彩りの大地 Dragon Quest III

ぺぇじへっどらいん

職業・転職についての道のり

ルイーダの酒場でも言われているとおり、「せんし」「そうりょ」「まほうつかい」というバランスのとれた職業を選択するのがベストと思う。
オリジナル版はこれで問題ないが、広さに定評のあるリメイク版では「そうりょ」「まほうつかい」「あそびにん以外」がオススメとされている。 呪文だけは代えが効かないので「そうりょ」「まほうつかい」はおよそ固定のようだ。 残りの一枠はどれがいいのかな?
ゆうしゃはMPが少ない上に呪文のバリエーションもそこそこだが戦士同様に攻撃力が高いため、武器攻撃がメインとなる。

レベルが20以上になると転職ができるようになる。 職業によって能力幅がある程度決められているため、いろんな職業を経験してレベルを上げていけば全部の能力が最大値になるということは起こらない。
ダーマでの転職は基本的に呪文を覚えるために利用することになる。

また、「せんし」「ぶどうか」はMPが増えないため、その職業に転職する場合はMPも注意しなければならない。
とはいえ、MPは賢さの約2倍であることには変わりがないので、前の職業で賢さを255→MPが522→転職して261にするようだといい感じになる。

オリジナル版のときと違い、MPが(レベル相応な数値まで)増えやすくなっている。 特に「まほうつかい」の有用な「メラミ」「ヒャダルコ」「バイキルト」「スクルト」はレベル20前後で覚えてしまえるので、覚えてしまったらさっさと転職してしまうのも悪くはない。

もちろん、レベル30で「そうりょ」の「ベホマ」や「まほうつかい」の「メダパニ」を修得してからというのも悪くない。

一方でそのオリジナル版については、MPも呪文を覚える「まほうつかい」「そうりょ」「けんじゃ」しか増えない。
しかもMPはレベルが上がって、かつ、賢さが上がった場合に限りその値の約2倍が増加量となるので、 職業によって能力幅がある程度決められている以上、前の職業で賢さを上げすぎているとMPの上昇幅も限られてしまうこととなる。 そう考えると、「けんじゃ」は「あそびにん」をやってから転職させるよりも、「まほうつかい」や「そうりょ」をした者から転職させた方がベター。 もちろん、「かしこさのたね」を使って賢さをオーバーフローさせれば、MPはいくらでもあげることができる。

「メタルスライム」大量出現ポイントなので、最初のうちはここでの稼ぎが便利。 「いのちのきのみ」「かしこさのたね」なども入手できる。

オリジナル版では「けんじゃ」をするのなら「まほうつかい」「そうりょ」から直接なった方が早いということで、 アカイライ狩りをして「さとりのしょ」量産ということが選択肢にあげられる。出現地区はスーや商人の町周辺。
但し入手確率は1/2048。絶望的もいいところである。現実的とは言いずらい。

リメイク版では「さとりのしょ」を落とさないので無意味。 ただし、「けんじゃ」になるためには「あそびにん」を経由することが可能。 しかもオリジナル版とは違って「あそびにん」に転職できるようになったため、 誰でも比較的容易に「けんじゃ」へと転職できるようになっている。

村周辺は「はぐれメタル」、南側は「ゴールドマン」が出現する。
アレフガルド突入以降のレベル上げはここで。
「はぐれメタル」狩りには「メダパニ」「ドラゴラム」と、「まほうつかい」の呪文が役に立つ。

まともに能力が上がるのはレベル40~50までで、それ以降はほとんど能力が増えない。 まほうつかい・そうりょの呪文もそれぞれレベル40程度で全部覚えてしまう。 正直、レベル50と99の差は必要な経験値が多いだけ。 転職を考えるのであればこのあたりを目安に。これ以上のレベルにしてから転職してもあまり意味がない。

「ぶどうか」の会心の発生率と「とうぞく」のアイテムを盗んでくる確率はレベルによって増える。 ただし、それぞれ「ぶどうか」や「とうぞく」でないと効果を発揮しない。 つまり、最終職業を「ぶどうか」や「とうぞく」にしたい場合は特にレベル99にしたほうがいいことになる。

実用性は別として、「あそびにん」の遊びの種類もレベルに依存する。 ただし、こちらはレベル50ですべて覚えてしまう模様。

せんし
オリジナル版よりも有用度は低い。 もちろん素早さの低さを利用したり装備防具が優れていたり種ドーピングをすれば差がなくなる点を考えれば使えなくはない。 確かに武器の強さはほかの職業よりも秀でてはいるものの特筆すべき点はない。 むしろその高い力を「はやぶさのけん」に活かせないのが痛い。 さらに最終的にはほかの職業よりも守備力が(素の能力でももちろん防具自身の守備力もあって)低くなってしまうのは何気に致命的。 守備力が低いのなら「やいばのよろい」を利用するか?
ぶどうか
オリジナル版よりも有用度は高い。 デフォルトの攻撃力の高さに加えて高い会心の発生率、素早さの高さで守備力も高く、 女性キャラなら防具の耐性もほぼ満足できる。
まほうつかい
オリジナル版よりも有用度は低い。 防具耐性がいいけれども「とうぞく」でも「どくばり」が装備できるということを考えると、 残りの能力は「けんじゃ」に任せてしまった方がいいような気がする。
そうりょ
オリジナル版と同じ有用度。呪文はともかく、装備品から考えても最終的には「けんじゃ」で間違いない。
しょうにん
オリジナル版よりも有用度は高い。 「せんし」よりも控えめな戦闘能力なので活躍もそこそこだけれども、 中盤の「せいぎのそろばん」で高い攻撃力を誇示することができる。 とはいえ、それ以上の活躍はあまり見込めず防具も「せんし」よりも下なので、 わざわざ最終職業が「しょうにん」である必要がなくなる。
あそびにん
オリジナル版とだいたい同じ有用度。 戦闘能力はほぼギャグなので「けんじゃ」になるための試練ということで。
とうぞく
オリジナル版にはない非常に優れた職業。 力などは流石に「せんし」よりも劣るものの、集団攻撃武器やらなんやらと、 サポートしている武器の種類の幅が多少偏りはあるものの、総じて扱いやすい。 力を上げれば確実に「せんし」にとって変わる。 ただ、防具が物足りないので最終的には女性専用でフォローするのがベスト。 男性キャラでも「やみのころも」で物理攻撃に強くなれる。
けんじゃ
オリジナル版よりも有用度は高い。 防具耐性がいいので男性キャラであっても充分な装備ができる。

ということで、およそ「女ぶどうか」「女とうぞく」「男女問わずけんじゃ」がベストとなる。 もちろん、耐性を考えなければ「ぶどうか」「とうぞく」はいずれも打撃高確回避の「やみのころも」が装備できるので充分。 ただし、「ぶどうか」の盾は「ふうじんのたて」ぐらいしか装備できないので、こちらは女性の方がいいのかもしれない。
フツーにプレイする上では最初は「ぶどうか」か「とうぞく」・「そうりょ」・「まほうつかい」というパーティがオススメ。