攻撃魔法の使い手としてお馴染みの、「黒魔法」を使用するジョブ。
Final Fantasy Vでは「属性魔法強化」能力を持つ武器がよく登場し、
その効果を劇的に高めたり、また、利用する場面がわかりやすく、
使いこなせば非常に大きなダメージを与えることも可能なので、
その利用価値は高い。
序盤戦の中クラス魔法の火力が凄まじく、第1世界の間は特にお世話になる。
レベル2以下はそこまで出番は多くなく、ほとんど「魔法剣」の材料として利用される。
第2世界突入後などでは中クラス魔法の火力はちょっと厳しいとはいえ、
適切に属性強化の効果を与えつつ弱点を突いて使用すれば、そこまで悪い使い勝手ではない。
言ってもほかにも攻撃手段が充実しているので何とも言い難いところだが。
第2世界突入後は主に「バイオ」の出番だがアンデッド等には逆効果などクセが強いのが欠点。
面倒なことに飛竜の谷という場所に2種の大型アンデッドと遭遇するし、
上クラス魔法登場までにも何種類か毒吸収モンスターが。
そして、終盤戦に突入するあたりで上クラス魔法が登場し、一気に戦力がパワーアップする。
相変わらず属性強化の恩恵が強いため、終盤戦でもうまく使いこなせば大ダメージを与えることができる。
また、Final Fantasy Vの「フレア」は魔法防御を無視する。
属性がない点については重宝するが、単体がけ固定であることと、
無属性ゆえに属性強化が利かない点があるため、必ずしもいいとは限らない。
J.Lv | アビリティ | 効果 | ABP | 累積 |
---|---|---|---|---|
1 | !くろまほうL1 | レベル1までの黒魔法が使用可能になる。魔力+16 | 10 | 10 |
2 | !くろまほうL2 | レベル2までの黒魔法が使用可能になる。魔力+19 | 20 | 30 |
3 | !くろまほうL3 | レベル3までの黒魔法が使用可能になる。魔力+22 | 30 | 60 |
4 | !くろまほうL4 | レベル4までの黒魔法が使用可能になる。魔力+25 | 50 | 110 |
5 | !くろまほうL5 | レベル5までの黒魔法が使用可能になる。魔力+28 | 70 | 180 |
6 | !くろまほうL6 | レベル6までの黒魔法が使用可能になる。魔力+31 | 100 | 280 |
7 | MP30%アップ | 最大MPが30%上昇する | 450 | 730 |
ジョブ・アビリティ | 力 | 早 | 体 | 魔 |
---|---|---|---|---|
くろまどうし | -9 | -2 | +31 | |
!くろまほうL1 | +16 | |||
!くろまほうL2 | +19 | |||
!くろまほうL3 | +22 | |||
!くろまほうL4 | +25 | |||
!くろまほうL5 | +28 | |||
!くろまほうL6 | +31 |
FF5では魔法系のアビリティをセットすることで魔力が補正され、
しかもその魔力の値を元にMPも適切な量へと補正される。
もちろん、「!黒魔法L~」よりも補正量が多いジョブやアビリティの場合は魔力がプラスされることはないが、
逆に、それだけ大きい魔力で「!黒魔法」を行使してくれるため、
他の魔導士系ジョブにセットしても使い勝手は高い。
「!くろまほうL6」は魔力の補正の値が非常に高く、魔力強化にはちょうどいい。
終盤は各属性強化(「ウィザードロッド」が主)の各上クラス魔法の火力が猛威を振るう。
「フレア」よりも僅かに燃費がよく、全体化も可能といいことづくめ。
相性 | 備考 | |
---|---|---|
両手持ち | × | 両手持ちできる武器が扱えない |
二刀流 | × | 二刀流で扱いたいほどの武器がない |
格闘・○○装備系 | ○ | 殴りの火力を担保したければ戦士系の武器を持たせるのもあり |
各種魔法アビリティ | ○ | 攻撃手段は申し分ないので白魔法がオススメ、次点で召喚など |
竜剣 | ○ | 魔力が多いのでそれなりに有用 |
ためる | × | 火力は低いのでイマイチ |
魔法剣 | × | 「魔法剣ブレイク」などを使いたい場合に使う程度 |
属性強化装備 | ○ | エアナイフも大地の衣も装備できるのでシルドラとタイタンがパワーアップする他、お得意の黒魔法の火力を強くする三属性ロッドの存在こそがこのジョブの価値をさらに高めている、最終はウィザードロッドが鉄板だろう |
ウィザードロッド | 複数の属性がパワーアップする旨が明記されている武器。簡単に言えば水聖以外の属性がパワーアップする。 非常に有用で装備者も大体いるため、「賢者の杖」と並んで最初に封印を解いてもいいレベルのアイテム。 | |
!投げる | 術投げの威力をそこ上げするのなら忍者に魔法アビリティをつけるか魔力の高いジョブにこれをセットするかになるうちの後者にあたる手法。 元々攻撃魔法主体の黒魔導士ゆえに有用度はそれなりだが、中だるみ気味の中盤戦の火力を維持するうえではそれなりに有用。 なお、術攻撃は全体固定威力のため、敵が複数の場合は「ファイガ」「サンダガ」を全体化するよりも「火遁の術」「雷迅の術」を投げたほうが強い。 |