エンドレス・ロード ～ディクショナリ～

すべての男を悩殺し、自らの虜として服従させ、セイバル軍の手駒とするべく生み出された生物兵器。
能力的に優れているシェトランド人こと、”二つの御魂”のエレイアの身体と、 戦争で欠損した身体を男性を魅了する能力を秘めたプリズム族の女の身体で補った結果に生まれた存在。

顔はエレイアだが、セイバル軍によって魂を細工されており、セイバル軍の生物兵器として改造されたのだが、 それこそ、男の欲望丸出しで作られた存在のため、 ”とある意味”で男にとって都合のいい存在として生み出された生物兵器。

彼女が開発(改造)される過程で命令コードによって3つの意思が存在しており、 レナシエル→メリュジーヌ→レディ・ベーゼという3段工程の上で彼女の存在が成立している。

最初に生み出されたレナシエルは、 ”二つの御魂(バリアブル・コア)”によって魂となる核の再結合により復活を果たした後の姿である。 その再結合時に、セイバル軍は彼女の神経系統を制御して完全に操るためのコントローラを同時に取り込ませることで、 レナシエルと言う存在は成立することとなったのである。
レナシエルは特にセイバル軍によって特別な指令や命令を受けているような状態ではなく、 また、一度死亡した際の身体の破損によって記憶を消失しており、心身ともに安定していない状態が続いている。 そのため、基本的には記憶を失っている状態のエレイアとほぼ同等な存在となっている。

無論、彼女の制御は既に始まっており、 メリュジーヌよろしく悩殺的な恰好をしていて男を虜として服従させることも既に可能となっていたが、 その際の挙動も”無理やりやらされている”感が強く、セイバル軍(ドライアス)には物足りなかった模様。
そこで、このレナシエルをベースに数多の指令や命令コードを付与した結果、 新たに生み出されることになったのがメリュジーヌである。

メリュジーヌはレナシエルにはなかった”命令コードを刻み込まれることによって確実に命令を遂行する”能力を備えており、 まさに、セイバル軍の生物兵器であり、さらにはセイバル軍の司令官としての役割まで果たすようになる。 それにより、隣国デュロンドへの侵略を開始し、制圧をするに至る。
レディ・ベーゼもだが、メリュジーヌは開発責任者であるドライアスの野望により、 彼には特に従うように再プログラミングされており、セイバル軍というよりも、ドライアスのための忠実なる下僕となっている。

あんなことやこんなことをする行為、それによって快楽を得る行為、男を虜にしたり服従する行為、 ドライアス様のためなら、どんな行為でもなんのためらいもなく実行するようになっている。
その結果、メリュジーヌ自身も欲望丸出しの存在として存在しているのだが、 元がエレイアであるこの女でも、この状態だと流石にあの万人斬りもなびかないだろうと判断したためか、 ドライアスは”レディ・ベーゼ”という万人斬りディルフォード向けの女を生み出した。

しかし、淫乱な女王様メリュジーヌは欲望丸出しの存在であるため、 常に自らの欲を満たすために定常的にアゲハ蝶と化しており、 レディ・ベーゼという存在内でずっと収まり続けることは不可能だった。 そのため、ディルフォードの知らないところでは常にこの女王様が表面化し、 ほぼ毎日のように夜宴を開いては舞い上がっていた。
それゆえか、彼女とディルフォードの2人で歩んだ旅路で出会っている男とは大体以下略。 もちろん、シェトランドの島の男たちや、途中で襲われた悪漢とも既に以下ryである。

なお、作中で語られることはないが、女性に対しての扱いは惨く、 虜と化した男たちを使い、それ以上はとてもではないが言えたものではないので、こちらも割愛する。

エレイア(素の彼女)
レディ・ベーゼ
メリュジーヌ(この記事)
シュリーア
賢者レナシエル