数に注意。 | |
山越え・暗黒の洞窟 | ダイヤの腕輪、守りの指輪 |
魔剣士が白が使えるため、暗黒剣が揃えられれば無理やり白魔は要らない。 「ハイポーション」もあるので回復にほとんど困ることがない。 | |
古代の民の迷宮・ドーガの洞窟・最後の戦い | リボン |
導師や賢者が登場するため、もはや出番はない。 |
Lv | 力 | 早 | 体 | 知 | 精 | M1 | M2 | M3 | M4 | M5 | M6 | M7 | M8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01 | 05 | 06 | 04 | 05 | 10 | 08 | 00 | 00 | 00 | 00 | 00 | 00 | 00 |
10 | 10 | 10 | 09 | 07 | 17 | 13 | 04 | 02 | 00 | 00 | 00 | 00 | 00 |
20 | 14 | 15 | 13 | 09 | 23 | 16 | 07 | 06 | 05 | 03 | 01 | 00 | 00 |
30 | 19 | 19 | 18 | 11 | 30 | 19 | 10 | 09 | 08 | 07 | 05 | 04 | 00 |
40 | 23 | 24 | 23 | 13 | 36 | 21 | 13 | 12 | 11 | 10 | 08 | 07 | 00 |
50 | 28 | 28 | 27 | 15 | 43 | 23 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 00 |
60 | 32 | 33 | 32 | 17 | 49 | 25 | 17 | 16 | 15 | 14 | 13 | 13 | 00 |
70 | 37 | 37 | 37 | 19 | 56 | 27 | 19 | 18 | 17 | 17 | 16 | 15 | 00 |
80 | 41 | 42 | 41 | 21 | 63 | 29 | 21 | 20 | 19 | 19 | 18 | 17 | 00 |
90 | 46 | 46 | 46 | 23 | 69 | 31 | 23 | 22 | 21 | 21 | 20 | 19 | 00 |
99 | 50 | 50 | 50 | 25 | 75 | 33 | 24 | 24 | 23 | 22 | 21 | 21 | 00 |
最初にも記したとおり、白魔法の使い手というだけあって白魔法のパワーソースである精神が高いが、それ以外が軒並み平均的。可もなく不可もなく。
それを補っても余りあるのが白魔法の使い勝手の高さ。
これだけ平均的でぱっとしないパラメータであるにも関わらず、物語全編を通してよく利用するジョブはそうはいない。
言い換えると、いろんなジョブを駆使して戦略を練る今作としては一番代えが利かないポジションなので、そこに問題点があるとも言える。
まあ、これについてはおそらく今後のシリーズでもおおむねそうなることだろう。
なお、本作での白魔の立場はそこまでよくない。
そもそも今作において白魔法の回復力はほぼ焼け石に水に近いところがあり、1回2回の回復量では到底完全回復には及ばない。
それが顕著なのは相手が全滅の雷帝様の場合であり、この戦いで白魔を入れること自体が死亡フラグでしかないほど立場が危うい。
そのため、地上世界編以降は体力の値的にもHPを増やすことを考えて全員ナイトまたは空手家にして速攻を取っていくスタイルのほうが有利である。
そして終盤になればもちろん導師や賢者が登場するため、白魔の使いどころは浮遊大陸までと考えてよい。