彩りの大地 Final Fantasy III

利用可能時期

「風のクリスタル」より利用可能

熟練度99アイテム

カード：レッドカード

装備品：クリムゾンベスト

装備可能な品

短剣・剣・杖・弓・一部の重装備・魔導士防具

白魔法と黒魔法の両方が使えて、剣が使える文武両道な幅広ジョブ。

オリジナル版に比べて大幅に強化されたジョブの一つ。
オリジナル版とは違って、「ワイトスレイヤー」の活躍場を「すっぴん」に持っていかれた。 その名残なのか、「ワイトスレイヤー」だけ装備ジョブが「すっぴん」とこのジョブぐらいに限定されている。 一方の「ティルヴィング」は普通の剣になったが、そもそも武器自体に大幅な仕様変更がなされている。

その武器の大幅な仕様変更によって優遇されたのがこのジョブだったりもする。 なんと、今回は通常剣も装備可能になり、通常攻撃での火力が大幅にパワーアップした。 中盤戦のキーアイテム的な「ディフェンダー」が装備でき、 終盤はエウレカにある「エクスカリバー」まで装備できるため、その強化ぶりは著しい。

魔法は新たにレベル5まで使用可能に。 使用回数はともかく、「レイズ」や「ケアルダ」が使用できるようになったのは大きい。 特に、オリジナル版よりも魔法の威力が強めになりHPが伸びにくくなったという仕様変更によって、 「ケアルダ」の回復量が十分保証されるレベルだということが大きい。 もちろん、「ブリザガ」「サンダガ」での攻撃もそれなりに強い。

装備できる防具の幅も広い。 戦士系の装備が増え、以前よりも性能も上がっているため物理攻撃に対して強くなった。 もちろん、依然として魔導士系の装備によって魔法にも強い。
さらに、盾装備ができる、種類が増えたということでさらなる耐性を得ることも可能。 それによって、両手に盾を持って、安全性が確保された魔導士として活躍させることもできる。

レベル5までの白・黒魔法が使える。
流石に使用回数は白・黒魔導士よりも控えめだけど、序盤のこびとダンジョンを攻略する段階なら レベル2・3が使用可能になるレベルが一緒なので、さほど問題はない。 まあ、黒魔法を使わせるのであれば黒魔導士のほうがいいのだが……。
それより、装備が増えたという特典を活かして、それ以降に活躍場を置くべき。
後半は戦士系としてみても「ケアルダ」「レイズ」が使えるのが大きい。 壁・アシスト役としては平均的なところにポジションをおく。
魔導士系故に熟練度はたまりにくいほうだけど、魔導士系にしては若干多めにたまる。

能力値は平均的。 「すっぴん」と同じように、レベル99の値に「アルテマウェポン」「エクスカリバー」「クリムゾンベスト」「まもりのゆびわ」の補正を加えると84・84・95・95・95という強バランスな能力値に仕上がる。 全能力値大幅補正は(専用装備のために)能力平均ジョブだけの特権ということらしい。
魔法の使用回数はやや少なめ。 もとより堅い装備ができるため、回復魔法の使用頻度は少なめという設定なんだろう。 昔と同じく、移動中のポーション代わりに「ケアル」でも。 そのため、回復メインの役割が欲しい場合は赤よりも白や導士のほうがいい。
こちらはむしろ、あくまで汎用的に扱うジョブということで、打撃も交えて使用することを検討するべきだ。 それこそ、両手に盾を持って棒を使い続ける頑丈な魔導士としての運用もありだが。
いずれにせよ、オリジナル版の「序盤のワイトスレイヤー使い」で「中途半端の代名詞」というお荷物ぶりは見る影もない。 リメイクされてここまで使い勝手が広がるジョブもそうそういないことだろう……と言いながら心当たりが1件2件。