彩りの大地 Final Fantasy II

ぺぇじへっどらいん

基本ルール

「秘紋の迷宮」は全部で3か所あり、さらに、それとは別に「秘紋の聖域」が存在する。 「秘紋の聖域」は「秘紋の迷宮」全3箇所の最新部の中ボスを倒した後に訪れることでボスと戦うことができ、 その後、再度「秘紋の迷宮」を攻略し……という流れとなる。
つまり、「秘紋の聖域」でボスを倒した時のイベントまでを一周期として、繰り返し攻略が可能となる。
また、「秘紋の聖域」で戦うボスの強さは、本来のストーリー上で覚えた「言葉」の数で決定するけど、 「秘紋の迷宮」で登場する敵の強さや宝箱の中身は各迷宮ごとに決まっている。

迷宮の場所は以下の通り。いずれも「アルテア」から(距離はともかく)徒歩で行っても敵の強さは低い範囲にあるため、 たどりつくために強い能力を必要とはしない(むしろ迷宮内を攻略する程度の強さを要する)。

秘紋の迷宮 北西
「サラマンド」から西にすぐ見える位置にある。4フロア目の次に中ボス。
秘紋の迷宮 北東
「サラマンド」から東にある。山脈沿いに行けば間違いない。7フロア目の次に中ボス。
秘紋の迷宮 南
「バフクス」から南にある半島。「カシュオーン」を取り巻く森まで行く必要はない。10フロア目の次に中ボス。
秘紋の聖域
「ポフト」から北にある、意味深な山。PSP版でとうとう意味を帯びた。

場所により、同じ言葉でも敵の強さが違うといったことはなく、 また、ストーリー段階に関わらず、出現する敵や宝箱の中身はほぼ固定であり、 それぞれの迷宮での違いは攻略するべきフロア数と最深部に待ち構える中ボスのみとなる。
また、最深部の中ボスの強さも「秘紋の聖域」のボスの強さと同じく、強くなる(こちらは中ボス自体が変化する)。
ボスについては以下の通り。先述したように、言葉の数はストーリー上で覚えた「言葉」の数であり、秘紋の迷宮で覚えた言葉は除外する。
秘紋の聖域については、登場ボスは「フレキオス」で固定だが、 言葉の数により以下のように7段階の強さが存在する。 ただし、「フレキオス」のモンスターランクは表示こそないが、段階に関わらず7固定となっている。

迷宮\言葉数45-67-89-1011-1213-1415
秘紋の迷宮 北西タスクライノベヒーモスティアマット
秘紋の迷宮 北東ゴーストラウンドウォームベルゼブル
秘紋の迷宮 南レッドソウルウッドゴーレムブラックドラゴン
秘紋の聖域1段階2段階3段階4段階5段階6段階7段階

キャラだけでなく、言葉同士でも相性が存在する。 相性というか、言葉にはそれぞれ4つの属性が割り当てられていて、 次のフロアが、今いるフロアと同じ属性の言葉であれば相性がいい。 異なる属性の言葉の場合は、1つが普通の相性で、他の2つは相性が悪い。

また、特定の言葉同士は、属性に関わらず、相性が最良に設定されている。

相性の良し悪しについては以下のように、次に侵入するフロアの特徴に影響する。

相性良属性同士のフロアの特徴
エンカウント率がやや低くなる。宝箱の中身が良くなる。
相性普通属性同士のフロアの特徴
エンカウント率普通。宝箱の中身も普通。
相性悪属性同士のフロアの特徴
エンカウント率がやや高くなる。敵も強いのが登場しやすい。宝箱の中身が悪くなる。
相性最良属性同士のフロアの特徴
エンカウントしない。宝箱の中身が良くなる。

宝箱の中身が変わるのはともかく、敵の強さについては、フロアごとに出現する敵が決まっていることもあり、 その範囲内で出現する敵が強い傾向にあるというだけで、異次元モンスターが出るとか、そういうことではない。
また、フロアごとにエンカウント率が決まっており、特別、エンカウント率が激増するとか、極端になくなるとか、 そういった変化ではないように見える。
それとは別に、宝箱自体が存在しないフロアや、エンカウント自身がないフロアもある。

以下は言葉の属性。属性なしの4つは「秘紋の迷宮」自身に関係する、一つのストーリーとなっていて、 属性の良し悪しは存在しない(いずれの場合でも相性普通で固定)。
また、「秘紋の迷宮」の最初のフロアはかならず相性普通扱いとなる。

属性相性普通言葉
自然・生物魔法・精神「のばら」「魔道士」「風」「濃霧」「竜騎士」「飛竜」「雷雲」「炎」「竜巻」「巨人」
魔法・精神自然・生物「追跡」「太陽の炎」「女神のベル」「暗黒」「エクメトテロエス」「アルテマの本」「欲望」「権力」「魔力」「魂」「慈悲」「瘴気」
物質・人工場所・地名「ミスリル」「大戦艦」「飛空艇」「鏡」「燭台」「仮面」「壺」「鉄格子」「歴史書」
場所・地名物質・人工「地下水路」「洞窟」「ミシディア」「砂漠」「オアシス」「氷河」「大森林」「理想郷」「パラメキア」「ジェイド」
属性なしすべて「忘却」「希望」「破滅」「守護者」
相性最良-「竜騎士」&「飛竜」  「燭台」&「暗黒」  「太陽の炎」&「炎」  「魔道士」&「魔力」  「大戦艦」&「パラメキア」

以下は「秘紋の迷宮 南」で言葉を選んで通過していったフロアの相性の例。

のばら
最初は相性「普通」。
前の「のばら」が「自然・生物」属性、「風」も同じ属性に分類されているため、相性は「良」。 「マインゴーシュ」などが手に入ることで有名なフロア。
飛空艇
前の「風」が「自然・生物」属性、「飛空艇」は「物質・人工」属性に分類されているため、相性は「悪」。 但し、「飛空艇」は元々宝箱の登場しないフロアのため、ただ敵が強くなるだけ。
ミシディア
前の「飛空艇」が「物質・人工」属性、「ミシディア」は「場所・地名」属性に分類されているため、相性は「普通」。 「ミシディア」で相性「普通」と言えば「ブレイクのほん」量産地帯として有名。
魔道士
前の「ミシディア」が「場所・地名」属性、「魔道士」は「自然・生物」属性に分類されているため、相性は「悪」。 あえて相性を悪くして「ソーサラー」を誘発するとオイシイフロア。
魔力
前の「魔道士」が「自然・生物」属性、「魔力」は「魔法・精神」属性に分類されているため、相性は「普通」になるところだけれども、 「魔道士」と「魔力」の特殊組み合わせのため、相性「最良」。敵が出ない(固定出現はある)。
前の「魔力」が「魔法・精神」属性、「魂」も同じ属性に分類されているため、相性は「良」。 「アスピルのほん」が手に入ることで有名なフロア。
暗黒
前の「魂」が「魔法・精神」属性、「暗黒」も同じ属性に分類されているため、相性は「良」。 「ウィザード」を誘発させるのなら、できれば相性「悪」とするべきだけれども、そもそも、エンカウント率自体が控えめ。
燭台
前の「暗黒」が「魔法・精神」属性、「燭台」は「物質・人工」属性に分類されているため、相性は「悪」になるところだけれども、 「暗黒」と「燭台」の特殊組み合わせのため、相性「最良」。敵が出ない。
慈悲
前の「燭台」が「物質・人工」属性、「慈悲」は「魔法・精神」属性に分類されているため、相性は「悪」。 但し、「慈悲」はそもそも敵が出現しないフロアのため、エンカウントに関しては元々関係なし。
ジェイド
前の「慈悲」が「魔法・精神」属性、「ジェイド」は「場所・地名」属性に分類されているため、相性は「悪」。 但し、「秘紋の迷宮 南」ですでに10フロア目到達しているため、ボスの部屋へと移行する。(この際、言葉の相性は関係なし。)