エンドレス・ロード ~ディクショナリ~

ぺぇじへっどらいん

リファリウス

――そうだ、おとなしく、幻想を抱いたまま死ね。

頼れるお兄さんで女性に大人気のイケメンリア充。
しかしその本性は変わり者という、謎多き人物。

項目プロフ
呼称リファリウス Rifarius
本名リファリウス=シルファーヌ
種族エルフェイド系
性別
出身地不明、ネームレス(フェニックシアの孤児)
職業・肩書クラウディアス特別執行官
体型186.4cm 70.7kg BMI20.35 股下96.9cm 比率52.00%
脚長杉。バランス……
年齢100年寿命生物換算20歳前半? ”天命の刻”から32年後時点
誕生日9月15日(乙女座)
血液型A型
長い茶髪。
ビジュアル いけめそ。女性からの評価は非常に高いというまさに貴公子。
ただし、足が長すぎる。そのアンバランスさが目立たないようスカートパンツを着用してカバーしている。
主な服装 トップスはシャツ系。白系を着ていることが多い。
一方でボトムスのシルエットは女性物を感じさせるスカートだが、よく見るとスカートパンツである。
どこぞの王国騎士が身に着けている末広がり型のボトムスをある程度イメージしているようだ。
好きなもの楽なこと・人 面倒でないこと・人 アリエーラさんとか親友 海鮮料理 日本酒
特技魔法剣 飛翔 計算 モノづくり ほか多数
攻撃力(武器など)通称”兵器”、武器種はほとんど網羅、魔法などいろいろ……
防御力(防具など) 
特徴鬼才変人 頼れるお兄様

記念すべきオリジナルキャラ第6号。
オリキャラの中でも1位2位を争うほどの適当かつ変な性格で、あのリリアリスともほぼ同等な変人ぶりを発揮する。 そして、女性に対して超優しいという性格を装備している、優しいというか乙女心をことごとく熟知しているというか……いつも両手に華というか。。。
そんな「頼れる素敵なお兄様」は女性陣全般からの受けはすこぶるよく、異常とも思える待遇。 イケメン補正が利いているせいで、もはや異常を通り越してとにかくヤバイ人気ぶり。 女の子はみんなリファリウスが大好き。
その一方で、男性陣からは当人の性格と行動のせいで非常に受けが悪い。 男はみんなリファリウスが嫌い。

様々なところに顔を出し、影響を与えている御仁。 ルシルメア独立の立役者の一人、ガレアの将軍、そして、クラウディアスの特別執行官という重鎮、 さらに当人自体の腕が確かであり、エンブリア屈指の勇士の一人としても名を連ねている。 そんなこいつの正体は”フェニックシアの孤児”の一員であり、 後の世ではそれらをひっくるめて”ネームレス”と称される、異邦の存在らしいそれを示唆している。

が、戦闘の腕やモノづくりについての腕だけではなく、 そこは流石にクラウディアスの真の影の支配者と言われるほどの手腕を持つほどの脳力の持ち主、 戦術を組む力も得意だ。 それこそ、某獄潰し賢者さえも舌を巻くほどの逆算ぶりはまさに圧巻の一言で、 常に数手先を見通しているレベル。 策士というより孔明と呼んだほうがいいのではとか、そんなレベルである。

その孔明っぷりでももっともヤバイのがガリウスの件である。 プリシラ様の下僕として寝返ったと見せかけて、 ついにやりやがったな。 あの一連の流れについてはもはや筆者さえもお手上げである。 こいつマジでなんなんだよ。

とかく、”ネームレス”の中でも守備範囲が広い存在であり、 妙ちくりんな性格も相まって只者ではない感を醸し出している。
しかし、そのことが災いして意外と間の抜けている一面がある。 さらに、あんまり只者ではない感を感じさせるような印象がないため、それほどすごみが感じられないのも特徴。 そういったことから、なんだかんだ言っても多方面からの受けはさほど悪くない。

戦いの腕と言い、安定の孔明っぷりといい、クラウディアスやガレアの政策といい、 いずれもこいつがクリエイターとして身に着けた知恵や経験が生かされた結果の行動であるという。 それにしてはやばすぎる気がしないでもないが、こいつの行動の基本原理についてはだいたいそういうことらしい。

そんなこいつにも何気に弱点があり、あまり力に頼った戦いには向いていないようで、それゆえに技を重視した戦い方が得意らしい。 ただ、大ジャンプからの重力加速度を利用した強撃は圧巻の一言。

――どうかな、目の前の敵をもう少しでやれると思ったのにできなかった時の喪失感と、 死の危機にさらされる絶望感、どっちが勝っているかな?

――そうだ、おとなしく、幻想を抱いたまま死ね。

――ふう、やれやれ、なんか、想像以上の展開になったみたいだね。

――いえいえ、まったく構いませんよ。それでは拝借。

――アリエーラさん、私はあれから強くなれたのだろうか――

――さようなら。できれば、キミらとは志を同じくして行きたかったよ。

リリアリス同様の物語のキーマンの一人であり、 登場回数の多さや主人公格のキャラというだけあってセリフも多い点については相変わらず。 性格は一言で言い表せば”斜め上”という点も相変わらずである。
あまりに相変わらずすぎて他に語ることがないのが玉に瑕だが、 むしろ”斜め上”で安定しすぎていて手におえないという感じである。

多くの接近・遠隔武器の心得持ち。しかもいずれもクリエイター気質故の究極型。
魔力をエーテルとして利用することも申し分なし。
風の精霊を用いた特殊能力を扱うことに長けており、文字通りの人並外れた動きが可能。


◆RS魔法剣・RF式
リリアリスが開発した魔法剣技を扱う。 剣術や体術などを織り交ぜたダイナミックな格闘術がベースにエーテルを乗せることで魔法剣として成立している。 使い手の都合上オリジナルには劣るが、それでも十分すぎるほど強い。
なお、遠隔攻撃技の場合、性質上はエーテルそのものの特性であるため、遠隔耐性に弾かれないのが強み。

以前の技は過去の記事を参照。よく使う技は一応記載。

ソニック・シェイド:貫通力に優れた複数の風の刃を分散させ、前方の標的に一斉発射する。もはや定番の最強小技である。

アーティファクト・ゲッター:対象から奪い取った生気を特定の物体に変化させて自らの所有物とする。性能は弱いがアイテム取得技としては強力な部類に入る。

パリッシュ・ドロー:パリッシュメント・ドロー。 対象を取り巻くマナを徹底的に奪い取って自らのパワーへ転化する。 奪われた側は重力の影響をもろに受けるようになるため、身動き取れなくなる。

フィールド・ドロー:広範囲を取り巻くマナを奪い取って自らのパワーへ転化する。対象範囲は広がっているが効果は高い。

クレッセント・スター・ダスト:貫通力に優れた大型の風圧波でなぎ倒す。軌道上の物体はみじん切りにされる。

ルナティック・ウェイブ:貫通力に優れた長くうねった水圧波でなぎ倒す。範囲上の物体はみじん切りにされる。

クリスタル・クロス:強烈な猛吹雪を発し、まさに水晶の如き光輝く氷塊で範囲上の敵を葬り去る。

ライトニング・シェイブ:貫通力に優れた雷光のごとき一撃を放つ。軌道上の物体をことごとく貫通して絶大なダメージを与える。

スカイ・ライトニング:スカイアタック系アーツの応用技で、空中で雷魔法を繰り出し、着地と同時に稲妻をまとった必殺の一撃をたたきつける。威力が高い。

プリベント・ブラスター:ものすごく強力な雷撃球を発射し、すさまじい電気ショックにより狙った対象の動きを封じ込める。

ホーリー・トライン:強力な力場を発してその中に標的を封じ込め、聖なる光によって浄化する。

シャドウ・プリズン:標的を氷結とともに闇の中に封じ込め、暗黒闘気によって対象を破壊する。


◆ヴァルキリー・アーツ (ホワイト・ドラグーン・アーツ)
ヴァルキリー・クラスを志したもののみが使用することができるアーツ。 リファリウスの場合はホワイト・ドラグーン・クラスと呼ぶほうが正式か。 とにかく、戦乙女の名も伊達ではない天からの一閃による大打撃であらゆるものを粉砕、浄化する。
実際にはハイジャンプ系アーツ以外も両立しているのがこの系統の特徴なのだが、 ハイジャンプ系以外の極意は当人の魔法剣技のほうがはるかに強力なのでほぼ使用されない。

スカイ・ハイ・ドライブ:ヴァルキリーの必殺の極意。 高空へと高々と飛翔した後、着地と同時にとてつもないダメージを与えることができる。
この極意で多くの敵を必殺する。


◆エーテル、魔法型はフェドライナ・ソーサー型
言ってしまえば完全事象書き換え型というチート能力と呼ぶに相応しい魔法型。 乱暴に言えばなんでもありということである。。。

ヒール・ウィンド:風系の回復魔法。癒しのそよ風で対象の体力を回復する。範囲が広いのが特徴。
風系は回復量はイマイチだが、使い手の魔力が強いので十分回復効果が得られる。

ヒール・ブリーズ:風系の回復魔法。癒しのそよ風で対象の体力を徐々に回復する。
風系は範囲が広いのが特徴で、こちらはリジェネレーション・ヒール効果によって時間と共に対象を癒す効果が強み。

リフレッシュ・ブリーズ:風系の回復魔法。癒しの風で体力とともに状態異常を回復する。
風系は範囲が広いのが特徴で、悪性ステータスの治療効果が強み。使い手の魔力が強いのでステータス回復効果も強いのは確か。

ミサイル・ガード・F:スタンダードな防弾バリア系魔法。遠隔攻撃に対する抵抗力が強くなる。 フェドライナ・ソーサー型の特殊効果として打ち出し系の魔法効果ですら減退させてしまう。

スペキュレイション:ディ・スペル同様の解呪系魔法だがフェドライナ・ソーサー型ゆえに性質は完全非破壊型解呪魔法。 性質自体は異なるが効力自体はディ・スペルと全く一緒で、対象の強化魔法などの効果を中和する。

スペル・プロテクト:解呪魔法による解呪を効果に抵抗し、対象者にかかっている強化魔法の効果を保護する。 相手の魔力のほうが強力な場合はスペル・プロテクトがはがされるだけで済む。 しかし、それでもさらに相手の魔力が強力な場合は強化魔法効果諸共はがされる可能性もある。

ディ・スペル・リフレクション:破壊型解呪魔法を受けた場合に強烈な魔法気弾で思いっきり弾き飛ばすスタン効果で反撃する。 なお、魔法を跳ね返す効果があるわけではないため、ディ・スペルによる解呪魔法効果自体は受ける。
また、非破壊型解呪魔法に対しては効果を成さないが使い手の性質上、そのあたりも恐らく改良の対象となるだろう……。

とにかく、ほとんどの性能がリリアリス依存なだけに、 あらゆる極意も彼女のそれを踏襲しており、戦闘能力は完全な汎用型能力を持つキャラ。 やっぱり、武器のスペックと技・魔法などと言った技術面も総合すると、間違いなく最強キャラとしての座に君臨する、 いろんな意味で素敵能力のキャラという点も彼女と大体同じ。
ただし、こいつ自身が姉と言っているリリアリスのほうが能力的には上である模様。
そして、”兵器”のスペックがヤバすぎるがあまり、自重している節も見受けられる。 とはいえ、能力は本物であるため、たいていの相手であれば容赦はしないハズなのだが――

というか、ここまでの戦闘能力を持ちながらとんでもクリエイター能力を平然と搭載しているスペックを考えるに、 どう考えても見た目の年齢と経験の積み方とが全然かみ合っていない。 戦闘の能力にクリエイタースキルを考えても見た目と時間の積み方とがまるでかみ合っていない。 ただの才能……という言葉で片付けるにはかなり無理がある気がするため、いろいろと不自然さばかりが際立っている。
言い換えればそれだけ経験値を積んでいるのならもう少し歳を取っていそうに見えてもよいのだが、 どこからどう見てもまさに20代前半という風貌、全然そんな感じには見えない。 それがたとえエルフェイド人種(精霊族)であるということを加味してもエンブリアの基準ではもう少し歳を取っていてもおかしくはなさそうな感じなので、 まさに年齢不詳キャラである。

なお、魔法らしき能力で変装を行っているがために、 素顔を出しているにも関わらず、どの変装形態とも顔が一致しないという不思議な現象を引き起こしている。
それがたとえ女装だとしても、元がいけめそということもあって違和感がないほどである。

その女装についてだが、変装の名人というのは伊達ではなく、なかなかの美人さんである。 もともとのビジュアル的にもよいという点があってか、ラミキュリアと同じような格好をしても様になっており、 男が間違いを起こしそうになるのは必至である。
それにリファリウス自身が声のトーンも元々女性声としても通じる声であるため、猶の事判断が付かない。
そして何故か誘惑魔法まで使用可能と、もはや何が何だか訳が分からない。 といっても、ほかのキャラと比較してもとにかくわからないことだらけの人物なので、 その程度のことは今更どうということはないという見方も強いようであるが。。。

また、これも師匠と同じく高所というものをものともしない高低差移動が可能。 もはやオーバースペックもいいところである。

武器はあらゆるものをぶった切ることを可能にした最兇最悪最期の兵器がメイン。 試作型からしっかりと作成し備えているという用意周到振り。

プロト・ニードル:あらゆるものをぶった切ることを可能にした、最兇最悪最期の兵器の試作型。 リリアリスのそれとは違って対象を確実に切り裂くことに特化した設計であり、 シンプルなデザインでまとまっている。

ニードル・フレイヤー:あらゆるものをぶった切ることを可能にした、最兇最悪最期の兵器。 ニードルという名前の通り、全体的にシャープなデザインにまとまっているのが特徴。 使っているやつは頭おかしいんとちゃいますの?

エメラルド・ブリンク:風のマナの精霊を宿し、抜刀時は持ち主の魔力に応じたビームサーベルのような形状を展開して扱う武器。
抜刀中は風の力で常に使い手を保護する効果があり、敵からの攻撃を常に妨害する。

ランス・オブ・ハイディーン:ゼロ・ブレンダルが残して散った竜騎士の槍。 大きくてごつい剛槍であり、狙った標的をまさに上空から叩き潰すために特化した強烈な性能を誇る。 名前の由来は異世界で有名だった竜騎士の名前でリファリウスが即興でネーミングしているだけであり、この槍本来の名前ではないと思われる。

エレメンタル・ガーダー:精霊魔法フェドライナ・ソーサーの力で大幅に強度を上げた小手。 結界が展開されており、攻撃を和らげる働きがある。

リファリウス解析度:25%
とにかく存在感の強いネームレス。レムレスは茶番の姿ということだった。なめんな。

★リファリウス解析項目
・ネームレスの真実
 →恐らく異世界アンブラシアの存在らしい。
・そもそも何者?
・強さの秘密
 →異世界は力が濃密な世界なんだそうだ。
・作り手としての秘密
 →やっぱりシルグランディア由来?
・時折見る謎の夢
・クラウディアスの重鎮たる手腕
 →シルグランディア由来?
・女性耐性の高さ
 →一周回って結局不明。
・リセリネアの死における涙の意味
・リリアリスとの関係
・アリエーラとの関係
・アリエーラとのシンクロ
・プリシラとの関係
 →結局仲の良い友人関係という間柄である。マジでなんやねん。
・フィリスとの関係
・ヒュウガとの関係
・オリエンネストとの関係

リリアリスの謎と共に比較的早い段階で謎が明らかになるキャラである。 それについてはエンドレス第4部にて。