彩りの大地 Chrono Cross

例外は多分にあるハズだが、各値からそんなに逸脱したような感じでもないため、これで良しとした。
強く設定されているケースもあるが、そう言う場合はキャラ性能が弱いというパターンが目立つ、使ってもその恩恵がわかりづらい系の代物ということである。 それとは逆に弱いケースもあり、つまりは筐体性能が強いから……というわけでもなさそうだ。

続いて共有攻撃・召喚(攻撃系)エレメント、無論、すべて魔法攻撃だが、何故か属性ごとに火力が違う。差がないのではなかったのだろうか。
とはいえ、赤黄はやはり属性序列弱者であるためか、Lv.6とLv.8の魔法はバランスをとるために青緑よりも若干かさ上げされている感じである。
だが、そのうえで白黒はやはり別格の扱い。全部威力が高い。もはや特別待遇と言わんばかりに強い(Lv.6黒は44)。 ここでも属性序列を生み出す要因を作っている感は否めない。追加効果として即死・消滅がある点でも一線を画しているわけだが。

最後に共有エレメントで、最も属性序列の差がはっきりと出てくる回復エレメントの比較。 予め書いておくが、キャラの能力がどうあれ、「タブレット」「カプセル」「ポーション」の出力数は増えないので注意。 とはいえ、固定値回復であるため、魔力の低いキャラこそ恩恵を受けられるものの、 レベルスターをある程度獲得して魔力がそれなりになってくると、その恩恵も薄く、普通に「ヒールウィンド」などを使ったほうがいいという結果に。

無論、頭一つ抜き出ているのは白の「ホーリーライト」のMAX回復で、状態異常も回復できることからまさに最強の回復手段である。 しかし、「ホーリーライト」は1周回につき数個しか手に入らない貴重なエレメントのため、多用できないのが難点。 それなりに数が出始めるのも最最終盤だし。。。
そのため、次点では青の「ケアレスト」が有力候補として挙がってくる。 というのも、なんと、ヤマネコ編の終盤あたりからそろそろと登場するだけでなく、 敵が落とすエレメントでもあることから量産ができるのだ。そりゃあヤバイ。
一方で、青と白のそれの対抗馬となる緑の「ヒールリーフ」があるが、こちらは残念な魔法。 同じLv.6の「ホーリーライト」と違ってMAX回復ではなく威力が決まっている点、 さらにLv.5の「ケアレスト」にも劣る点だが対象が単体である点、出力数もそこまで差がない点、 それに加えて1周回で入手できる個数が1個限定と、何をどう考えても要らない子。 これなら出力を落としても全体回復の「ヒールウィンド」のほうがいいほどである。
ということで、それだけ「ケアレスト」は優秀すぎる魔法なのである。

一方で先天属性専用以外での回復ではやはり「ヒールウィンド」一強で、Lv.1のグリッドにもセット可能な点で優れている。 対して先天属性専用にはなるが「ケアレスト」はLv.2のグリッドが下限、ただし出力はこちらのほうが圧倒的に高いので、青キャラのLv.2グリッドにはこちらをセットしよう。

また、フィールドエフェクトを白一色に染める場合は「リカバー」も役に立つ。 白黒に対応するアース系のエレメントがないので、これや「ピュリファイ」などで埋めていくしかないのだ。 ということはつまり黒も同様となるわけだが、補助魔法「ジーニアス」などで何とかしよう。
何気に寄り道をしながら解説しているが、いろいろな要素を踏まえてエレメントをセットしていると大体ある程度の形へと収束していくためである。