エンドレス・ロード ~ディクショナリ~

ぺぇじへっどらいん

リリアリス

――この私がこの程度のことに計画を立てるなんて労力を割くわけがないでしょ。 とにかくなんでもいいからつべこべ言わずに私についてくればいいのよ、大船に乗ったつもりでね。

頼れるお姉さんの地位をほしいままにした麗しの美女。
しかしその本性はお転婆・破天荒・変わり者で、自ら美女のイメージを軽く台無しにしていく残念な美女。

項目プロフ
呼称リリアリス Ririaris
本名リリアリス=シルグランディア
種族エルフェイド系
性別
出身地不明、ネームレス
職業・肩書クラウディアス王国特別執行官 ルーティス学園大学特別名誉教授
体型188.3cm 70.7kg BMI19.94 股下98.1cm 比率52.11%
B:W:H=110.7:70.6:104.9 カップサイズ33.3cm Jカップ(相対Fカップ)
長身だけど実際には足の長さが1m近くもあるというアンバランスさによる部分がほとんど。
さらにその上バストサイズが大きくてアンバランスさに拍車をかける。 ただし、女性にしては長身であるためか、胸の大きさは豊満とは思うがそこまで大きすぎだとは感じない。 そもそもバストサイズはあくまでインナーのサイズであり、日本人の成人女性の平均159cm基準のため、 彼女の体形で159cmに換算した場合の相対カップ数はFカップ程度である……って、いや、十分大きいでしょそれ……。
年齢100年寿命生物換算20歳前半? ”天命の刻”から23年後時点
誕生日9月15日(乙女座)
血液型A型
長い茶髪で部分的に綺麗にカールしている美しい髪。
ビジュアル 美人。しかし斜め上の人。残念な美女とは彼女の代名詞。
足が長すぎるがゆえにアンバランスが目立ちそうなズボン系は避けてスカートを着用。
なかなかのきょぬーさんだけど、バストを意識した服装は考えていない。 だけど、その大きさゆえに結構目立つ。 ただ、上述の通り、女性にしてはなかなか長身であるが故か、巨乳とは思うが爆乳というほどの大きさを感じない。
主な服装 身体にフィットしないゆったりとした、上から下まで低露出なマキシ丈のワンピース姿、いわゆる森ガールというやつである。 故に、着ている本人は如何にも精霊様的な印象で美人でなかなか神秘的と言えるような見た目だけなら評価できる、見た目”だけ”なら。ここ重要。
ゆえに、結構動きがとられそうな感じだが、内部は金属で組まれていてめくれ上がりにくくそれなりに重量があるため、 意外なぐらいに可動域が確保されており、さらに防具としての役割も果たしている。 また、スカートにはスリットが入っており、お転婆な彼女の脚の動きの妨げにならないような工夫がしてある。 まさに風使いと言わんばかりの様相に相応しい代物と言える。
カラバリとして薄い青系と薄い赤~橙色系などもある。
好きなもの楽なこと・人 面倒でないこと・人 イケメン アリエーラとか親友 海鮮料理 日本酒(だがアルコール耐性弱)
特技魔法剣 飛翔 計算 モノづくり ほか多数
攻撃力(武器など)通称”兵器”、武器種はほとんど網羅、魔法などいろいろ……
防御力(防具など)ミスリル銀、風使いたる身のこなし(回避力)
特徴残念な美女 鬼才変人 頼れるお姉様 女ファイターの鑑 美人だが恋愛対象外 きょぬーでセクシーなおねーさん

記念すべきオリジナルキャラ第1号。
一応美人なのにお転婆・破天荒・変わり者という美人のイメージを軽く覆す性格の持ち主ゆえに「残念な美女」の代名詞と言えば彼女のこと。 しかし快活で頼りがいがあり、行動力バツグンな性格であることから主に女性たちからは非常に頼りにされる通称「頼れるお姉さん」。
逆に男は近寄りがたく、そもそも彼女の性格的に突き放しがちに。

特技として鍛冶・アクセサリなどの彫金細工・料理や錬金・錬成、魔法加工(エンチャント)や執筆活動など様々なものに造詣が深く、 それら創作物のクオリティも高いという恐るべきクリエイター能力を搭載しており、それだけでも驚異的なスペックを誇るキャラである。

中でも彼女が普段からふるっている自作の武器の”兵器”がその最たる例といえる。
その”兵器”は一見アクセサリのようで実は刀剣という代物であり、 刀剣として一般的な使い方では性能がかなりデンジャラスなもの、敵を両断する分には申し分ない性能の反面、 自らを傷つける可能性も大きいという超危険性能を誇る。 相手を両断・撃滅する上でのスペックに特化しすぎるがあまり使い手への安全面については完全度外視という実装なのである。
それにより、当人も使い慣らすまでに何度も自分を両断しているという衝撃の問題作である。何度もって、懲りないのか……
故に、周りからは刀剣や銃などの相手を攻撃するための”武器”ではなく、 戦車やミサイルなどの軍用機と同列の扱いである”兵器”と呼ばれることになり、 さらに一般の武器の範疇では形容しがたい特殊な形状もあって”兵器”という通称で定着している。

クリエイター能力ばかりだけでなく、その”兵器”を軽く振り回すほどに戦闘能力も高く、魔法も得意。 よく魔法剣を披露しているところを見かけるが、魔法剣は彼女の得意とするところである。
さらにそれだけでなくクリエイター魂は医学・薬学にまで手を伸ばしており、 主に薬の開発のためにとその知識も人並み以上に持っているなど、とにかくとどまるところを知らない。 そもそも魔法だって得意なのでなんでもできることだろう。
その魔法だが、科学技術を応用しての開発活動に余念がなく、日常生活はもちろん、 戦いでも魔法剣に応用し、様々な戦術に応用しているほどである。

なお、ビジュアルの通り脚が異様に長いため、アンバランスさが目立たぬようにスカートを着用。 基本的にはゆったりとしたロングなワンピースを着こなしているが、 スカートにはフロントスリットが入っていて長い脚の彼女の可動域を確保している。
で、そのワンピースの内部なのだが、非常に軽く薄い割には非常に強度のあるミスリル銀の繊維を下着代わりにまとっており、彼女の防御力を高めている。 ずいぶんな豊満なバストの持ち主であることもあり、女性用のインナーをつけず、この布を下着代わりに利用しているのである。

行動力バツグンすぎるその背景にはそれまでに数多くのことを経験しており、いいこともあれば逆に悲惨な過去も数知れず。 また、その悲惨な過去を二度と繰り返さないためにも自らの知識・経験・そして腕を日々磨き続けている。
と、いろいろと抜け目のない性能なキャラだけれども、実際には意外に抜けているところがあるなど絶妙なポイントを忍ばせていたり、 そもそも論として性格がかなり変わっている点からそれを感じさせない変な不思議さもある。

召喚王国クラウディアスでは特別な立場で、アリエーラと並ぶ屈指のクラウディアスのブレーンであり、彼女同様に特別執行官という役割を担う。
アリエーラ曰く、リリアリスはクラウディアスの真の影の支配者。 だが、それはクラウディアスの城主エミーリアも認めていること、それぐらい信頼が厚いのは間違いないということでもある。

記念すべきオリジナルキャラ第1号というだけにかなり思い入れの強いキャラとなっている。 そのせいか全キャラ中では恐らく最も設定がしっかりしており、かつ細かい。

たとえばその変わった性格だけれども、凡人では思いつかないような発想は他を「良くも」「悪くも」遥かに凌駕する。
「良くも」に関しては何のことはない、単に頭のいい天才肌といったプラスの評価としてあげられる項目だけれども、 問題は「悪くも」のほう、むしろこちらのほうがウェイト的に多くを占める(というか、そういう風に見える)ので要注意。
というのも、そもそもこのキャラのビジュアルは元々まさかのあの元祖・斜め上の人をある程度参考にして考えられているため、 性格も残念なことにその人譲りのぶっ飛んだ思考を搭載してしまっている。
人によってはそういう性格も持ち合わせているからこその鬼才・天才だという声もあり、 たとえ男性目線でも定評のあるキャラとなっている、恋愛の対象にはほど遠いが。

あらゆる知識・技術を持ち合わせたクリエイターなので頭がいいほうがいいだろうという考えのもと天才キャラとしての地位も確立、 しかし天才ということは性格もある程度ぶっ飛んだものがいいだろうということで性格的に難ありというキャラに仕上がった。
そして名前にやたらと多く「リ」が含まれているのは意図したもの。

そしてクリエイターキャラであることを前面に押し出すべく強さとは自身の能力ももちろん、 武器も自分で作れて戦技や魔法でさえも自らが開発できるようなキャラであること。 それを実現した結果、独自路線での最強キャラという地位に君臨していった。 まさに文字通り”自らの強さを自らの力で直接確立していった”キャラの究極系である。

特にクリエイターキャラだから自らの強さについてはそれなりなのだろうと思うところだがそんなことは無い。 クリエイト能力については頑固一徹の職人同様の一日にして成るようなヤワなものではなく、むしろ拘りの強いキャラだからこその究極系。 後にリファリウスが語っている通り、作る人自身が使う人相応の使い手であることは必要十分であるというレベルで徹底しているため、自身もかなりの使い手であることは確実である。

――いいよ、別にそんな心配しなくたって。それよりも自分たちの心配を先にしなさいよ。

――そんなん、やってみなきゃわからないでしょ。

――この私がこの程度のことに計画を立てるなんて労力を割くわけがないでしょ。 とにかくなんでもいいからつべこべ言わずに私についてくればいいのよ、大船に乗ったつもりでね。

――まーったく、こんな小さな子に暴力を振るおうだなんて、見上げた根性の魔物ね。

――いーい? よく聞きなさいよ! 私の名前は”リリアリス=シルグランディア”!  今からあんたをぶち殺す女の名前をきちんと墓場に持っていけ!

――もう、そんなに褒めたってバカがつけあがるだけよ。

――でもね、これだけはわかってほしいのよ、誰だって頑張ればできるってことをね!  それが”召喚魔法剣”なのか”禁断召喚魔法”なのか、それとも別の何かなのか、それは私にはわからないけれども―― でも、みんなには何かしらの可能性が秘められているのだから、それを忘れないでほしいわね!

物語のキーマンの一人であり、登場回数の多さや主人公格のキャラというだけあってセリフも多い。 思ったことを素直に言う点とネタ要素をふんだんに含んだ言い回しや得意げに何かを話すさまも特徴的。 その割にはいきなり超マジメなセリフを発することもあるなど、とにかく妙なキャラ以外の何物でもない。
作中屈指の策士キャラということもあり、斜め上の発想からくる発言はもちろん、それを当たり前ベースで話すのだから手に負えない。
そして当人は当たり前ベースに物事をこなしているに過ぎないため、 それを褒められたり賞賛されることに関しては慣れていないのだが、それをさらっとスマートに返している。

彼女の性格を語る上では切っても切り離せないのがやはり彼女固有の変人節。 鬼才と変人は紙一重の代名詞といえば彼女か、彼女の血縁を思わせるリファリウスのいずれかである。
とはいえ、これでも一応当人たちは変人ぶりを自覚しているようだが、だからといってどうしようとか全く考えていない。

長身の美人で豊満なバストの頼れるお姉さんというキャラは主に女性からの評判は非常によく、 甘えてみたい女性キャラの中でもナンバーワンとなっているほど。 それゆえか、たいていの場合は彼女の周りには女性陣がいつも一緒にいる状態である。 女性同士は大体群れることが多い傾向があるが彼女の場合はそれが顕著で、 ほとんどの女性キャラから慕われているため、まさに男子よりも女子に人気がある女性キャラの典型と言える。
リファリウスも女性陣から慕われていることを見てもわかる通り、よく似た性質の2人と言えるだろう。

彼女の女性人気について更に言及すると、やはり女ファイターの鑑にしたい筆頭候補に挙げられるところでも一線を画す存在。 エンブリアの多くの女性に影響を与えているだけあってそこは流石というべきか。
その鑑にしたいと明言している典型的なキャラと言えばまずは大親友であるアリエーラが挙げられる。 そのほかにもユーシェリアやディアナリス、レミーネアにフラウディアやフロレンティーナ、 さらにはあのソード・マスター召喚獣様のカスミですら彼女を目標としているほど。
カタログスペックだけを見るとあまりにポテンシャルが高すぎる存在であるようにも見えるリリアリスだが、 意外と抜けていたり、一見複雑なことでもあまり物事を深く考えていなかったりする一面があったり、 極めつけはやっぱり「残念な美女」の地位をものにしてしまっている点など、なかなか憎めないキャラ。 そして、ポテンシャルが高すぎるというスペックに反してかなり努力をしているようで、 そういった彼女の内面をよく知る者は彼女を頼りにする・頼りにしたいということはもちろん、彼女に頼られたいという者もいるようだ。

では、お転婆・破天荒・変わり者という美人のイメージを軽く覆す「残念な美女」の代名詞だから男からの評価は低いのかというと案外そうでもない。 逆にむしろ「残念な美女」であるがゆえに人気が上がっているのだから世の中広い。
特にアリエーラをはじめとする高嶺の花で雲の上の存在と言わしめる要素ばかりが付きまとう近寄りがたい「ザ・美女」とは裏腹に、 ルーティスでの特別講義の場の一幕のようにセクハラ発言さえも許容してくれる寛大な心の持ち主で気さくな性格、 さらには「残念な美女」たりえる一つの要素として、気が強く、 土足感の強い性格ゆえに彼女のほうからグイグイと踏み込んでくるような人柄であるということもあってかむしろ接しやすく、 アリエーラとは違う”高嶺の花感のない等身大の美女”という絶妙なキャラ属性を持つため、 男性陣からも遠慮することなく話がしやすい女性というまさかの地位を獲得している。 それが示すように、実際にクラフォードもティレックスもリファリウス以外のクラウディアス特別執行官と話がある場合はまずリリアリスに話しかけに行くし、 スレアも恋の相談を彼女に持ちかけていることも。
極めつけはルーティス学園での講義でのアンケートでも見られるように、 ”寛容でセクシーで豊満なバストの持ち主のスタイル抜群で年齢不詳の麗しい素敵なおねゐさん”として人気が高い。
とにかく話がしやすい女性キャラということでは男性陣にはかなり人気のある存在ではあるだが、 やはり性格がネックだったのか恋愛の対象とはなりにくいキャラであることは変わらず。世の中うまくいかないもんだ。

ただ……気が強くて頼れる巨乳な美人のおねゐさんという絶妙なキャラが妙なことになっている。 というのも、そんな彼女に踏まれたいというコアなファンが現れているのだから本っ当に世の中広い。
残念とはいえ一応美人ではあるため、それだけに男性陣からも一定の支持を集めているのは確かだが、 この「残念な美女」に踏まれたい目線で推す男性陣の多くは当然のごとくドMばかりであり、 彼女が何かしらにヤキを入れている画像に対して”我々の業界ではご褒美です”や”そこの○○、俺と変われ”といったタグを挿入しているのはもっぱら彼らの犯行である、 戦闘能力が非常に高いので最悪病院送りは必至だが。
ただ、その戦闘能力の高さゆえに踏まれたいというよりもお手合わせ願いたいという武闘派も存在している。

ブレイド・マスターゆえに多くの接近・遠隔武器の心得持ち。しかもいずれもクリエイター気質故の究極型。
魔力をエーテルとして利用することも申し分なし。
風の精霊を用いた特殊能力を扱うことに長けており、文字通りの人並外れた動きが可能。


◆我流魔法剣(便宜名:RS魔法剣)
我流という通り、使い手自らが開発した魔法剣技。 剣術のみならず、体術などを織り交ぜたダイナミックな格闘術がベースとなっており、 さらにプラスアルファとしてエーテルを乗せることで性能を高めている。
なお、遠隔攻撃技の場合、性質上はエーテルそのものの特性であるため、遠隔耐性に弾かれないのが強み。

エンチャント・ドロー:周囲を取り巻くマナを奪い取って自らのパワーへ転化する。対象の能力が高いほどパワーアップする。
あくまで相手から能力を奪う効果はないので注意。
簡単に言えば相手の能力を参照してその分だけ自己強化する効果というのが正しい。 無論、周囲を取り巻くマナを奪い取る効果ゆえに参照する相手がいなくても強化効果が得られる。

ソニック・シェイド:貫通力に優れた複数の風の刃を分散させ、前方の標的に一斉発射する。 貫通力もさることながら、発生スピード・弾速と共に超高水準の極意。 さらに広範囲攻撃・遠距離にまで届くなどと超絶なスペック。
技自体がとにかくチートに近い性能のやばすぎるアーツ。 技もチート使い手もチートともはや敵なしと言っても過言ではないほど。 使い手はその使い勝手をとにかく熟知しており、物語上でもだいたいこの技をぶっぱしている。

アクア・ソニック:貫通力に優れた水の刃を繰り出し、前方に連射する。 貫通力もさることながら、発生スピード・弾速と共に超高水準の極意。
ソニック・シェイドによく似た技かと思いきや、あちらと違って単発発射とあまり大したことがない。 と思いきや、こちらのほうが動作が早いので実は連射向きと、あちらとは別の方向性を向いている技である。

フレア・インパクト:範囲上一帯を巻き込む絶大な炎上ダメージを与える。
アーカネなどにも同名の技の使い手がいるが、その中では最強のフレア・インパクトがリリアリスのこれ。 スキが小さくなっている上に多段ヒットするなどこれまでの使い手は皆反省しなければいけないほどの超絶性能。
……なのだが、性能は総じて前技等に劣るとかこれまでの使い手の面目をことごとく粉砕していく頭おかしい使い手。 しかし、範囲をまとめて攻撃する技としては超優秀なのはこれまで通りである。

フリージング・サークル:範囲上一帯を巻き込んで一度に突き上げ、絶大な凍結ダメージを与える。
近接系の多段ヒット技としては猛威を振るう性能。

ライトニング・ブースト:雷魔法を繰り出し標的に対して電光石火のごとく必殺の一撃を浴びせる。

シャイニング・レイド:自分の頭上から無数の光刃を発生させ、相手に叩き込むことで多段ヒットする。
範囲は弱いが威力が高い。

ダークネス・ライド:自分の足元から暗黒の闘気を発生させ、相手に叩き込むことで多段ヒットする。
シャイニング・レイドによく似た技だがさらに範囲が弱くなっている。

シャドウ・サークル:範囲上一帯を巻き込んで一度に突き上げ、暗黒ダメージを与える。
フリージング・サークルの属性違いだが、性能はそちらのほうが若干強めと地味に異なっている。

アーティファクト・ゲッター:対象から奪い取った生気を特定の物体に変化させて自らの所有物とする。 ほとんど火力が見込めないが本来の目的はそっちではないのでそんなに気にする必要はない。

アーティファクト・ドロー:対象から奪い取った生気を特定の物体に変化させて自らの所有物とする。 続けて使うことで成功率は高まるが、続けて使わない場合はデバフ効果を発揮する。


◆エーテル、魔法型はフェドライナ・ソーサー型
言ってしまえば完全事象書き換え型というチート能力と呼ぶに相応しい魔法型。 乱暴に言えばなんでもありということである。。。

エアリアル・ミール:風系の固有魔法。一定範囲内に局所的に複数の上昇気流を発生させ、巻き込んだ相手を巻き上げる。
上昇気流によって相手の行動を妨害したり、遠隔攻撃を阻害する効果が強い。

ウィンド・ブラスター:風系の固有魔法。前方の敵めがけて一気に強烈な風を発揮し、相手を吹き飛ばす。
たいていの雑魚はこの魔法によって確実に吹き飛んでしまう。

スタン・ブレイズ:氷系のスタン魔法。 対象を凍結させることで出鼻をくじくことができる。
スタン系の魔法としての火力もそこそこだが範囲が単体ととにかく貧弱。 しかし、相手を確実に止める効果が強く、スキを作りやすくなっている。

スタニング・ウーハー:風系のスタン魔法。 瞬間的な風圧波を発生させることで広範囲の対象にショックを与えることができる。
スタン系の魔法としての火力もスタン効果も並だが、 固有魔法ではなく汎用エーテルで広い範囲に対してショックを与える効果があるのが最大の特徴。

ヒール・ウィンド:風系の回復魔法。癒しのそよ風で対象の体力を回復する。範囲が広いのが特徴。
風系は回復量はイマイチだが、使い手の魔力が強いので十分回復効果が得られる。

ヒール・ブリーズ:風系の回復魔法。癒しのそよ風で対象の体力を徐々に回復する。
風系は範囲が広いのが特徴で、こちらはリジェネレーション・ヒール効果によって時間と共に対象を癒す効果が強み。

リフレッシュ・ブリーズ:風系の回復魔法。癒しのそよ風で体力とともに状態異常を回復する。
風系は範囲が広いのが特徴で、悪性ステータスの治療効果が強み。使い手の魔力が強いのでステータス回復効果も強いのは確か。

ヒール・ハイ・ウィンド:風系の回復魔法。癒しの風で対象の体力を回復する。範囲・威力共にかなり強力なのが特徴。
回復効果が強いハズだが魔力が高すぎるせいかヒール・ウィンドで十分で、あまり使っているケースは見られないようだ。

オーロラ・ガード:聖系の固有の超絶防御魔法。あらゆる攻撃に対する抵抗力が強くなる。 ほとんどの攻撃はこの絶大なバリアを前にして無力である。

ミサイル・ガード・F:スタンダードな防弾バリア系魔法。遠隔攻撃に対する抵抗力が強くなる。 フェドライナ・ソーサー型の特殊効果として打ち出し系の魔法効果ですら減退させてしまう。

毎度おなじみのとてつもない能力の使い手。 多くの使い手が裸足で逃げ出すほどの強さを誇っている。
魔法剣の使い手として特化しており、クリエイター能力も手伝い魔法剣一つで様々な武芸に応用する。 そして、得物が通称”兵器”、刀剣のようなものだがそれなりにリーチがあり、槍のようなものを思わせる。 これは元々は槍の使い手であることの名残らしい。
さらに文武両道キャラというとおり魔法も強力で、幻獣を召喚して戦わせる召喚魔法さえ行使可能ととにかくオーバースペックな使い手である。 これではもはや何の使い手なのかがわからない。

しかし、それを置いても真打・通称”兵器”の存在がとにかくぶっ飛びすぎているから困る。 だが、それを気にしてか少々自重している節も見受けられる。 とはいえ、彼女自身の能力は本物であるため、たいていの相手であれば得物が何であれ応戦可能。 そもそも得物なぞなくたって応戦可能……ヤバすぎである。

極めつけは、成行き的にあのディスティアでさえ彼女に師事したほど。余程の使い手である。
余程の使い手といえばそれこそ知る人ぞ知る伝説レベルの使い手でも彼女には歯が立たないようだ、 それだけにとてつもない能力者であることは確か。
そもそもあの鬼人剣・万人狩り・万人斬りのトリオが束になってもかなわないほどの能力者であるため、その実力は推して知るべしである。

というか、ここまでの戦闘能力を持ちながらとんでもクリエイター能力を平然と搭載しているスペックを考えるに、 どう考えても見た目の年齢と経験の積み方とが全然かみ合っていない。 戦闘の能力にクリエイタースキルを考えても見た目と時間の積み方とがまるでかみ合っていないのである。 ただの才能……という言葉で片付けるにはかなり無理がある気がするため、いろいろと不自然さばかりが際立っている。
言い換えればそれだけ経験値を積んでいるのならもう少し歳を取っていそうに見えてもよいのだが、 どこからどう見てもまさに20代前半という風貌、全然そんな感じには見えない。 それがたとえエルフェイド人種(精霊族)であるということを加味してもエンブリアの基準ではもう少し歳を取っていてもおかしくはなさそうな感じなので、 まさに年齢不詳キャラである。

と、ここまで戦闘の腕やモノづくりについての腕について語られているわけだが、 そこは流石にクラウディアスの真の影の支配者と言われるほどの手腕を持つほどの脳力の持ち主、戦術を組む力も得意だ。 それこそ某獄潰し賢者さえも舌を巻くほどの逆算ぶりはまさに圧巻の一言で、常に数手先を見通しているレベル。 策士というより孔明と呼んだほうがいいのではとか、そんなレベルである。

とにかく、やたらとオーバースペックぶりが引き合いに出されるキャラだが、 いずれも”ネームレス”であることに起因するものであり、キーマン度に拍車をかけていることの表れでもある。
事実、彼女ほどではないにせよ、オーバースペックぶりが引き合いにされるキャラだけでいえば他にも何人かいる。もちろんその大半が”ネームレス”。
だが、彼女のオーバースペックぶりにいたっては守備範囲が広いため、必然的に他の”ネームレス”よりも圧倒的な存在感を示すことになる。

武器はあらゆるものをぶった切ることを可能にした最兇最悪最期の兵器がメイン。 試作型からしっかりと作成し備えているという用意周到振り。 リファリウスが持っているそれに比べるとおしゃれな造形。 あちらのも結構おしゃれな造形ではあるのだが、こちらはよりオシャレらしさが際立っている感じである。

アルファ・ニードル:あらゆるものをぶった切ることを可能にした、最兇最悪最期の兵器の試作型。 この系統の武器のすべての祖といえる代物であり、すべてはここから始まった。 見た目はシンプルでありながらもなかなかおしゃれなデザインでまとまっている。

ワンダー・ニードル:抽象的だがどこかメルヘンチックな感じの芸術センスで形成された、デザイン重視の兵器。 武器とは思えないその見た目でとてつもない切れ味を発揮する。 まさしく傑作と呼ぶに相応しい代物だが、武器としての性能面はいい意味で極悪。

エレメンタル・ガーダー:精霊魔法フェドライナ・ソーサーの力で大幅に強度を上げた小手。 結界が展開されており、攻撃を和らげる働きがある。

フローラル・ウィンド・ワンピース:身体にフィットしない上から下まで低露出なリリアリスの森ガールワンピース。 おしゃれに着こなしているのだが内部構造が金属で構成されており、まるで鎧のように防御力が高い。

ミスリル・メッシュ:リリアリス自身が身にまとっているミスリルの金属繊維の布。ほぼ下着代わり。
一枚布であり、彼女の全身を包み込んでいる。

リリアリス解析度:8%
とにかく存在感の強いネームレス。 存在感の強さはシルグランディアの名にも現れている通りなので、 そのレベルの大人物であることは間違いない気がする。。。

★リリアリス解析項目
・ネームレスの真実
・そもそも何者?
・強さの秘密
 →やっぱりネームレス×シルグランディアだから?
・作り手としての秘密
 →やっぱりシルグランディアだから?
・時折見る謎の夢
・土足厳禁の認識
・エスハイネの丘でのリアクション
・クラウディアスの重鎮たる手腕
・リセリネアの死における涙の意味
・アリエーラとの関係
・アリエーラとのシンクロ
・プリシラとの関係
・フィリスとの関係
・リファリウスとの関係
・ヒュウガとの関係
・オリエンネストとの関係

実は比較的早い段階である程度の謎が明らかになるキャラ。 この系統の歴代のキャラが出尽くされているので、隠すまでもないという判断である。