彩りの大地 Final Fantasy Tactics

ぺぇじへっどらいん

白魔導士 -Priest

精霊の力をかりて聖なる力をあやつる戦士。
主に回復・補助魔法である『白魔法』を使う。

このジョブへのチェンジ条件(数値はそのジョブのJ.Lv)
アイテム士2

このジョブがチェンジの条件になっているジョブ(数値はこのジョブのJ.Lv)
陰陽士3、算術士5

装備:杖、軽装備、ローブ
移動:3、跳躍:3、物理回避率:5

補正値は計算上、値が高いほうがよい。
成長値は計算上、値が低いほうがよい。

能力値HPMPスピ物攻魔攻
補正値8012011090110
成長値10101005050

アクションアビリティ:白魔法
種類:魔法 「魔法攻撃アップ」「魔法詠唱短縮」有効

魔法系アクションアビリティの効果値・命中率は一部を除き、すべて共通
ダメージ・回復量(D)=魔法の固有のPower値(M)*MA*Fa%*相Fa%
命中率(C)=(魔法の固有Power値(S)+MA)*Fa%*相Fa%

ダメージ・回復の場合はダメージ・回復量(D)の式を採用、以下には定数 M への代入値を記載
命中率の場合は「命中率(C)」の式を採用、以下には定数 S への代入値を記載

アビリティMPCast射程範囲効果Jp
ケアル62542/1HP回復:M=14 アンデッドにはダメージ 絶対命中50
ケアルラ102042/1HP回復:M=20 アンデッドにはダメージ 絶対命中180
ケアルガ161542/2HP回復:M=30 アンデッドにはダメージ 絶対命中450
ケアルジャ201042/3HP回復:M=40 アンデッドにはダメージ 絶対命中800
レイズ102541戦闘不能を解消:HP回復:相最大HP*50%
アンデッドにはダメージ 命中率:S=180
200
アレイズ201041戦闘不能を解消:HP回復:相最大HP*100%
アンデッドにはダメージ 命中率:S=160
600
リレイズ161531リレイズの付加効果 命中率:S=1401,000
リジェネ82532/0リジェネの付加効果 命中率:S=170350
プロテス63432/0プロテスの付加効果 命中率:S=20070
プロテジャ242032/3プロテスの付加効果 命中率:S=120600
シェル63432/0シェルの付加効果 命中率:S=20070
シェルジャ202032/3シェルの付加効果 命中率:S=120600
ウォール242531プロテス・シェルの付加効果 命中率:S=140400
エスナ183432/2石化・暗闇・混乱・沈黙・バーサク・カエル・毒・睡眠・ドンムーブ・ドンアクトを解消 命中率:S=190300
ホーリー561751ダメージ:M=50 聖の属性攻撃 絶対命中・回避無視600

アビリティ種類効果Jp
リジェネーターリアクションHPダメージを受けるとBr%の確率で「リジェネ」400
魔法防御アップサポート魔法攻撃の威力を2/3にカット400

このジョブでレベルを上げたい度:中
魔導士系ジョブとしては補正値も成長値も平均的な能力を持つ。 戦士系と比較すると流石に物理攻撃力は物足りないけれども、 それでも平均以下ではないためまだマシな部類というより、 魔導士にしては補正値も成長値も高い方という特徴があるにはあるのだけれども、 武器の杖が魔法攻撃力依存というジレンマを抱えてしまっている。 物理攻撃力を生かすのなら素手だけど、杖の場合も含めてそもそも接近攻撃をするかどうか次第である。
さらには魔導士系ジョブの中ではスピードが高いという特徴もあり、 案外「投げる」で攻撃するという選択肢も現実味を帯びてくる。 もっとも、スピードはジョブ全体を比較しても一部を除いてそこまで大きな差がないパラメータであるため、 「投げる」は基本的にどのジョブでもマジメに使えるアビリティなのだが。

アビリティコメント、使い道など
魔法全般 最終的には「算術」目的で使用することになるのが魔法系アビリティの宿命。
「算術」でのメリットはいろいろありマップ全体が対象という点に圧倒されるが、 やはり何をおいてもまずはネックになっていたキャストタイムの問題を解消することができるのが大きい。
とにかく、まずは「算術」で使用可能な魔法の中でどれを覚えるという選択になるため、対応していないジャ魔法は必然的に候補から外される運命にある。
また、魔法系アビリティの効果は使い手と相手のFaithにも大きく依存するため、 仲間をフォローするアビリティの多い白魔法の場合は効果の具合はパーティ編成にも大きく影響することには注意したい。
ケアル 白魔法による基本的な回復手段。
今作では魔法にはキャストタイムがあり高位の魔法ほどチャージが必要になるため、 スピードの早いこの魔法はとても使いやすい回復手段となる。
Jpも少ないので最初に覚えておいて損はない。
ケアルラ・ケアルガ 回復量こそ初級魔法よりも多いがその分キャストタイムが必要。
中級魔法程度ならまだ早い方と言えるが、今作の性質的にMAを高めて初級魔法を使ったほうが効率的である。
中級魔法以上を使うのであればもっぱら「算術」用となるが、その場合は上級魔法である。
もっとも、上級魔法を覚える余裕がない場合は中級魔法でも十分のため、そちらも腐りにくい。
ケアルジャ 回復量は大きく範囲も広いのが特徴だが「算術」には対応しておらず、 そもそものキャストタイムも長いので覚えたところでほぼ使われない。
ジャ魔法はMasterとか拘りとか、そういうものでもなければ覚える必要はない。
レイズ 「フェニックスの尾」と比べてキャストタイムと成功率の面でネックになりがちのため、白魔法で使われることはほとんどない。 それこそFaithや相性に大きく依存し、状況にもよるが最悪成功率が50%を切るなどザラで、とにかく不安定と信頼性が低いのが問題。
成功率は別にしても、「算術」での出番はそれなりに多いので、余裕があったら覚えてもいいかもしれない。
アレイズ こちらも「算術」御用達。 僅かだが「レイズ」よりも成功率が下がっているのでその分には注意が必要。
アンデッド浄化魔法としての用途も多い。
リレイズ 使いそうで使われない魔法。 主に今作の「リレイズ」の仕様が少々特殊なせいである。
キャストタイムと成功率があるため、使うにしてもキャストタイムを気にしなくてよい「算術」での出番だろう。
リジェネ 徐々に回復するぐらいなら「ケアル」でまとまった量回復するほうがいいに決まっているという可能性も無きにしも非ずな魔法。
キャストタイムと成功率もあるので、確実に量を回復できる手段が求められるとも言えるところ。
言い換えれば、アクティブターンをどう費やすかに依るということである。
プロテス・シェル とりあえず使っておけばという魔法。
ただし、効果範囲の観点から使えるのはほぼ開幕ぐらいか。 それ以上はここぞというところでかけなおす程度だが、やっぱり成功率が関係するので注意が必要。 Jpも少ないので最初に覚えおく程度の魔法でもある。

「プロテス」のほうは序盤のブレイク回避のための保険とWiiの剣技ダメージ軽減用途に出番がある。
「シェル」は序盤の黒魔法ダメージがえげつないのでその保険用に。
プロテジャ・シェルジャ 「算術」には対応しておらず、キャストタイムも長いジャ魔法なので出番はない。ジャ魔法とはそういうものだ。
ウォール プロテス・シェルの両方の効果だが、それらと違って単体用・Jp多め・MP消費も多い・なにより成功率が控えめという点がネックとなる。 使う場合はほとんどの場合「算術」であるが、そこまでして使う効果でもない。
エスナ 珍しく、今作ではシリーズ中でも需要がほとんどない魔法。
キャストタイムがあるので時間経過で治る状態異常の場合は放置で治しがちであり、 それ以外の状態異常も他に解除手段がある場合はそちらを採用されることが多いからだ。
ただし、状態異常をリセットする魔法としては便利な部類であるため、「算術」ならたまに出番はあるかも。
それに、魔法の中ではキャストタイムが短いので白魔法での出番ももしかしたらあるかもしれない。
ホーリー 攻撃魔法なのに、どういうわけか白魔法では優先的に覚えておくべき魔法である。
MPの都合ではじめの頃は使いづらいがそのうち出番が回ってくる。
「算術」で使える魔法の中では最大威力を発揮する魔法故に、 「算術」を使い始めると攻撃と言えばもっぱらこれがメインになる。
詳細は黒魔導士の「フレア」の項目にて。「フレア」が不憫すぎる。。。
リジェネーター 魔法と違って成功率が関係しないのがポイントだが、やっぱり石をぶつけるなどが必要になりがち。 HPが少なくなってからだと手遅れ感も強くなる。
魔法防御アップ 魔法のダメージを1/3減らすというが、状態異常の成功率系の魔法の成功率も1/3にする効果が強い。
「シェル」も同じ効果で、重複させるとさらに効果が高まるため、魔法が主体の相手には強いが、 今作ではそこまで必要なケースも案外珍しい。

Master.Jp:7,070
魔導士系は全体的にMaster.Jpが多いので、マスターするのがなかなか大変。

「算術」(Arith)の可否、「リフレク」反射(Ref)の可否、ラーニング(Learn)の可否および確率と詠唱については以下。

アビリティArithRefLearn詠唱
ケアル 清らかなる生命の風よ 失いし力とならん! ケアル!
ケアルラ 清らかなる生命の風よ、天空に舞い 邪悪なる傷を癒せ! ケアルラ!
ケアルガ 空の下なる我が手に、祝福の風の 恵みあらん! ケアルガ!
ケアルジャ  40%波動に揺れる大気、その風の腕で 傷つける命を癒せ! ケアルジャ!
レイズ 生命をもたらしたる精霊よ 今一度我等がもとに! レイズ!
アレイズ 生命を司る精霊よ、失われゆく魂に、今一度命を与えたまえ! アレイズ!
リレイズ 大気に満ち、木々を揺らす波動 生命の躍動を刻め! リレイズ!
リジェネ 森羅万象の生命を宿すものたち 命分かち、共に在らん! リジェネ!
プロテス たゆとう光よ、見えざる鎧となりて 小さき命を守れ… プロテス!
プロテジャ  10%大気に散る光よ、その力解き放ち 堅牢なる鎧となれ! プロテジャ!
シェル 沈黙の光よ、音の波動のもたらす 邪悪な影から守りたまえ! シェル!
シェルジャ  10%揺らぎ無き光よ、魔力の咆哮から 我らを守りたまえ! シェルジャ!
ウォール 大地に眠る古の光、眠れるその力を 地上にもたらせ! ウォール!
エスナ 天駆ける風、力の根源へと我を導き そを与えたまえ! エスナ!
ホーリー 汚れ無き天空の光よ、血にまみれし 不浄を照らし出せ! ホーリー!

ラベル:筐体性能も覚えるアビリティも無難に扱えるジョブ。
魔導士系ではスピードの補正が最も高いので、スピードの多い魔法系ジョブとして起用するのであれば最終ジョブとして十分活躍してくれる。
魔法攻撃力重視なら「黒魔導士」だがスピードではこちらの方が優位なため、選択肢の一つとして起用できる。
能力的な得手不得手はあるにせよ、運用については「黒魔導士」とほぼ同じように考えてよいだろう。
特に女白魔導士は何気に人気。 魔導士系では有用性のある成長値と、需要的にはまりそうなスピードの多い魔法系ジョブという地位を確立しているため、 単なる愛着では済まされない良スペックなジョブと言える。