彩りの大地 Final Fantasy IV

ぺぇじへっどらいん

ギルバート(王族)

キャラ使用時期
ダムシアン城~ファブールから船出するまで
追加要素版ではさらに巨人のダンジョン(攻略後)~最終
主に装備可能な品
短剣・竪琴・弓矢・軽装備・腕輪

うたう
敵単体に「沈黙」「混乱」「眠り」「かえる」のいずれかの状態異常を引き起こす効果のある4種類の歌の中からランダムで実行する。 ただし、「かえる」は自身が「かえる」状態の時にのみ実行でき、必ず発動する。
ねっしょう
追加要素版で登場、「ハーモニーリング」装備中に「うたう」の代わりに実行可能。 味方全体に「プロテス」「シェル」の効果を与える。
くすり
手持ちの「ポーション」を味方全体に使用する。 「ポーション」がない場合は不発。
かくれる/あらわれる
隠れると何も出来ないけど、あらゆる効果のターゲットにはならない。 隠れ中はコマンド「あらわれる」のみ実行可能となり、戦線に復帰する。
かくれる(自動発動)
瀕死になると自動的に隠れる。

瀕死になると勝手に隠れるのでなんともたちが悪い面倒なキャラ。 魔法が使えないと言う点でほとんど戦士系の役割にしかならないハズなのに、 肝心の火力が大してよくなく、何かと性能が悪いというキャラ。
しかし、その実態は初期レベルが5という低さ加減が招いているものであり、 多少なりともレベル上げをしてから挑めばそれほど悪い戦力ではないことが挙げられる。 無論、そうなるまではなんとも億劫。 一部ではヘタレ呼ばわりされているこのキャラだが、正直、弁明の余地はないだろう。
とはいえ、パーティメンバーとしての活躍期間が全キャラ中でもかなり短いほうのキャラなので、 そんなに意気込んで活躍させることもないだろうか。

追加要素版では活躍場が増え、 持ち前の能力が幸いしたのか、一時キャラかつ戦士系としては珍しく魔法に強いキャラとして起用されるに到る。 さらには対種族特攻効果のある武器が優れすぎている点も彼の強みの一つとも言える状態にある。
注意したいのが「ねっしょう」の効果、一見するとなんとなくよさそうに見えるのだが、 この作品の「プロテス」も「シェル」もイマイチ効果感がつかめないほど性能が良くないので (そもそも後発シリーズと違って防御力が数ポイント上がるだけの効果のため)、 ないよりマシ程度だと受け止めておくべきだろうか。

Lv HP上昇値HP合計値 MP上昇値MP合計値
lowerupperlowerupper lowerupperlowerupper
初期(5)   6060   00
6~10 1011110115 0000
11~19 1516245259 0000
20~29 2022445479 0000
30~39 2528695759 0000
40~49 30339951089 0000
50~50 353910301128 0000
51~60 809018302028 0000
61~99 889952625889 0000
Lv   RD
569277 A-1-1-1-1-1
10812499 B-1-1-1-1-1
20141781212 C-1+0-1-1-1
302122121515 D-1+0-1-1-1
402927161919 E+1+1+0+1+1
503832202222 F+0+2+2+2+0
604037232424 G+3+3+0+0+3
704241262828 H+4+0+4+4+4

※ピクセルリマスター版では「-1」のところは「0」に置き換える。つまり能力ダウンがなくなった。

どうしても地味な印象しか残らない能力値のキャラ。 しかし、途中参加組の戦士系キャラにしては知・精が多いので魔法に強いという点が挙げられる。 特筆すべき点としてはそんなところぐらいのものだが、 出番が少ないし、その数少ない出番の時期も魔法攻撃云々という話にはならないため、ただ持ち腐れているだけ。 つまり、打たれ弱さと武器の弱さと肉弾系能力の低さからただひたすら弱いという話にしかならないのが彼の特徴である。

と、それは追加要素版以外での話。 追加要素版では活躍場が増えたことで一転して大活躍の予感。 特に対種族特攻武器に恵まれており、弓矢が使えるのはもちろんのこと、 再加入時期に登場する特攻武器はなんとまさかのドラゴン特攻。 そして最終はまさかの全種族特攻というとんでも兵器が使用可能。 それをズバリいうと種族を持たない敵に対してはイマイチとも言えるのだが。。。特にラスボスや裏ボスとか。。。

能力の伸び率がイマイチなのは仕方がないが、それでも再加入時はレベルも高いため、 そこまで見劣りするような要素がないだろう、まさに大器晩成型なキャラである。
ただし、HPの伸び方はリディアとどっこいどっこい。 どれだけ吟味しても6000を超えることはないため、必要ならリンゴドーピングを余儀なくされる。

吟味パターンはF・G・Hで決定。 見ての通り、Hパターンがとても数値が多く、リディアを抜いてのナンバーワンスペックのキャラである。 裏を返せばレベル70時点での能力が控えめなんだからこれぐらいないと困るのだが。

計算上は能力値の端数は切り捨てるため、実用的な上限値は次の通り。

◆力
攻撃回数=[力/8]+[早/16]+1
通常攻撃力=[Lv/4]+[力/4]+武器攻撃力
エッジ二刀流攻撃力={[Lv/4]+[力/4]}*2+両方の武器攻撃力
ヤン攻撃力=(Lv+1)*2+[力/4]
弓矢攻撃力=[力/4]+[弓攻撃力/2]+矢攻撃力-[3+弓攻撃力/10]*(矢を利き手装備時は0、それ以外は1)
エッジ一刀流または両手素手攻撃力=通常攻撃力に準拠(盾装備時は攻撃力0の武器を装備した二刀流扱い)
弓・矢単独装備時攻撃力=武器攻撃力を1とする通常攻撃力に準拠
見ての通り、4分の1で計算されるのでムダを省くには4の倍数で。つまり上限は96。

◆早
攻撃回数=[力/8]+[早/16]+1
防御回数=[早/8]+[Lv/16]*(盾装備時は1、それ以外は0)
魔法防御回数=[早/32]+[(知+精)/32]
関わるステータスが多いこともあって重要。
見ての通り、8分の1で計算されるのでムダを省くには8の倍数で。つまり上限は96。
だが、ATBである本作では重要なパラメータとなるため、なるべく99が望ましい。
※セシルの早とATB速度についてはここでは触れないこととする。

◆体
防御力=[体/2]+防具防御力
打って変わって関わる値が少ない。
見ての通り、2分の1で計算されるのでムダを省くには2の倍数で。つまり上限は98。
とはいえ、本作ではアダマンアーマーという飛んでも防御力(+100)を誇る防具があるのならほとんど誤差となってしまうのも事実。 そもそもラスボスや手強い敵の攻撃はだいたい魔法攻撃というのも向かい風であり、そこまで重要ではない。

◆知・精
※併せて考える必要もあるため併せて紹介。
魔法攻撃回数(マスクデータ)=[※知または精/4]+1
魔法防御回数=[早/32]+[(知+精)/32]
魔法回避=[知/8]+[精/8]+防具の魔法回避
※知:黒魔法・召喚・忍術、精:白魔法
ということで、物理防御とは打って変わって重要な魔法防御のために重要な値。 あくまで回数に依存する値だが、実際の魔法防御の値は防具のみで決まるためそちらを重要視する。
白魔法使いは精神を、黒魔法など使いは知性を、それぞれ4分の1で計算されるのでムダを省くには4の倍数で。 ただ、それ以外も8分の1で計算されるのでムダを省くには8の倍数となるわけだが、いずれにしても上限は96である。

◆一応力早体知精以外で決まるパラメも
命中率=Lv/4+武器の命中率
※命中率:二刀流の場合は両手分の合計値の平均、素手の場合は武器命中率=50
回避率=防具の回避率
※回避率:頭・身体・腕で無装備の部分は回避率=10
魔法防御=防具の魔法防御

素の能力で上限値
Lv.70 4241262828
F×10 02020200
G×7 21210021
H×12 480484848
Lv.99最終:A 9982949697

Hのとにかく激増パターンを基礎にまとめていく。 早が足りないのが心残り。

素の能力で上限値
Lv.70 4241262828
G×19 57570057
H×10 400404040
Lv.99最終:A 9998666899

逆に早を極限に上げることを前提にして整えていくパターン。 体力と知性が御覧の通りだけど体力はともかく、知性の値については最終メンバーの戦士キャラでもこんな感じなので十分だろうか。

装備補正を含めて上限値
Lv.70 4241262828
G×11 33330033
H×18 720727272
Lv.99最終:A 9974989999
 A+ヴィシュヌベスト:B 9984999999
 B+アサシンダガー 9999999999
 B+えいゆうのたて 9999999999
 A+アダマンアーマー:B 9989999999
 B+アルテミスのゆみ 9999999999

アダマンアーマー(全+15)と言いたいところだったが、ヴィシュヌベスト(力早体+10)でもALL 99を達成するのでそちらで計測。 つまりアダマンアーマーの場合は言わずともがなということである。
武器はロキ(力早体+15)とアサシンダガー(早+15)を使い分けるのだがどちらでもALL 99達成するので補正の少ないアサシンダガーのほうで計測。 つまりロキの場合は言わずともがなということである。

……という説明をしないとアカンというよくわからん人がいるのでそういう人に合わせて書いてみた。
ヴィシュヌ+英雄の盾でALL 99達成するので武器は何でもよいという状態である。

ロキがほぼすべての種族特攻をマージしているので弓という選択肢は皆無と考えてよいが、 あえてアルテミスを装備する場合は知精が-15するのでそのフォローを考えるためアダマンアーマー必須となる。
ちなみにアルテミスで早+10するので早カンスト可能だが、アルテミス以外の弓の場合は早カンスト不可。 素直に弓の選択肢を外せばいいんじゃないかな。

装備主に有効な敵・場面備考
ラミアのたてごと 追加要素版外の最終装備
弓系飛行主に追加要素版で大活躍
アポロンのハープドラゴンドラゴンキラーなのだが炎属性が邪魔
くちふうじのや魔導士アスラをはじめ幻獣界への洞窟のいくつかの敵に有効
てんしのや巨人魔人兵キラー
いかずちのや機械フェイズキラーとして有効
アルテミスのやドラゴンレッドドラゴン相手にどうしても有効打を当てたい場合
ルーンのうでわ中盤戦再加入時はとりあえずこれだろう