彩りの大地 Final Fantasy VIII

ぺぇじへっどらいん

ハングアップの問題について

この作品では、特定の条件を満たすことでハングアップしてしまう現象が発生し、 ゲームの進行が不可能になってしまう状況が発生してしまう。

発生の条件については以下の通り。

  • Disc.3 でラグナ編のイベント(トラビア渓谷編)終了後からエスタへ行くイベントが発生するまでの間に、 セントラ遺跡の時間制限イベントに挑む
  • セントラ遺跡の時間制限イベントで、通常戦闘中に時間切れになり、「再トライ」を選ぶ

その結果、後に発生するラグナ編のイベント(エスタ編)を開始する際、 どのキャラに接続するかを編成する画面でフリーズしてしまい、進行不可に陥る。
このフラグはセーブデータにも保存されてしまうので、 バグの条件を満たしてしまっている状況では、どんなに頑張ってもゲームの進行ができなくなってしまう。
そのため、解決策としては、スクエニのサポセンに相談するぐらいしか。。。

こうならないために、プレイヤー側でバグを回避する方法をとることが必要となる。

  • 発生条件は Disc.3 の短い期間でのフラグ処理なので、その時期を避けてセントラ遺跡を攻略すること。 具体的には、Disc.2中か、もしくは、問題の発生するラグナ編のイベント(エスタ編)を経過したエスタまで到達した後(ラグナロク入手後)のいずれか。
  • 通常戦闘中の時間切れで「再トライ」を選ばず、「やめる」を選んでゲームオーバーにする。 当時から現在にかけ、メーカーからの予防策として、この内容だけで注意喚起がなされているほど。 というより、この内容で十分。ダンジョンに挑む前にセーブしろってことですね。
  • なお、フラグはあくまで戦闘中の選択肢による決定であるため、移動中に「再トライ」を選んでも関係なし。 また、ボス戦で時間切れになった場合は強制的に全滅させられ、選択肢すら出ないので無問題。

このハングアップの問題は、発売当時から新聞の一面を飾ったり、テレビでも取り上げられるほどの大きな話題でした。

  • バグ発覚後の出荷版は、このバグは修正されていない。 代わりに、バグの内容と予防方法について書かれた紙が同梱されている。
  • アルティメットヒッツなどの後発版も、このバグは修正されていないため、条件を満たすとフリーズ現象が発生する。 そのため、こちらもバグの内容と予防方法について書かれた紙が同梱されている。
  • PSゲームアーカイブス版などの移植版とて、例外なくこのバグは修正されていない。 そのため、製品仕様のページでバグについての注意を促す内容が記載されている。
  • 海外版は修正されている。Windows版は海外版ベースなのでバグは発生しない。 ただ、Windows版は高速インストールした場合はセントラ遺跡のフラグに関係なくフリーズするようになってしまっているため、 インストール時は標準で実施すること。