彩りの大地 Dragon Quest XI

装備者：マルティナ、ロウ
専用装備
マルティナ：ゴッドキラー

共通特性：通常攻撃の回数が2回になる
両手武器

特技で武器の属性攻撃が適用するのはあくまで通常攻撃系で無属性の技のみ

マルティナとロウが装備可能な武器で、どちらが使ってもいまいち。

デフォルトで2回攻撃可能な武器のため、総じて火力は大きくなる……と言いたいところだが、 そもそも攻撃力が低い種類であるため、固い敵にダメージが通りづらいのが難点。 一応、それを補う形で会心率の補正がかかっているものの、だからどーしたレベル。

とはいえ、要は使いどころが肝心な武器種のため、使い方を工夫すればまた別の使い道が開ける。
マルティナの場合、格闘スキルで多段ヒットが見込めるため、複数回攻撃による会心でダメージが上乗せられるし、 ロウもツメスキル自身に多段ヒットするスキルがあるので、それでの活躍が見込める。 が、結局はベースの攻撃力がものを言うのが武器のサガであるため、 それを補って余りあるとはいいがたいだろうか。
特にロウのほうは攻撃力に特化したスペックのキャラではないのでさらに厳しい。

しかし、そう考えるのは早計。どちらも結構強力な規定ダメージスキルの使い手だ。
マルティナの場合はその規定ダメージスキルのコストが重めなので、 ツメスキルでMPが回収できるし、一方でMPが潤沢なロウについては何気にツメスキル自身に強力な規定ダメージ技があるため、 なんだかんだで使い道はある。
とはいえ、いずれもある意味特殊な使い方であり、推奨されない武器であることは確かかもしれない。

だが、それも能力が伸び切らない間での話。
ヤリのところでも挙げているように、攻撃力がカンストするならばマルティナはツメによる会心率上昇の恩恵だけが受けられるわけだし、 ロウはロウでスキルのところで挙げているように、 力を少しでも上げればグラクロの火力は増えるしツメスキル自身の火力も盛られるわけだし何気にいいことずくめ、 もちろん、マルティナ同様に攻撃力カンストなら同じように打撃自体が強くなる。
要は使い方によって評価が大きく変わる武器ということである。 これまでのドラクエシリーズのスキルシステムでは決して日蔭組が現れないというのが何気に珍しく、バランスよくできているといえることだろう。

以下のコメントはあくまで個人的な感想。 性能だけで言うとほぼツメのアイデンティティたる会心特化武器のみとなってしまう、それは仕方がないじゃないか。
やっぱりこれといって取り上げるほどのものがないのでボリューム少。