彩りの大地 Dragon Quest IV

ぺぇじへっどらいん

たびのとびら

入るとたちまち遠い所に運ばれまするでお馴染みの存在。 必ず利用しないといけない扉もあればそうでもない扉もある。 必ず利用しないといけないといっても1つしかなく、たびのとびらである必要がなさそうな気がする程度のものなので忘れられている可能性も。 そして、それ以外の利用頻度は低く数もDQ3の時よりもさらに減少している。 DQ4では一部を除いてどの扉でも往復可能なので戻ってこれなくなることを気にする必要はない。
ルーラができない僻地から僻地への移動には最適だけれども、 DQ2のようにアイテム回収に役立つということがまずないので使用できたからと言ってなにがあるということもない。 そしてDQ4も基本的にはだいたい最後のカギが必須と思っていい。

移動元移動先備考
エンドールへの旅の扉エンドールの旅の扉サントハイム-エンドール間、必ず利用
エンドールの旅の扉エンドールへの旅の扉エンドール-サントハイム間
ミントス東の旅の扉#左リバーサイド北西の旅の扉 
ミントス東の旅の扉#右メダル王の城 
リバーサイド北西の旅の扉ミントス東の旅の扉#左 
メダル王の城ミントス東の旅の扉#右 
魔神像南のほこらリバーサイド北西の旅の扉一方通行

王家の墓にあるものはダンジョン内部へ通じているもののみとなるので割愛。

各機種間の違い

  • シリーズ初のAI(作戦)システムを搭載。作戦通りにその都度コマンドを実行する。 但し、オートターゲットではないので、マニュアルの場合は注意が必要。 AIなら関係ない。(NPCには影響する)

  • 操作感や環境周りなどのシステムがPS版DQ7ベース。 グラフィックやサウンドそのほかもろもろ。戦闘も作戦コマンドを個別に設定可能になった。 戦闘もオートターゲットチェンジ(撃破済の魔物を狙わない)システムを搭載。
  • 男女で作戦コマンド名が違うようになった。 例:男「ガンガンいこうぜ」/女:「ガンガンいくわよ」 さらに、「みんながんばれ」もDQ7以降のように「バッチリがんばれ」に作戦名変更。
  • 「めいれいさせろ」/「めいれいするわよ」、「おれにまかせろ」/「わたしにまかせて」コマンドが追加、 「じゅもんせつやく」「いろいろやろうぜ」削除。
  • AIの学習システム削除。早い話、初めから学習済という扱いである。 但し、公式にまでネタにされている某神官の「ザキ」「ザラキ」好きは続投中。 ミネアの「ラリホー」魔も同様。
  • 各キャラで能力に調整が加えられた。全体的に抑えられている。
  • 装備品のボリュームに変更。
  • 呪文の威力等には特別目立つほど大きな変化はない。 あったよという方、詳細希望。
  • 魔物のパラメータに変更があるが、一部のボスを除き、目立つほどではないようだ。
  • 呪われた装備が戦闘中でもはずせなくなった。 教会を利用することではずすことができるけれども、その場合は呪われた装備は消滅してしまう。
  • 第5章から「ふくろ」が追加されたので預り所で道具は預けられない。 預り所はゴールド銀行に変更した。
  • 入手アイテムが変更されている宝箱が存在する。 さらに、タンス・つぼ・地面などに落下アイテムも追加。
  • 「ちいさなメダル」が交換仕様から報酬仕様に変更されている。
  • 移民の町システムが追加。各地に移民希望者も登場するように。
  • 「ルーラ」(キメラのつばさ)の移動先に移民の町とメダルの城が追加。
  • バグフィックス。特に8回逃げ会心や「838861」が実行不可能に。
  • 「ぎんのタロット」使用時の効果の内容が変化。
  • 勇者に「ホイミ」「ギガソード」追加、「モシャス」削除。
  • ミネアに「キアリー」追加。
  • 新たなダンジョンが追加された。新しいモンスターも追加された。
  • 新たな仲間キャラ「ピサロ」の追加。
  • ピサロに関連するイベントが追加された。それにより、ラスボスも変化する。

  • 難易度や環境周りなど、システム的にはPS版と同じ。中断セーブができる程度の追加。
  • PS版で追加された新たなダンジョンの構造が変化した。
  • 各キャラで能力に再度調整が加えられた。全体的に上昇傾向。
  • アリーナの会心の一撃の発生率が低下している。 但し、上限値は従来と同じ(上限値に到達するためのレベルが多く必要となっている)。
  • 能力に「みのまもり」が追加。守備力の値が「すばやさ」とは独立し、「みのまもり」に依存するようになった。 但し、「みのまもり」の成長傾向は「すばやさ」の約半分のため、基本的な守備力の値自体はあまり変化がない。 その代り、守備力の値が「すばやさ」の値に直接依存しないことから、 「ほしふるうでわ」などの「すばやさ」上昇アイテムを使っても守備力は上昇しない。
  • 移民の町のシステムが変更した。最終形態が固定となった。 移住する移民も固定となり、さらにDS端末の強みであるすれちがい機能を使用したものとなっている。
    すれちがい機能したほうが最終形態への完成も早まるものの、固定移民を探すだけでも最終形態も可能。 最終形態まで固定移民だけで賄う場合はラスボスを倒す必要がある。

  • 難易度や環境周りなど、システム的にはDS版とほとんど同じ。
  • ジェンダーレスを意識してか、作戦コマンド名が男女で同じ名称に統一された。
  • DS版のような追加要素以外はあまり変化がない。
  • アイテムコード入力による追加アイテム入手が可能(一時期のみ限定)。

メモ

第3章に限り、敵のドロップアイテムが、通常のドロップに加えて以下のアイテムからの抽選になる。
トルネコのレベルによって確率が上がるのと、ドロップアイテムの内容がより高額なものとなる。
※具体的には「はがねのつるぎ」「てつのよろい」のドロップだけトルネコのレベルによって確率が増減する模様

「やくそう」「どくけしそう」「キメラのつばさ」 「こんぼう」「どうのつるぎ」「くさりがま」「てつのやり」「はがねのつるぎ」 「たびびとのふく」「かわのよろい」「くさりかたびら」「てつのよろい」 「かわのたて」「うろこのたて」「かわのぼうし」「きのぼうし」

PS版などにおける装備品のボリューム変更

DQ3ほど目立った大幅改定はないが、立場が大きく変化した層部について紹介。

装備備考
せいなるナイフ旧「いばらのムチ」。 最近のシリーズではムチ・ブーメラン系が集団攻撃武器になったための配慮と思われる。
クロスボウ旧「ブーメラン」。 最近のシリーズではムチ・ブーメラン系が集団攻撃武器になったための配慮と思われる。 さらに道具として使った場合の効果も削除。(存在自体がほぼ無意味に近かったが)
ホーリーランス旧「モーニングスター」。 最近のシリーズではムチ・ブーメラン系が集団攻撃武器になったための配慮と思われる。
ほほえみのつえエンドールカジノの景品だったが、移民の町カジノへと引っ越しした。闇の洞窟で入手できる分はそのまま。 攻撃力は「ホーリーランス」同等・道具効果もラリホー属性と据え置きなので役立つかどうかは微妙。
きせきのつるぎあろうことか買えるようになった。 オリジナル版DQ7準拠のPS版はともかく、DS版ではクリア後以降に購入可能。 だが、スマホ版ではマスタードラゴンと話をした後というとんでもない早さで購入可能となるため、いろいろとやばい。 終盤DQ4は基本的に「きせきのつるぎ」祭り状態である。
てんくうのつるぎ「きせきのつるぎ」祭りとなった結果に一番割を喰らった武器。 攻撃力の高さは僅かにこちらの方が優勢だが入手時期的にもほとんど誤差の範囲、 それでいて「きせきのつるぎ」のような便利な再生効果がないため、ほとんどただのいてつく波動発射装置のための代物と化してしまった。
ドラゴンキラーその一方、こちらは入手可能時期からの活躍期間が相当に長く、 さらには終盤もドラゴン5割増しの特攻効果が突き刺さるため、かなり重宝する。「てんくうのつるぎ」涙目である。
デーモンスピア追加。定番通りの即死効果を持つが、 使い手も攻撃力も「ドラゴンキラー」とほとんど同じなのでそんなに役に立たない。せめてミネアが装備できれば。。。
あくまのツメ追加。マーニャが装備可能。彼女が装備できる武器としてはちょうどいい。 一方でアリーナは例によって例に依るので持たせる意味はない。
はやぶさのけんDQ4にも実装された。入手先はエンドールカジノのコイン65000枚との交換。 但し、一撃のダメージは75%になるので、入手の苦労に見合わない性能。 唯一、新たな仲間キャラが扱える剣技系特技を利用することで75%のデメリットを打ち消せるのだが、 初期装備のためコインで交換する意義はないし、移民の町でも2本目が拾える。
はかいのてっきゅう追加。全体攻撃できる武器。ライアンとトルネコが装備可能。 使い手が鈍足タイプのキャラしか扱えないのでそんなに重宝するものではないのだが、トルネコとの相性は抜群。
グリンガムのムチ追加。グループ攻撃できる武器。 およそ最高の攻撃力を誇り、ミネアあたりに持たせると安定する。 会心の一撃が出なくなるデメリットこそあるが、素の攻撃力が高いアリーナに持たせてもいいぐらい。
みなごろしのけんかつては道具効果の「ルカナン」が有用だったぐらいで、 それ以外ではTAS動画における武神トルネコのための最終兵器として大活躍するのを見るのがせいぜいだったが、 ピサロ用の超攻撃力を備えた普通の武器としての利用が可能となった。
まかいのつるぎ追加。ピサロ専用で最強の攻撃力を誇る兵器。 性能ははっきり言って攻撃力の高い「きせきのつるぎ」である。

装備備考
ステテコパンツ追加。あえて追加したかっただけだな。
まほうのほうい装備者が「はぐれメタルよろい」と被る上にあちらに呪文耐性が付いたため、立場が追いやられる形となった。 入手時期としてはこちらの方が僅かに早いので一応利用されることはある。
ピンクのレオタード何故か守備力が僅かに落ちた。 守備力の値自体は「スパンコールドレス」のほうに譲ったという感じか。 ほとんど誤差みたいな数値ではあるが、もともと特殊効果が一切ない防具なのでこれを使うぐらいなら「みかわしのふく」のほうがいい。
スパンコールドレス追加。守備力は高いものの耐性がないので微妙。
マジカルスカート追加。呪文耐性を持つのでこれまで耐性を持てなかったアリーナにうってつけ。
ふしぎなボレロ守備力があがった。 但し、特殊効果の使い勝手は相変わらずのお遊び目的程度のもの。
みずのはごろも従来通り呪文耐性とブレス耐性を備えた強固な防具。ほぼ誤差に近いレベルの守備力も増加。 ブライの最終装備であり、マーニャや耐性を重視したいミネア用にも「てんしのレオタード」までのつなぎに使える。 耐性はそちらと同じなので最終装備でもいいぐらい。
ドラゴンメイル貴重なブレス耐性を持つ防具だが割合軽減だった従来から固定値軽減へと差し替えられてしまった。 それでも十分活躍するのが救いである。
てんくうのよろいブレス耐性がオミットされ呪文耐性だけとなったため、劣化「はぐれメタルよろい」でしかなくなった。 入手時期もそちらのほうが圧倒的に早い。 女勇者なら最終的に「てんしのレオタード」をチョイスしたほうがいい。
はぐれメタルよろい呪文耐性が付いたが値段が15000Gから35000Gに上がっている。
てんしのレオタード追加。DQ3リメイク版の「ひかりのドレス」を彷彿させる性能(主に男性キャラ冷遇の象徴という点で)。 呪文だけでなくブレス耐性も完備しているものすごい防具。 耐性防具の少ないアリーナはもちろん、マーニャ、「はぐれメタルよろい」よりもブレス耐性で優れるためミネアや、女勇者でさえも最適解装備に。
まじんのよろいピサロ用の超耐久力を備えた普通の防具としての利用が可能となった。 但し、肝心のブレス耐性がオミットされてしまったので結果的に「はぐれメタルよろい」のほうに軍配が上がる形となる。 何の恨みがあるんだ。
まかいのよろい追加。ピサロ専用で最強の守備力を誇る鎧。「てんくうのよろい」「はぐれメタルよろい」の上位版。 耐性面では「てんしのレオタード」には敵わないが、これを装備する人はそちらが扱えないので利用価値はある。

装備備考
てつのたて最近のシリーズに則って微ブレス耐性が付いた。 序盤戦を切り抜ける上では非常に強力な特性なのだが、肝心の4章で登場しないのが痛い。
ドラゴンシールド例によってブレス耐性が割合軽減だった従来から固定値軽減へと差し替えられてしまっている。 ライアンならこれを使うしかない。
ちからのたてブレス耐性が付いた。 耐性値は「ドラゴンシールド」のほうが強いのでライアンはそちらを、それが使えないクリフトとトルネコはこちらを使うことに。
てんくうのたてブレス耐性が付いた。勇者専用の最強最適解盾である。
ミラーシールドオリジナルと違って呪文ダメージの一部をはじき返す効果は呪文の属性を考慮するようになったため、 メタルキングなどの呪文ダメージを返して大ダメージを与えるようなメタル狩り目的にはまったく使えなくなった。 呪文耐性が強い盾として有名でこれを結構推し進めるサイトも多いが、 今作ではブレスダメージのほうがすこぶる痛い仕様であるためほとんど重宝せず、当サイトでは推奨しない装備の一つ。 そもそも呪文耐性と言えば鎧のほうを見てもわかる通りそちらで賄えることが多く、 さらに悪いことによりによってこれが使えるキャラはいずれも呪文耐性が追加された「はぐれメタルよろい」を装備可能なので、 ブレスダメージのほうをなんとかするため別の盾を使ったほうがいいのでは……?
はぐれメタルのたてブレス耐性を得たが、カジノ景品から削除された結果、メダル交換のみの逸品物になったため量産できなくなった。
まかいのたて追加。ピサロ専用で最強の守備力を誇る盾で「てんくうのたて」の上位版。

装備備考
ヘアバンド追加。あえて追加したかっただけだな。 「はねぼうし」が少々お高めな上にそこまで大きく守備力が変わらないので、モンバーバラの姉妹にしばらく装備させるのがベターか。
きのぼうし女勇者以外の女性キャラは軒並み装備不可能となった。影響はあまりない。
てんくうのかぶと「ラリホー・メダパニ・マヒ」耐性が追加された。
しあわせのぼうしDS版ではトルネコ盗みの発動率の効率から量産しやすくなった。経験値稼ぎと並行して粘るしかないが。
はぐれメタルヘルム「ラリホー・メダパニ・マヒ」耐性が追加された。 さらにDS版ではトルネコ盗みの発動率の効率から量産しやすくなった。それでも辛いことに変わりはないが。
まかいのかぶと追加。ピサロ専用で最強の守備力を誇る兜で「てんくうのかぶと」の上位版。 どういうわけか、ほかの兜部位の耐性防具が持つ「ラリホー・メダパニ・マヒ」耐性とは違って「ラリホー・ザキ・マヒ」耐性となっている。 エッグラの「メダパニダンス」を喰らうと痛いので「ほしのかけら」で対処するように。

キャラオリジナル版
リメイク版
勇者 天空装備セットで安定。 一時的に「はぐれメタルよろい」を装備するが、そちらは耐性がないので最終「てんくうのよろい」で安定する。 武器も特にこだわりがなければ「てんくうのつるぎ」を最終武器としてよい。
「はぐれメタルよろい」に耐性が付けられ、「てんくうのよろい」と同じダメージ耐性となったので天空装備固定では若干分が悪くなった。 但し、「てんくうのよろい」の状態異常耐性は続投中なので、完全に分が悪いかと言われればそうでもない。
ただ、AI「めいれいさせろ」の導入により「てんくうのつるぎ」の特殊効果を素早さの高いアリーナなどで利用しやすくなったこと、 「きせきのつるぎ」祭りになったために攻撃時の特殊効果が微妙な「てんくうのつるぎ」の採用価値が下がったことなどで「てんくうのつるぎ」一択という図式が成立しなくなり、 天空装備セット安定ということでもなくなっている。
女勇者のケース:物語全編を通して男勇者の場合とさほど変化がない。 「きんのかみかざり」が装備できるため中盤の「てつかぶと」の代わりに装備することはできるが、 これはオリジナル版からそうであり、最終的に「てんくうのかぶと」にとってかわられる点もまた同じ。
唯一の違いと言えばやはり「てんしのレオタード」であり、特にブレス耐性を含めたダメージ耐性に優れるこれが装備できるため、女勇者ならこちらを選択しておいて損はない。
ライアン 市販の強力武具がほとんど装備できるのだが、今作ではそれで最強装備という図式になって問題ない。 それ以外の貴重品については他のキャラとの取り合いになるのだが、彼の場合は取り合いせずとも最強装備が整えられる強みを生かせる。
以前として市販の強力武具安定で問題がない。 「きせきのつるぎ」祭りが始まる前までは「ドラゴンキラー」一択であり、ここから別に祭りに参加する必要もない。 「はかいのてっきゅう」も使えるので必要に応じて。
「はぐれメタルよろい」に耐性が付けられ、盾の耐性消失バグもなくなったので「ドラゴンシールド」を採用しやすい。
アリーナ アリーナと言えば「キラーピアス」と言われる通り、最終武器は言うまでもなく。 防具に関しては全く耐性がつけられないのでみかわし重視で「みかわしのふく」と頭も「きんのかみかざり」を採用。
彼女にとっては待望の耐性防具「マジカルスカート」「てんしのレオタード」が追加されたので優先的に装備したいところ。 武器については「キラーピアス」最強説で間違いないが、高い攻撃力を生かした集団攻撃武器「グリンガムのムチ」を導入する手段も得た。
クリフト 準戦士系なりの装備が可能で「きせきのつるぎ」「はぐれメタルよろい」「ミラーシールド」が扱えるため、 メンバー唯一の「ザオリク」&「ベホマラー」使いという貴重なキャラゆえに耐久型の装備を優先させたい。
838861技を利用して「はぐれメタルのたて」を使わせてもいいが、 「ミラーシールド」が手に入ればそちらを採用するメリットが大きくなる。 というのも、オリジナル版では盾の耐性消失バグが問題だが「ミラーシールド」の場合は事情が変わり、 呪文ダメージの一部を跳ね返す効果だけは有効である。 しかもこの跳ね返しは耐性によってダメージが減衰された値をもとにして決まるのだが、 あろうことか「ミラーシールド」には呪文耐性が付いているためこの盾単体では有効的に使いにくい問題が。
但し、ここで盾の耐性消失バグが効果を発揮し、 耐性のない「はぐれメタルよろい」で呪文耐性を失った状態のダメージを参照して跳ね返すようになるため、 特に呪文の属性を考慮しないオリジナル版ではメタル狩り用の盾としても大変重宝する。
「ちからのたて」でブレス耐性がとれるようになったので 「ミラーシールド」よりもそちらを採用する意義が生まれた。 作品の都合上ブレス耐性を取るほうが絶対に優位であり「ミラーシールド」の跳ね返しも属性を考慮するようになった上、 「はぐれメタルよろい」に呪文耐性が付いたため一気に「ミラーシールド」の価値が薄れた。 耐久性を重視するのなら逸品物の「はぐれメタルのたて」を与える手もあるが、 前述の通り一応「ちからの盾」が扱えるためそちらでも問題ない。 いずれにしても彼の本分は回復役、「ベホマラー」を打つこと前提ならブレス耐性の差はあってないようなものである。
さらに他のキャラの装備の選択が増えたことから「はぐれメタルのけん」で攻撃役を務めさせても問題ない。
ブライ 補助主体故に扱いにくく、「めいれいさせろ」もないので総じて扱いにくい。 とにかく、装備できる最大限のものを装備させるように。
「めいれいさせろ」の導入により任意のキャラに「バイキルト」をかけやすくなった。 装備については逸品物の「はぐれメタルのたて」を誰に使わせるかで悩む展開になってしまっている。
もとより、最終的には「バイキルト」と「ルカニ」と「けんじゃの石」以外にはやることのないキャラなので、 それ以外では防御を決め込んでもらっていても問題はなく、わざわざ「はぐれメタルのたて」を与えずとも問題ない。
トルネコ 準戦闘員という役割としては十分にその能力を発揮してくれるのだが、 特殊行動がムダ行動に終わることもあり、プレイヤーの評価からイマイチ。
依然として特殊行動がムダ行動として邪魔をしてくれるが盗み行動がパーティへの貢献度を高めている。 それ自身はオリジナル版から続投しているものの、 DS版以降は貴重品(主に「しあわせのぼうし」「メタルキングヘルム」)が取れる可能性が飛躍的に高まっており、やりこみの観点からはそこそこに需要がある。 さらに特殊行動には強制会心が含まれていることもあり、盗み行動も含めてまさかのメタル狩りにもお呼びがかかるキャラとなっている。 そのため、基本的には一部の特殊用途の通常戦闘でお呼びがかかるキャラとなっている。
装備はクリフト同様に「はぐれメタルよろい」「ちからのたて」で耐久力を確保すれば十分である。 加え、強制会心の特性からして「はかいのてっきゅう」を装備させるのがベター。 会心だけを考えるのなら「きせきのつるぎ」でも問題ないが。
ミネア レベルを上げても40付近ではHP100にすら届かない虚弱体質。 必要経験値が多いのに99まで上げても300にすら届かず、せいぜい「フバーハ」後に「メガザル」で散る役割でしかない。
オリジナル版での虚弱体質振りを反省し、姉と同様に一転して晩成型の強キャラへと変貌を遂げた。 全体的な能力は姉のほうに譲るが、こちらはすばやさがカンストしないので勇者同様に「バイキルト」→攻撃が非常に決まりやすい特性がある。 この点はすばやさがカンストするクリフトにもない利点で、彼女のほうが力も高いことも含めてアタッカーに向いている。 さらに本作ではブレス攻撃が痛いという点でも「フバーハ」使いの彼女ともマッチしている。
それでもやっぱり「きせきのつるぎ」が扱えないのが問題だが、その分「はぐれメタルのけん」や「グリンガムのムチ」を優先的に回せる。 さらに彼女をスタメンとして起用する気なら「はぐれメタルのたて」は優先的に回してあげたい。 「てんしのレオタード」も扱えるのでオリジナル版とは一転して耐久面ではめっぽう強いキャラとなる。
マーニャ やはりレベルを上げても40付近でようやくHP100という虚弱体質。 必要経験値が多いのにやっぱりHPがあまり育たないという問題がぬぐえないが、 今作における随一の呪文アタッカーなので一応活躍場は残されている。
オリジナル版での虚弱体質振りを反省し、妹と同様に一転して晩成型の強キャラへと変貌を遂げた。 全体的な能力は妹より強めだが、すばやさがカンスト間近の値まで行くので「バイキルト」→攻撃が非常に決まりにくい。 打撃アタッカーとしては力も申し分ない数値なのだが、御覧の通りのため妹にその役割を譲った方がいいかもしれない。 とはいえ、通常戦闘ではそのポテンシャルが十分に発揮できるのだが。呪文攻撃も強いし。
ボス戦で呪文攻撃を主体とするのなら、彼女に「はぐれメタルのたて」を譲ってあげるように。 「てんしのレオタード」も扱えて妹よりも身の守りも高いため、盾がなくても耐久面ではそこまで困ることはない。
ピサロ もちろん魔界装備セットが鉄板となる。但し、加入当初すぐに使えるわけではない。 適切なつなぎとしては、武器は「みなごろしのけん」鎧は「はぐれメタルよろい」盾は「ドラゴンシールド」兜は初期装備となるハズ。
武器については初期装備の「はやぶさのけん」もあるが、「ドラゴン斬り」「メタル斬り」を使う場合にお呼びがかかる。
反対に「まかいのつるぎ」>「みなごろしのけん」を使うケースは以下。
・「バイキルト」状態で通常攻撃を行う場合
・「ムーンサルト」を使用する場合
「まじん斬り」など2回攻撃が無効になる場合も「まかいのつるぎ」のほうが僅かに優勢だ(と言っても用途のメインはメタル狩りになると思うのでどっちでもいい)が、 それ以外ではどちらの武器を使っていても同じ。

メタル系スライム

とうとうスライム族のキングである「キングスライム」系登場に伴い、 「メタルキング」が登場するようになった。
これまでの4作の中でも一番メタル狩りがしやすいシリーズだと思う。
「メタルスライム」は第2章、第3章、第5章で登場。他はオリジナル版倒し方を参照。 架け橋の塔にも出現するのでFC版の「ミラーシールド」の試し打ちにはちょうどいい。

メタル系スライムのセオリー通り物理攻撃の1ダメージ蓄積か会心の一撃で一撃必殺だけれども、 今作では「せいすい」で一撃必殺ダメージを与えられるため、 大灯台クリア時期なら「せいすい」を大量に持ってメタスラ狩りがオススメ。 マーニャに「メラミ」を覚えさせると後々に控えているボス戦がぐっと楽になる。
但し、大灯台では馬車には当然経験値が入らないので、以降の経験値稼ぎは考える必要がある。

船入手後は王家の墓に場所をシフトして「はぐれメタル」狩り。 もちろん勇者はありったけの「せいすい」を持って挑むように。
王家の墓は地下の洞窟部分は馬車には経験値が入らないけれども、 地上なら馬車にも経験値が入るので、そこでの狩りを推奨。地上なら牢屋を開ける必要もないので猶更。
但し、エンカの関係上ドラゴニットの高熱ブレスなどの危険も潜んでいるため、低レベル時は注意。 ドラゴニットは「ニフラム」に弱いのでさくっと消してしまいたい。

終盤はゴッドサイド周辺でメタルキング狩りが鉄板。
架け橋の塔で入手する「ミラーシールド」の呪文反射ダメージには属性がないので、「メタルキング」狩りには非常に有効。

言うまでもないが、「どくばり」も「どくがのナイフ」の追加効果も有効。 この頃には属性がないのでボスフラグ持ち以外には確実に効果を通す。
さらに、「はぐれメタルのけん」の場合は固定2ダメージを与えられるため、それも効果的。
さらにさらに、「キラーピアス」の2回攻撃も有効だけれども、 「キラーピアス」といえばやっぱりアリーナ、会心判定も2回攻撃それぞれで行われるというDQ4特殊仕様の恩恵で、 狩りがしやすくなっている。

DQ3ではメタル系スライムに猛威を振るっていた「ドラゴラム」の炎だけど、 仕様が変わったDQ4では炎ダメージも1固定に弱体化。 1でもダメージが入るという関係か、マーニャAIはメタスラ系がいるとすぐに「ドラゴラム」を使いたがる。

「まじんのかなづち」でいちばち会心も狙えるようになっているけれども、武器自身が呪われているので使いにくい。

落とすアイテムが貴重で、はぐれメタルが「しあわせのぼうし」、メタルキングが「はぐれメタルヘルム」を持っている。 ただ、FC版では所持アイテムを入手できない傾向にあるようなので、工夫が必要になる。

「せいすい」が1ダメージ固定となり、「ミラーシールド」の呪文反射ダメージは属性を考慮することになったため効かなくなった。
さらにPS版は「どくばり」の一撃必殺効果がザキ属性に分類されてしまったので1ダメージの蓄積のみの活躍となる。 DS版などでは属性なしに戻されたので一撃必殺が入る。
「キラーピアス」は依然として有効で2回会心判定も健在なため、会心姫アリーナはやっぱり外せない。
ただ、「はやぶさのけん」は一撃ごとに0.75倍ダメージ補正がかかるせいでダメージが通らない。
さらに「ドラゴラム」の炎は完全に効かなくなり、マーニャAIも反応しない。

追加ボス・ストーリーの関係上、その対策に「しあわせのぼうし」や「はぐれメタルヘルム」を狙う価値が増加した。 PS版ではトルネコ盗みが決まる確率が絶望的だけれども、DS版以降は狙いやすくなっているため、 「すっころんで会心」を合わせた総会心発生率も含め、メタル狩りにトルネコを連れて行く選択肢はあり。

ピサロの「メタル斬り」も有効。ダメージが+1する。 「はやぶさのけん」の0.75倍ダメージ補正も打ち消せることによりメタルにもダメージが通せる点では非常に有効。
但し、「まじん斬り」で任意にいちばち会心が発生できるため、用途としてはより確実に「はぐれメタル」を斃すために使うのがせいぜいか。 「しあわせのぼうし」狙いならちょうどいいかもしれない。
「メタルキング」相手なら「まじん斬り」一択となるだろう。