クリスタル、ジオ材、宝石……武器を強化するには、ほぼ何かしらのアイテムを混ぜる必要があるのがダーククロニクルのシステム。
でも、クリスタルやジオ材などだけではビルドアップに必要な能力にするまでに合成ポイントが不足してしまい、強化が困難。
クリスタルより大幅に強化する宝石だと8章ではお金に糸目をつけなければ手易く入手できるけど、それ以前ではレアアイテムの領域。
そこで、「ならばレベルを5まで育てた武器は?」を突き詰めると、考えて強化すれば大きな効果を持っていることがよくわかる、つまりこれこそが最適解。
その分、合成ポイントは5(レベルの値)だけ消費するけども、混ぜる武器次第では同じ5消費でも宝石以上の効果を得ることもできる。
ということで、当サイトでは武器を混ぜることができるこのシステムを掘り下げて紹介します。
混ぜるアイテム | 合成時に加算される能力の合計 |
---|---|
ジオラマ材料など×5 | 10 |
各クリスタル×5 | 15 |
大体の宝石×5 | 150程度 またはそれ以上 |
混ぜる武器 | グレード2 | グレード4 | グレード5 | グレード5 | グレード7 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バゼラード | シャムシール | ポックルクル | ワイルドキャット | ヘビーハンマー | |||||||
Nor | Bou | Nor | Bou | Nor | Bou | Nor | Bou | Nor | Bou | ||
合成P | 16 | 21 | 22 | 27 | 22 | -- | 22 | 27 | 28 | 33 | |
混ぜる前の武器の能力の合計 | def | 20 | 25 | 60 | 65 | 155 | -- | 240 | 245 | 350 | 355 |
geo | 52 | 67 | 104 | 119 | 199 | -- | 284 | 299 | 406 | 421 | |
cry | 68 | 88 | 126 | 146 | 221 | -- | 306 | 326 | 434 | 454 | |
混ぜた時に加算される能力の合計 | def | 12.0 | 15.0 | 36.0 | 39.0 | 93.0 | -- | 144.0 | 147.0 | 210.0 | 213.0 |
geo | 31.2 | 40.2 | 62.4 | 72.4 | 119.4 | -- | 170.4 | 179.4 | 243.6 | 252.6 | |
cry | 40.8 | 52.8 | 75.6 | 87.6 | 132.6 | -- | 183.6 | 195.6 | 260.4 | 272.4 |
次項「混ぜるアイテムの比較」にて詳細を解説。
※「ポックルクル(モニカ左手武器)」の「Bou」値はボーナスキャラの都合で割愛。
まずは武器強化にジオラマ材料/クリスタル/宝石/武器を混ぜる場合の比較から。
ジオラマ材料とクリスタルとの差は1ポイント固定なので、それぞれ5個混ぜた場合の差分は単純計算で当然5ポイント差になる。
レアアイテムである宝石の場合は一概には言えないけども、1個当たり合計30ポイント相当するものが多く、それが5個なら当然5倍の150ポイントということに。
武器のスペクトルは+5以上でないと無意味な存在になってしまうため、武器1個=必要合成ポイント5とする。
ジオラマ材料やクリスタル・宝石などの数を5個で比較しているのはそのため。
同じ合成ポイント5消費して強化するということで比較すると、
「バゼラード」も「シャムシール」も宝石よりも下だが「ポックルクル」だと概ね同じぐらいの値となり、
「ワイルドキャット」や「ヘビーハンマー」だと宝石を超えてくることがわかる。
「バゼラード」も「シャムシール」も宝石よりも下なのでイマイチかと思いきや、
クリスタル5個で15ポイントしか上がらないことを考えると随分と破格の数値であることがわかる。
例えばレベルアップボーナスなし「バゼラード」で合成ポイントをジオラマ材料だけで消化しきった場合、
その際の強化値は31.2と、この時点でクリスタルの倍も強化することになるのだからどう考えてもお得である。
つまり、武器の大小関係なく武器混ぜは(能力が上がる限りは)お得であると考えていいのである。
次にスペクトルブレイク前に合成ポイントを消費する際の考察。
合成Pをクリスタルだけで消化した「バゼラード」は消化しなかった時と比較して3倍以上の差がある。
第2章の時点でいきなり属性値+88も強化できるとは。。。
これがジオラマ材料だけで消化した場合でも消化しなかった時と比較して3倍弱はあるので、序盤は武器のスペクトルブレイク前に合成Pは消化しきるのが鉄則である。
ところが、これが「シャムシール」の場合となると2倍強、「ポックルクル」以上となるともはや2倍ですらなくなり、
クリスタルを混ぜることがもったいなく感じてしまうことも。
しまいにはレベルアップボーナスのキャラを連れて歩くこと自体が億劫に。。。
つまり、当たり前的な自然の流れにはなるが、
終盤の(グレードの高い)武器ほど合成ポイントで消化することよりも武器自体の能力値が高い武器をチョイスして混ぜていくほうがいいということになる。
ということは繰り返すようだが、反対に序盤ほどレベルアップボーナスのキャラを連れてボーナスを生かし、合成ポイントはしっかりと消化しておくべきだということになる。
今度は混ぜる武器の比較について。
グレード3の武器の記載がないが、グレード3もまだ初期段階の武器に近しい性能ということもあり、
グレード2とはそこまで大きく変わらない(何より手軽に手に入れる手段がないものばかりの)ため、気にしなくていい。
ということで、それを飛ばしてグレード4の「シャムシール」だが、
グレード2の「バゼラード」と比べて3倍ほどの差があることがわかる。
次はグレード5の「ポックルクル」はその「シャムシール」の2.5倍ほどで、「バゼラード」の7.5倍と破格過ぎる。
つまり、使用している武器に併せて混ぜる武器も変えていくべきということである。
そしてその次の「ポックルクル」や「ワイルドキャット」まで来るとほとんどお祭りである。
特に「ポックルクル」は特殊効果「富豪」が付いているため、それ目当てに混ぜる上でも意味があるハズである。
お祭りの中でも随一と言わしめるのが「ワイルドキャット」、通称”化け猫”様と呼ばれる狂器。
これがグレード5とか信じられない数値。
そのせいで初見で特にマシンガン系のビルドアップがやたら困難なわけだが。
最後に……スペクトルブレイク前に合成ポイントを消費する際のアイテムの入手について。
ジオラマ材料の場合、1個当たり2ポイントの属性値が補強でき、合成P27を消化する場合は54ポイントの上昇となる。
これをスペクトルブレイク前の武器に混ぜる時、最終的には32.4ポイントの上昇となる。
各クリスタルの場合、1個当たり3ポイントの属性値が補強でき、合成P27を消化する場合は81ポイントの上昇となる。
これをスペクトルブレイク前の武器に混ぜる時、最終的には48.6ポイントの上昇となる。
この時の上昇値の差は16.2ポイントと、序盤ほど大きな差となるため、
なるべくならクリスタルを使用したほうがいいこととなる。
しかし、この差分を考えたとき、クリスタルの入手頻度は使用頻度に対してあまり多いとは言えず、
買うにしても大量消費前提での1個150ギルダはなかなかの高級品になるので悩まされるところ。
計算してみればわかるが、合成P27×150ギルダ=4,050ギルダで、これが今度武器混ぜ1個で足りなくなったとき、この単位で必要額が増えてくることになる。
今作では敵からもらえる額がやたらと少なく、金欠がデフォと言わんばかりの仕様であること、
頼みの綱である「爆弾・改」の錬金術を1回やっても3,000ギルダしか手に入らないのに武器混ぜ1本でこれ+αの金額であることに加え、
さらに他のことにまで気をまわしているとどう考えても負債を抱える状況でしかないわけで。特に中盤。
そのため、基本的にはジオラマ材料を消化し、少しでも能力を上げたい場合はクリスタルも使ってみる、
それでも足りない場合は混ぜる武器を1本増やしたほうが経済的と考えたほうがいい。
武器の値段と能力値、そしてクリスタルの値段と能力値を比較すると、宝石だけでなくクリスタルも割を食っていることがわかる。
もちろん、クリスタルを売るぐらいなら武器強化に使ってしまうべきだが。
なお、混ぜる武器のスペクトルブレイク前にジオラマ材料やクリスタルではなく武器や宝石を混ぜるということもできるわけだが、当然お勧めしない。
その理由についてまずは宝石混ぜからだが、そもそも武器を混ぜるということは、スペクトルブレイク前の値の6割になるため、
例えば宝石5個で150ポイントならその値が90ポイントに減少してしまうということ。
あまりにももったいないので宝石はスペクトルブレイクする武器を介さず、そのまま武器に混ぜてしまうべきである。
そして、次は武器を混ぜるということだが、武器混ぜ×武器混ぜということは、元の値の6割×6割=0.36倍ということである。
宝石同様にここまで減らしてから混ぜる必要はないと思うので、こちらもスペクトルブレイクする武器を介さず、そのまま武器に混ぜてしまうべきである。
手軽に入手できる武器が混ぜるのに適しているといえる。
基本的には発明かショップ購入での入手となる。ここではそのショップを掲載。
ショップ | 購入商品傾向 | 利用期間 |
---|---|---|
パームブリンクス | グレード4までの両者の右手武器中心 | 第1章~第8章 |
ジュラクモール | いろいろ | 第2章からでも利用可能~第7章 |
ステラ・ポト | 主にモニカの左手武器中心 | 第3章~第7章 |
ガンドラダ大工房 | グレード5~6両者の武器中心 | 第5章~第7章 |
NPCミレーネ | グレード4までの両者右手武器中心 | 第2章~第8章 |
NPCジラード | グレード6までユリスの左手武器中心 | 第2章~第8章 |
NPCジュリア | グレード6までモニカの左手武器中心 | 第2章~第8章 |
グレードは武器の能力の容量(最大値)でおおよそわかる。
耐久値もある程度決まっているが、例外が多くてこれといって決まった数値もなく、
私自身が耐久にあまり重点を置かないため無視する。