彩りの大地 Dragon Quest V

(主人公)初期時点から加入済
ルイーダの酒場に預けることはできない。
青年期前期、ルラフェンでのイベントで「ルーラ」を修得する。
青年期後期、ルラフェンでのイベントで「パルプンテ」を修得する。

装備タイプ：人間キャラ・主人公
弱耐性：
強耐性：ザキ、毒、ラリホー、メダパニ、マヌーサ、マホトーン、休み
完全耐性：

評価：本作の根幹を支えるメインの舵切り

主人公キャラなので特に何をどう評価するということはないのだが、 仲間モンスターシステムであるという本作の使用上、 仲間になるモンスターは彼がいること前提で考える必要があるということになる。
それというのはつまり、戦闘時における振舞いでは彼との競合についてどうとらえるかということであり、 主に以下の点を考えることになる。

・戦士系の装備ができるので基本的には常に戦士系の装備が介在する。 特に「スライムナイト」と装備の使いまわしが利く。
・回復呪文が使えるキャラが常に存在する。「スカラ」も使えるので、特に序～中盤は戦闘を安定させることが可能。
・「リレミト」「ルーラ」が使えるので町に帰るのも楽。他のキャラでそれができる必要がない。

特に最初の装備の取り回し要素が大きい。 というのも、仲間モンスターが複数いるということはそれだけ装備にもお金がかかるということであり、 DQ3以来の金欠道中となりがちになることにもなりえるため使いまわしが利くという要素は大きく、 中でも特にキャラ性能的にも優秀な「スライムナイト」と装備が使いまわせるというファクターは重要な要素と言える。
さらに回復呪文を持った人員が常にいるということでもあるため、回復役がいなくて辛いということにもさいなまれなくなる。 ただし、馬車の入れないダンジョンの場合はこの点で注意が必要。 しかも蘇生呪文も「ザオラル」までしかないので注意。

そして馬車の入れないダンジョンでは特に注意が必要な点として「リレミト」「ルーラ」が使えるという点。 いざ「リレミト」役がいないとダンジョンから脱出するのも徒歩を要するようになるため、 必ずこの点だけは押さえておきたい。
ただし、そうなると主人公がやられた時が悩みどころ。 序盤では「スライム」がその役目を担えるため、 必要ならきちんと育ててあげることも必要である。 「ルーラ」は「キメラのつばさ」でも用意しておこう。 ただ、主人公がやられている場合、ほとんどの町に入るとノーリスクで自動的に復活してもらえるという特殊能力もある。

さらにそれ以外で言うと、戦士系のパラメータをしておきながら攻撃範囲で優秀なブーメラン系が使えること、 そして一番大事なのが主人公専用の強耐性防具が装備できることなどがあげられる。
見ての通り、青年期に入る前は「チェーンクロス」が使えるのだが、 グループ攻撃に劣化しているとはいえ攻撃力的にはこちらのほうが優位なので取り替えてあげるといいだろう。 ただし、だからといって「ブーメラン」を処分してしまうのは早計というもの。 青年期開始直後はヘンリーがいるのでそちらに「チェーンクロス」を譲り、 自身は「ブーメラン」に戻すということをすれば無駄がない。 青年期開始直後の厳しい出発の道程でお金をほとんどかけないようにすれば後がぐっと楽になるので参考にするといいだろう。

装備の欠点として「ふぶきのつるぎ」が装備できないので終盤戦や帝王戦ではほかのキャラに役目を取られがちな点などが挙げられる。 必要なら「メガザル」もできるので仲間のピンチで華々しく散るということもできるわけだが、 くれぐれも「リレミト」「ルーラ」役であることは忘れないように。