彩りの大地 Final Fantasy III

ぺぇじへっどらいん

各機種間の違い

お題目備考
まずはじめに リメイク版はバグフィックスは対策済みなんだ。当然だろ。 と言いたいところだが、機種によっては新たなバグが発生していたりもする。なんてこった。
システムについて セーブ枠は3つ。

元祖FC作品のオリジナルは難しいとされているのだが、 この作品については割とマイルドに遊べるようになっている印象である。 FCだからと言って難しいと考えるのは早計である。

3D版はもはや別物という進化を遂げており、 ストーリーはほぼオリジナルを踏襲してこそいるものの、 敵の強さや戦闘システムについては別物と認識してよい。

PR版はオリジナル版を意識と言いながら、むしろオリジナルと3Dの折衷であり、 どちらでもないという見方もできる。オリジナル準拠とは。
ベースはほぼオリジナルなのでだいたいオリジナル気分でプレイして差し支えない。
ストーリー ストーリーについてはリメイクされてもほぼ変更を加えられていない。 もっとも、この頃のRPGなんてほとんどストーリーなどあってないようなものであり、 それはPR版まで続投中。
パラメータ関係 -レベルアップなど 各ジョブごとにパラメータの取り得る値が決まっている。
本作はジョブチェンジシステムだが、能力はジョブごとに固定である。

ただし、HPだけは別で、各ジョブでレベルアップした分の値となり、キャラ固有のステータス値となっている。
あちこちの項目にHPの記載があるが、とりあえずHPを高めたければ体力の高いジョブでレベル上げをしないといけないということである。
パラメータ関係 -魔法 今作の魔法は使用回数制であり、レベルとジョブごとに魔法の使用回数が定められている。 ただし、使用回数は初代と違って2桁余裕にあるのでそこまで気にしなくてもいい。
……ハズなのだが高レベルほど使用回数が絞られており、使いづらい思いをするハメになることも。

特に3D版ではオリジナルとは反対に使用回数がさらに少なく、 最高のレベル8の魔法は滅多に使えない。
もっとも、3D版ではそれだけ魔法が強くなっているのでそういうもんだが。

その一方でオリジナル版の魔法ははっきり言って弱い。 本作、小人ダンジョンを攻略しないといけないため、 その場合は黒魔法を主力にしなければいけないのだが、 黒魔法の出番と言えば後はバリアチェンジのハイン相手程度とせいぜいそのぐらいであり、 以降は武器攻撃のほうが主力になるという、まさに”武尊魔卑”である。

ただし、同じ魔法でも召喚魔法は別。 シリーズ初の召喚魔法であるが、そのデビューはこの作品からであり、その威力たるや、 黒魔法など足元にも及ばないほどの高火力。 そもそも計算式上はバグらしく、威力が2倍に補正されているのだそうだ。あえてのバグ利用な気もするが。
ただし、それも白黒合体版の召喚の場合の話。 白黒個別版については白か黒どちらかランダムの発動であり、効果も別。 つまり、何が起こるか安定しないので少々使いづらい。
ジョブ 初代はジョブシステムだったが、今回はジョブチェンジシステムとなっている。
ジョブやバージョンごとの違いについてはそれぞれのページを参照のこと。

お題目備考
アイテムについて全般 そもそもオリジナルと3Dとでは別物ゲーという認識なのでアイテムに差異があっても仕方がない。
アイテムの所持数 FF2と違ってポーション10個がある場合は1つの枠にまとめてポーション10個だが、 FC版ではその枠数がわずか32個しかないので所持数制限が割ときつめ。
しかもFF5のように全種アイテムをそれぞれ99個まで持てるようになった ただし、本作にはでぶちょこぼに預けてもらうことが可能で、そちらの制限はほぼ無制限である。

一方で、3D版もPR版もアイテムの所持枠数はほぼ無制限、 しかもでぶちょこぼに預けてもらうことも可能でそちらも無制限である。
アイテムの売買価格 アイテムの売却価格は購入額の50%。 ただし、本作ではまとめ買い割引が適応され、1・4・10のまとめ買い数によりそれぞれの割引がなされる。

3D・PR版ではまとめ買い割引のレートが変わっている。
消費アイテム オリジナル版は「ポーション」が150ギル、「ハイポーション」に至ってはなんと1,200ギルと超高額商品。 しかし、それで困らないのだから世の中不思議である。
一番困るのが「エリクサー」は仕方ないにしても「フェニックスのお」まで非売品であること。 この流れは3Dまで続いており、「ハイポーション」の値段もとりあえず600ギルと他のシリーズで考えればお高めだが一応安くはなっている。

PR版では待望の「フェニックスのお」店売りである。

お題目備考
モグネットについて 所謂追加要素にあたるものだが、 モグネットでジョブ専用の装備や追加ダンジョン(というよりはバトルスポット)、 そして「アルテマウェポン」などが入手可能。
PR版の追加要素について PR版には追加要素的なものは存在していない。