シリーズ初登場の、敵の技を覚えて実行する「青魔法」を使用するジョブ。
他にはない効果目白押しで、うまく使いこなせば絶対的に戦闘が有利になること間違いなし。
武器は戦士系と同じく、軽装備に盾、そして剣が扱えるのだが――
「!青魔法」の利用方法によって大きく使い方が分かれるジョブ。
序盤や中盤はあまり使い勝手がよくないことのほうが多い(それでも使える場面はある)が、
終盤などは魔法が充実してくる中、こちらも使いやすい魔法が大体決まってくる。
「青魔導士」自体はマスターABPも低くすぐにマスターできるのだが、
そもそもこのジョブ自体はそんなに強いジョブでもない。
そういったことから恐らく「!青魔法」は他のジョブにセットして利用することのほうが多いかと思われる。
特にABP100で魔力+23を得られることを考えれば何とも破格な性能。
ただ、ジョブ特性「ラーニング」だけは少々捨てがたいところ。
ある意味このためだけにあるジョブと言ってもいいかもしれない。
J.Lv | アビリティ | 効果 | ABP | 累積 |
---|---|---|---|---|
1 | !しらべる | 相手の現在/最大HPを見る | 10 | 10 |
2 | ラーニング | 敵から受けた青魔法を修得する。ただし、受けても効果がなかったり(=ミスした。レベル魔法ならレベルが合わないのも同じ)、受けても戦闘に勝利しなかったら修得できない。 | 20 | 30 |
3 | !あおまほう | 青魔法が使用可能になる。魔力+23 | 70 | 100 |
4 | !みやぶる | 相手の現在/最大HPと状態、属性の弱点を見る | 250 | 350 |
ジョブ・アビリティ | 力 | 早 | 体 | 魔 |
---|---|---|---|---|
あおまどうし | -8 | +1 | +3 | +23 |
!あおまほう | +23 |
FF5では魔法系のアビリティをセットすることで魔力が補正され、
しかもその魔力の値を元にMPも適切な量へと補正される。
もちろん、「!青魔法」よりも補正量が多いジョブやアビリティの場合は魔力がプラスされることはない。
見ての通り、「!青魔法」は他の魔法系アビリティと違って初期状態で最終形態のため、ABP100と早期に高魔力の担保が可能と、
とにかく一緒にセットしているアビリティに魔力補正がないのに拘わらず魔力を要求する場合には非常に有用なアビリティと言える。
中でも、一時期ホットワードとして評判になった組み合わせは忍者(の「!投げる」のため)に青魔法だろうか。
たったABP100をこのジョブに入れるだけで結果的に術投げの火力が劇的にパワーアップするセッティングが楽しめるため、確かに理にかなった組み合わせである。
青魔導士は剣が装備できるジョブだが、見ての通り力自体はマイナス補正であるため、
攻撃力が高い武器だからと言って火力が高いというわけでもない。
これにテコ入れするのなら「両手持ち」をつけるべきだろう。
が、魔導士系でも珍しく盾装備ができるのにそれを外さざるを得ないというなんたる皮肉。
それに、むしろ肉弾戦に特化するのなら剣など置いて素手(格闘)で戦った方がいいというのが実際のところである。
剣+盾+「格闘」でもいいのだが。
一応、魔導士系に分類されることが幸いしてロッド装備ができるため、属性強化が図れるのがウリ。
但し、赤魔導士と違って杖が使えないので地味なところで悩みがちに。特に序盤の「癒しの杖」など。
相性 | 備考 | |
---|---|---|
両手持ち | ○ | 剣類は基本的に両手持ち可で力の低さを補えるので相性は良い |
二刀流 | △ | 剣類が装備できるので攻撃力はまずまずだが肝心の力が低いのでイマイチ |
格闘・○○装備系 | ○ | 力の低さが足かせになってそのまま剣で殴らせるのはイマイチ、殴り重視なら格闘や○○装備で力補正と共に別の武器を持たせるか両手持ちを利用するかになる |
各種魔法アビリティ | ○ | 属性強化ロッドが扱えるので黒魔法も召喚も軒並み強化する |
竜剣 | ○ | 魔力が多いのでそれなりに有用 |
ためる | × | 火力は低いのでイマイチ |
魔法剣 | △ | 火力はそこまででもないが剣も使えて力補正もかかるので悪くはない、ただ結局中途半端になりがちなので特別な事情がなければ無理に使うこともない |
属性強化装備 | ○ | ロッド・大地の衣・エアナイフ共に装備可能だが自前の魔法で強化を図れるものはそこまで有用なものはない(せいぜい「エアロガ」で利用するかどうか程度)ため一緒にセットする魔法アビリティになりがち |
!白黒魔 | 別途散々こき下ろしている白黒魔だが、もともと魔力の補正が高いジョブにセットするということなら話は変わってくる。 記載の通り、魔力が高いのに使い勝手が割と特殊な魔法が多いため、白も黒も同時に使えるのならまさに願ってもない能力と言えるのである。 とはいえ、言っても中クラス魔法までしか使えないので短い天下だが。 | |
!投げる | 術投げの威力をそこ上げするのなら忍者に魔法アビリティをつけるか魔力の高いジョブにこれをセットするかになるうちの後者にあたる手法。 中盤なら黒魔法とほぼ同じぐらいの有用度を誇り、終盤でも全体固定威力でコストも安いので使い勝手はよい。 | |
!操る | 青魔導士本人につけるかどうかは別だが、「ラーニング」のお供に使える。 中にはここまでしないと覚えられないものもある。 「!操る」のお供には「ヒュプノクラウン」も。 |