彩りの大地 Dragon Quest V

仲間になる確率：F(1/64・1/128・1/256)
仲間にするにはかなりの根気が必要。

青年期後期：
地下遺跡の洞窟全域(Lv.29)
封印の洞窟～B3F(Lv.30)

装備タイプ：I(装備不遇系)
弱耐性：ギラ、毒、メダパニ、マヌーサ、メガンテ
強耐性：メラ、ヒャド、イオ
完全耐性：バギ、デイン、ザキ、ラリホー、マホトーン、マホトラ、休み

評価：劣化版メガザルロック

ちょっ……どれだけ劣化していくのよ。

何をどう考えても絶対にそうは思えないのだが、 実はこう見てもあの大先生こと「ゴーレム」のコピーモンスターなのだ！　 えぇっ！？なっ、なんだってー！？
だが……あろうことか、「ゴーレム」コピーとしてはある意味生命線となる力が大幅に削られておりHPも御覧の通り。 どういうわけか賢さの上昇値は頭だけのモンスターであることもあってか高くなっているのだがどう考えてもそこじゃなく、 どうでもいいが運の良さもズタズタに。 あげく、もともと鈍足の「ゴーレム」よりもさらに鈍足に仕上がっており、何がしたいんだかよくわからない体たらく。 さらには装備グループはI(装備不遇系)タイプというもはや踏んだり蹴ったりもいいところのスペックに仕上がっている。

装備不遇ということもあってかなんとか耐性だけは搭載されたのだが正直なところ、全くフォローになっていない。
スペックとしては「メガザルロック」の仲間になるわけだが、 そいつと違って攻撃手段がないので道具だけが頼りとなる。 まあ、このグループはどれも似たり寄ったりなので正直どうでもいい話だが。
さらには能力が完成するまでの必要経験値も多いため、とにかく辛い時期が続くだけである。

以上、というわけでこいつは超強力モンスター・ゴレムス大先生のコピーでありながら、 その実態は「メタルスライム」の劣化版である 「おどるほうせき」のさらに劣化版である「メガザルロック」のそのまた劣化版であるモンスター、 すなわち劣化「メガザルロック」というのがいいところである。

「メガザルロック」と違って一応ザキ完全耐性を持ち合わせているところは強みではあるが、それだけである。
バギ完全耐性はあまり強みにはなっていないし、されることがまずないデインなんかはもはや論外。 ザキ系以外の状態異常に関しては終盤ほどされることがなくなってゆくことからほぼ論外、 そんなことよりも、むしろ炎耐性が弱耐性止まりというところが何より痛い。
無論、「おどるほうせき」様と比べられるのは酷で、 HPでは勝っているがそれ以外はすべて「おどるほうせき」様様なので彼の立つ瀬はない、 ザキ耐性はおろかブレス完全耐性だと言われたらぐうの音も出ないことだろう。
特技では「めいそう」も使えたりするが、 それでいて単騎で粘って敵を倒せないのではただの持ち腐れでしかないし、 「シャナク」も「ザオリク」も息子が使える……ただのピンチヒッター？

そう言ったことで、このモンスターもゴレムス大先生コピーだというスベリ芸が得意なネタモンスターでしかない。