彩りの大地 Dragon Quest V

仲間になる確率：G(1/256・1/1024・1/1024)
もっとも仲間にしにくい確率グループに属している。 「はぐれメタル」に比べれば集団で出現する傾向があり、 倒しにくさに関して言えばそこまで問題にならないので、 実際の仲間にできる確率もだいたいこの程度で落ち着くハズ。

青年期前期：
サンタローズの洞窟(Lv.7)
神の塔(Lv.9)
魔物のすみか(Lv.11)
死の火山B1F(Lv.16)
滝の洞窟B5F～B7F(Lv.17)
メダルの城周辺(Lv.18)

青年期後期：
エビルマウンテン周辺(Lv.34)
隠しダンジョン1F(Lv.41)

エビルマウンテン周辺と隠しダンジョンでは「はぐれメタル」×1＋「メタルスライム」×7の構成のみでの出現。
そのため、逆に「はぐれメタル」を仲間にさせたい場合の障害になりやすい。

装備タイプ：B(スライム系)
弱耐性：マホトーン、マホトラ
強耐性：休み
完全耐性：メラ、ギラ、ヒャド、イオ、バギ、デイン、ザキ、毒、ルカニ、ラリホー、メダパニ、マヌーサ、メガンテ

評価：仲間にできたら奇跡・確率以前に倒しずらい

PS2追加勢では珍しく流用元となるモンスターがいない奇跡の存在。 PS2追加勢でコピー元がいないのは「メタルスライム」と「ミステリドール」の2種類のみである。

最も仲間にしずらい1/256の確率グループに属している五凶の一角。 五凶と言っても実用度は別というモンスターもいる中、こいつは使える部類のモンスターである。

「スライム」と比較してもらうとよくわかるが、 とにかく中盤戦までの力の値が尋常じゃないほど高い。 スライムとは思えないほど異常に高い。 この値で「やいばのブーメラン」なんて投げようもんならスライムがブーメランであてたダメージとは思えない数値が出ることは確実である。
そして「メタルスライム」なので耐性は当然のこと身の守りの異常に高く、この時点で防具をマジメにそろえる必要がなくなっている。 つまり、ブーメランさえ整えれば装備なんて要らないということである。
また、使うかどうかはともかく、攻撃手段に「メラミ」も所有しており、 当人に必要かどうかは別に「スクルト」「フバーハ」まで持ち合わせているためパーティ耐久力の向上にも貢献する。

但し、中盤になるにつれて小ダメージの蓄積で転がる確率も高くなるので防具は粛々とそろえ始めてあげるよう。 当然、痛恨に対しては大穴の弱点でしかないなど敵だった時の弱点がそのままこの子の弱点になっているため過信は禁物である。
特に最大レベルのHP110はエスタークやミルドラースの痛恨にまず耐えられない。 イブール相手でもほぼギリギリの数値なので、レベルが少なければ推して知るべしである。 終盤に痛恨使いが出たら大人しく下げるべきだ。

なお、このHPの低さとまともなダメージを受けない特性を生かし、すごろくでその能力を存分に生かせる。 レベルも低いのですごろくでエンカする敵も強くないのがポイントである。
HPが少ないのでバリアのダメージ(最大HPの1/3)が抑え目になること、 そのHPを回復するための「しゅくふくのつえ」が十分回復リソースとして成立すること、 そして高耐性能力により余程のことがなければ戦闘で転がることがないことと、 スライム系なのでブーメランで敵を一掃できる能力を持つことなど、何気に最適解に近いスペックである。
他に最大レベルが抑え目な魔物で比較すると、ジュエルはブーメラン一掃できず耐性が弱いこと(これについてはメタりんが強いだけだが)、 はぐりんは最大HPが300を超えるので「しゅくふくのつえ」での完全回復が困難なこと、 ギーガは「はかいのてっきゅう」があるので確かに強いが最大HPが500もあるのでやっぱり回復が難しいことに加え、 「はかいのてっきゅう」が必要になるほど強い敵がそんなに出てこないことなど、 すごろくでのスペックを考えるとやっぱりメタりん一強という感じである。
さらに膨大にあるMPもほぼ使い道がないので0にされたところで惜しくもない。