彩りの大地 Final Fantasy III

ぺぇじへっどらいん

しろまどうし(白魔導士)

利用可能時期
「風のクリスタル」より利用可能
利用可能レベル
レベル1から利用可能
主な使用期間
最初~浮遊大陸脱出前後
回復量・使用回数の問題で引退時期は早くても差し支えない。 そもそも今作の白魔法は火力が少ないため回復は「ハイポーション」でも足りる、 その分火力を増やすべく攻撃役を足したほうが被害が少ないのである。 一応「ゴーレムのつえ」を使うという手もあるのだが、 そうでもなければせいぜいドーガの館のこびとダンジョンが最後という感じになると思う(風水の反動ダメージ対策のため)。 但し、「ゴーレムのつえ」で石化させるには少なくとも2人(=2回)がかりとなり、 命中率の問題から前列に配置せざるを得なくなるため、そうなると被害がさらに増えるという課題が。。。

白魔法の使い手。その基本は回復魔法による味方への支援にある。 攻撃系の魔法もいくつかあるものの 自慢できるほど強いわけではない。

言うまでもなく、回復魔法だけはきちんとそろえるべき。
補助系は地味に強力な「サイレス」や「コンフュ」と中盤~終盤の切り札である「ヘイスト」が重要。
特に状態異常系の補助魔法は忘れられがちだが、今作の究極封印魔法「サイレス」は無茶苦茶強力なので購入を忘れずに。

白魔法の使い手というだけあって白魔法のパワーソースである精神の伸びが目立つ。それ以外は平均的。

コマンドjp効果
たたかう4通常攻撃を行う
まほう12魔法を使用する
にげる0成功すれば戦闘から逃げ出せる。実行ターンは仲間全員が「逃げ腰」状態になる
アイテム4アイテムを使用する。武器・盾の装備変更も可能

レベル7までの白魔法が使える。 序盤は「ワイトスレイヤー使い」に譲ったとしても、それ以降から終盤の上位互換ジョブである導士が登場するまではお世話になる。

Lv 白魔法1白魔法2白魔法3 黒魔法1黒魔法2黒魔法3 白黒召喚合体召喚
1 ケアルポイゾナサイトロ                      
2 エアロトードミニマム                      
3 ケアルラテレポブライナ                      
4 ライブラサイレスコンフュ                      
5 ケアルダレイズプロテス                      
6 エアロガストナヘイスト                      
7 ケアルガエスナリフレク                      

時期装備/備考
祭壇の洞窟・封印の洞窟 革防具
火力のなさでイマイチ足を引っ張り気味。戦力が整っていない時期ゆえに、これは少々痛い欠点。 そのため回復は重要だが、時期的に「ワイトスレイヤー」を使いつぶすつもりで赤魔導士に役割を譲った方がいいかもしれない。
山頂に続く道・トーザス~ネプトの神殿 燃える杖、ミスリルの腕輪
山登りまでは赤でも白でも好きな方を。こびとダンジョンでは黒3枚白1枚の布陣で。 白なら「燃える杖」を通常戦闘の主力に、ボス戦では「エアロ」を攻撃手段として使う。
内海・オーエンの塔 魔導士の服
火力不足感は否めないが、それは赤でも同じのため、今後の事を考えても白を勧める。 無論、回復力は白のほうが優秀で、パーティの命綱たる役目を果たせる。
外海・地底湖・炎の洞窟  
サラマンダーは冷気弱点だがレベルが低いとそもそも魔法が入らず。 その場合、サラマンダー戦直前で黒から白にスイッチし(MPはそのまま変わらず)、白2枚で回復しながら戦うのがベストである。 くれぐれも白2枚で使用するために「ケアルラ」を買っておくのを忘れないよう。
レベル4魔法の「コンフュ」「サイレス」が無茶苦茶強力。
ハインの城・浮遊大陸脱出・水の洞窟 学者の帽子、学者の服
ハイン戦あたりまではいてもいいのだが、それ以降はいなくても特に問題はない。 特定のキャラを白で役割固定にしてしまうと体力の問題でHPが伸びにくいため、 強い剣も十分そろっていることから思い切って全員ナイトにしてHPを伸ばす機会を作ってみるのも手である。
下水道~ゴールドルの館  
PTの安定維持には必須と言いたいところだが、混乱の状態異常がすべての予定をぶち壊してくれる。 そのため、「ハイポーション」を活用しつつ敵を速攻で倒して被害を抑えていくスタイルか、 それともそれでも白を入れて痛い目を見ながら長期戦を取るスタイルか決断を迫られる。
サロニア~ダルグ大陸 ゴーレムの杖、白のローブ、ルーンの腕輪
雷帝様の前では無力。地上部隊の残留は全滅フラグでしかないので素直に全員竜騎士に。 こびとダンジョンで風水士を使うつもりなら反動ダメージのケアに活躍。
潜水・各水中ダンジョン・古代遺跡 ダイヤの腕輪、守りの指輪
敵を速攻で倒して被害を抑えていくスタイルのほうが優位なのでわざわざ編成するほどではない点は変わっていないが、 回復よりも「コンフュ」「サイレス」と言った封印魔法がすこぶる刺さる。 ボス以外ならほとんどの敵に通用する点ではとにかく強いが使用回数に注意。
山越え・暗黒の洞窟 ダイヤの腕輪、守りの指輪
魔剣士が白が使えるため、暗黒剣が揃えられれば無理やり白魔は要らない。 「ハイポーション」もあるので回復にほとんど困ることがない。
古代の民の迷宮・ドーガの洞窟・最後の戦い リボン
導師や賢者が登場するため、もはや出番はない。

Lv M1M2M3M4M5M6M7M8
010506040510 0800000000000000
101010090717 1304020000000000
201415130923 1607060503010000
301919181130 1910090807050400
402324231336 2113121110080700
502828271543 2315141312111000
603233321749 2517161514131300
703737371956 2719181717161500
804142412163 2921201919181700
904646462369 3123222121201900
995050502575 3324242322212100

最初にも記したとおり、白魔法の使い手というだけあって白魔法のパワーソースである精神が高いが、それ以外が軒並み平均的。可もなく不可もなく。
それを補っても余りあるのが白魔法の使い勝手の高さ。 これだけ平均的でぱっとしないパラメータであるにも関わらず、物語全編を通してよく利用するジョブはそうはいない。
言い換えると、いろんなジョブを駆使して戦略を練る今作としては一番代えが利かないポジションなので、そこに問題点があるとも言える。 まあ、これについてはおそらく今後のシリーズでもおおむねそうなることだろう。

なお、本作での白魔の立場はそこまでよくない。 そもそも今作において白魔法の回復力はほぼ焼け石に水に近いところがあり、1回2回の回復量では到底完全回復には及ばない。 それが顕著なのは相手が全滅の雷帝様の場合であり、この戦いで白魔を入れること自体が死亡フラグでしかないほど立場が危うい。 そのため、地上世界編以降は体力の値的にもHPを増やすことを考えて全員ナイトまたは空手家にして速攻を取っていくスタイルのほうが有利である。
そして終盤になればもちろん導師や賢者が登場するため、白魔の使いどころは浮遊大陸までと考えてよい。