彩りの大地 Final Fantasy VI

キャラごとに固有の攻撃力が設定されており、その値と各々の武器の攻撃力を合わせた値が最終的な攻撃力となる。
素手状態の場合はさらに攻撃力が10あがるため、ここから武器を装備すると攻撃力が10下がった状態から武器攻撃力が計上される。

例えば、ガウの攻撃力は99のため、素手がデフォの彼は攻撃力109が表示される。 そこで、非カッパ状態で「さごじょうのやり」を装備すると攻撃力+1でしかないため、攻撃力が9下がって100となる。

多くのキャラが装備可能な系統で、誰が何を使う可能性があるのかというのもだいたい決まっている。

ロックの場合：崩壊前では剣も装備できるうえに投擲の「ホークアイ」がやたらと強力なため、 序盤でほかに強力な武器が登場しない「マインゴーシュ」付近ぐらいしかマトモに使われない。 「ぶんどる」発動の「とうぞくのナイフ」が便利というぐらいだろうか。
崩壊後はあえて「とうぞくのナイフ」を使わせる以外は「バリアントナイフ」が強いので、使わせるのならこの辺りに。 盗む専従なら「マンイーター」「ソードブレーカー」になるだろうか。

シャドウの場合：投げるがローコストで強いので攻撃力よりも「アサシンダガー」「マンイーター」「ソードブレーカー」のような装備効果のほうが優先されやすい。 「とうぞくのナイフ」で盗む要員を担わせる運用もあり。

そのほか：「マンイーター」「ソードブレーカー(追加要素版)」の回避効果目当ての場合に使用する。 属性こそついているけれども「グラディウス」も可能。但し、物理回避なら「ソードブレーカー」のほうが上。 いずれにせよ、物理回避効果は追加要素版でしか意味がないため、そうなると「マンイーター」になるだろうか。

※SFC版で「バリアントナイフ」がキングベヒーモス(通常)で入手できるのはどうやらバグである模様。 PS版で「ソードブレーカー」となるのも同じ。追加要素版で「ベヒーモスーツ」を2個入手という動作が正しいらしい。

基本的にはいろんな意味で最強武器の系統。 今作のみならず、初代シリーズより優遇されていて、初代シリーズより中盤の攻撃力性能は中だるみ気味、 そして最終的に最強に返り咲くという伝統はここでもしっかりと受け継がれている。

特に3属性剣は一応魔力が上がるため、わざわざ騎士剣カテゴリとなっている「ブレイクブレイド」よりも使いやすい。

崩壊後は「エンハンスソード」が非常に強力な装備で、魔力の増大と魔法回避の超強化を兼ね備えた武器として非常に強い。 正直、「たたかう」による攻撃にこだわらなければ最終装備にしていいほど強い。

最強武器の系統ということで強いことはわかっているため、それ以外の剣については特段何を言うこともないだろう。

使い手の問題であまり日の目を見ない性能の武器系統。
片方の使い手については剣も装備可能なうえ、「きかい」による便利な攻撃手段があることから使うかどうかが危ういところ。
もう片方の使い手についてはオリコマの性格を考えるとこれ頼りになることもあるが、キャラの力が低めなため、火力の面で危ういところ。 そのため、何とかして「ホーリーランス」を入手して発動率25%の「ホーリー」発動で何とかして火力を補いたいところ。
だが、いずれにせよ、装備する場合は「ホーリーランス」にしても「グローランス」にしても装備効果目当てになりがちなのは間違いない、特に「グローランス」。

使い手の問題であまり日の目を見ない性能の武器系統。 崩壊後は完全に非売品になることから、そういう意味でも無用の長物になりそうな予感。 しかし、オリコマを使用するうえでは装備武器がどうしても必要なので、その点には注意したいところ。

使い方については2通りあり、オリコマの「ひっさつけん」の媒介にすることと、 「かぜきりのやいば」による全体攻撃に期待して全体攻撃を行うかという用途だろうか。 オリコマの場合、攻撃力は使用技の性能のみに依存するため、武器の攻撃力は関係ない。 となると、これもやはり装備効果のみを狙って使うのみの運用となるため、 回避がちゃんと機能するようになった追加要素版なら中盤戦は「むらさめ」一択という感じになる。
一方で、「かぜきりのやいば」による「かまいたち」に期待する場合はできるだけ二刀流で使うのがオススメ。 その場合、ナンバー128から盗むのはほぼ必須となる。

なお、それとは別に「ざんてつけん」も装備可能。 一撃で倒す効果を持っているため、「かいでんのあかし」と併用して全滅斬を披露するのもありだろう。

時々発動する魔法のダメージで火力の底上げが狙える系統。確実に発動しないので、その点が悩みどころ。 純粋に魔法ダメージを上げるのなら各々初期装備のほうがいい。

それとは別にアイテム使用時の効果が強力。特に低レベル攻略ではこれの資金稼ぎをすることもあるぐらい有用。 アイテム使用であるためか、いずれも魔法防御無視・魔法回避無視で魔法ダメージを与えることが可能。

3属性ロッドは崩壊後購入できないため、崩壊後も使うつもりなら予め大量購入が必要になる。 もしくは「ホーリーロッド」を多用することとなる。

装備効果だけが取り柄の装備系。気持ち的にはロッドと同じような装備系でしかない。
別に「スケッチ」の使用に必須というわけでも効果が強化したり成功率が増えたりするわけではない。

装備効果が特になく、「チェインフレイル」は魔封剣が使えなくなるために使うのを躊躇われ、 「モーニングスター」は時期的に「たたかう」での物理攻撃がイマイチで魔法攻撃のほうが優位という不遇な装備系。 はっきり言って魔法でも使っていればいいのではと言わざるを得ない。 この武器がなくたって、いくらでも代用は利く。

「えんげつりん」は「とうぞくのナイフ」の装備効果によって一考され、 「ブーメラン」はすぐ後に「フレイムタン」などの剣の登場によって立場が危うくなるという感じ。 唯一のアイデンティティともいえる後列攻撃をどう考えるかといったところだろうか。
しかし、「ホークアイ」の登場によって立場が激変、 装備者がこれといって強力なダメージを与えるコマンドの持ち主でないことが幸いしたのもあるが、 時折、とてつもない威力のダメージを与えることがあるという訳の分からない存在。 浮いているだけでダメージ3倍というヤバイダメージをたたき出すため、ロックにはうってつけといえるだろう。

しかし、それ以降は世界崩壊後、ロックの再加入時はすでに「バリアントナイフ」が存在することもあって立場が危うい。 「ホークアイ」の上位武器「スナイパー」が店売りのため、若干入手しづらい「ライジングサン」を使うこともまずない。 そして投擲最高峰の「ウィングエッジ」も即死効果が邪魔になることもある(アンデッド回復)ため、武器としてはイマイチか。
しかし、レビテト状態であれば無条件で「スナイパー」のダメージが上がるため、それに期待するなら使う価値はある。

セッツァー専用の装備系。いずれも後列攻撃が可能な特徴がある。
装備効果がイマイチなのが欠点だが、攻撃した時の効果が特殊なのが強み。
とはいえ、隠れアンデッドの多い本作では「しにがみのカード」は少々頼りづらく、 「いちげきのダーツ」はアンデッドの巣であるダリルの墓直前に登場する武器ということでイマイチ使い勝手が良くないというジレンマが。

ダメージの安定性はイマイチだけれども、ダリルの墓ということを考えても「ダイス」という手がある。 攻撃した時の効果が特殊という点では固定ダメージで絶対命中という強みがあり、非常に強力。 その極めつけといえる存在なのが「イカサマのダイス」なのだが。

追加要素版では装備効果のある「ラストリゾート」というのがあるが、 今度は回避効果がないのが微妙となってしまうだろうか。 彼は「ソードブレーカー」が装備できないので、「くんしょう」装備をしない場合、 武器で回避を得るのなら物理は「グラディウス」か魔法は「マンイーター」しかない。
もちろん、ダメージを求めるのなら「イカサマのダイス」一択だろうが、レベル99でもダメージ期待値は6000程度。 何を重視するかで装備を決めるべきだろう。

マッシュ専用の装備系。攻撃力はそれなりに高い。
いきなり特筆すべき点だが、ゾゾで「バーニンナックル」を拾って以来、崩壊後までこれひとつで通せる点が特徴。 なんだけれども、彼の場合、「ひっさつわざ」が強力なため、別に武器がいいからといっても活かされるかは別問題。 今作では大半の武器の存在がイマイチ微妙なのだが、彼の武器の場合はその真骨頂といえるだろう。

崩壊後になると、今度は装備効果を備えた武器が登場する。 最初に登場するのは「ドラゴンクロー」だが、見ての通り、 プレゼンターの本体と殻のいずれもが持っているため、どちらかを倒せば入手できるほか、 実は両方倒せば2つ入手できるという状態。 敵の都合上、同時に倒さなければ入手できないのでダメージ計算が大変だが、 本体も殻も石化・即死耐性を持たないため「カトブレパス」で一網打尽にしてしまうのが得策。 確実に両方一度に効くわけではないのが大変だが、直前にセーブポイントがあるので失敗したらロードからやり直せばいいだけ。

エドガーの火力を支える武器系統。
最初から無条件で使用可能となる「オートボウガン」だけでも超強力で序盤は非常にお世話になる。 このせいで序盤エドガーの装備する武器はすべて無意味な存在と化す、攻撃力がそれらの武器よりも高く、かつ全体攻撃なので。 再燃するのは終盤頃になるだろうか。

幻獣防衛戦後では「サンビーム」が登場し、「イヤリング」W装備でダメージを強化可能。 時期的に打撃よりも魔法優位となる環境も後押しする。 もちろん、防御無視の「ドリル」なんかも強力で、単体の強い敵が出てきたらこちらと攻撃手段も多彩に。

ダメージ技とは別に「ブラストボイス」や「ウィークメイカー」の効果も使い勝手がいい。 捨てるところの少ない機械だけれども、唯一、「エアアンカー」の使い勝手だけはなんとも言えないところ。 せいぜいカウンター対策ぐらいになるところだろうか。

その名の通り、シャドウの「なげる」でのみ真価を発揮する武器系統。
手裏剣も術も攻撃力がぶっ壊れ気味なのが特徴。 というか、30ギルで2000ギル(チェインフレイル)の武器と同じ攻撃力ってどう考えてもぶっ飛んでるでしょ。。。
というわけで、とりわけ本作の「しゅりけん」は超優秀と評価が高い。 「ふうましゅりけん」は弾切れ対策に持っていればいいといわれるぐらい優秀。つーか、「ふうましゅりけん」は無理に要らない。 「ふうましゅりけん」使うぐらいなら同じ値段で全体攻撃の術を使うべきという具合。

一方でその術投げなんだけれども、こちらはもちろん「イヤリング」の強化対象。 能力にもよるが殲滅力が非常に高いので、魔大陸でのレベリングには大活躍。 世界崩壊前でのレベリングといえば仲間(魔石ボーナス対象の12人)がすべて出そろう魔大陸で彼を加えた後になるので、まさにお誂え向きである。

そして崩壊後のレベリングといえばもっぱら恐竜の森。 そこではむやみやたらに「さごじょうのやり」が手に入り、気が付いたら個数カンストも珍しくないレベル。 そのため、手裏剣よりも投げる武器としてより最適な存在に。(投げるの場合は実攻撃力が採用される)