ある日のこと、パティとメロリーナは一緒に家でくつろいでいた。
「そっか! そうなんだ! もちろん、カイルとも仲良しだしね!」
「うん! そうなんだ! そういうパティは?」
「私? うーん、そうだね、そろそろ相手を見つけようかなーって思ってるところ!
パティを前にして言うのもアレだけど、カイルみたいのじゃないのがいいな!」
「あっはっはっは! わかるー! カイルって結構エッチなんだよね♪」
「あ、やっぱりそう? だと思ってたー♪」
カイルがいないところで彼をディスっている2人……。
「さてと、そろそろおいとましよっかな!」
パティは立ち上がった。
「あれえ? もう帰っちゃうの?」
「うん! 明日、久しぶりに実家に帰ってやろうかなって思ってさ。
だからそのための準備をね!」
「ああ、明日帰るんだね! 一か月後ぐらいに戻ってくるんだっけ?」
「うん! 一か月だから――メロリーナのお腹がもう少し大きくなっているのかな?」
「多分ね!」
ザードはあのクラーネアという女性と一緒にいた。
「目が覚めたようだね」
「おはよう、お姉ちゃん!」
クラーネアは頷いた。
「お姉ちゃんと思われているところに驚きだよ」
「そうかなあ? だって、フレアお姉ちゃんよりも年下だよね?」
「そうだね。さて、それより――キミを呼んだのは他でもない、話があるからなんだ、聞いてくれるかな?」
「うん! もしかして、世界のパワーバランスの話?」
「察しがいいねぇ、その年齢にしてなかなかの洞察力だよ」
「うん! 僕を世界のパワーバランスを抑えるための人柱にしようって話だね!」
「人柱ってのはエメローナの影響だね、まあ、そういうことになるね。
でも、”僕”じゃなくて”僕たち”だよ、私もその一員になろうと考えているんだよ、
言い出しっぺが逃げるわけにはいかないからね」
「ということは、お姉ちゃんも覚悟ができているってことだね!」
「覚悟? まあ……そういうことだね。けど、そういうザードはいいのかな?」
「もちろん! だって僕、この世界が好きだもん!」
船の上――
「やーっと、静かになったわね……」
ミニスカート姿に胸も大きく開けているようなセクシーな様相のエメローナは腰に手を当て得意げに佇んでいた。
「おう、買い出しに行ってきたぞ」
そこへバルファースがやってきた。
「あら! お疲れ様♪」
「むしろ、いろいろと押し付けていったようで悪かったな」
「そんなこと、買い出しに行ってきてくれてんだからいいっこなしよ♪」
そして――バルファースは買い物袋をその場に置くと――
「やっぱり、お前ほどのイイ女はそうそういるもんじゃねえな――」
エメローナの身体に迫っていた――。
「あら、まあ――今夜もまたあなたの女にしてくれるのかしら♪」
「ああ……今日もまた随分といい眺めじゃないか……」
「ええ、もちろん♥ ぜーんぶあなたのためよ♥」
「俺のため……」
「ええ♥ だから私のこと、たぁっぷりと可愛がってぇ♥」
「ああ……エメローナ――俺のエメローナ……」
そしてそのまま――バルファースはエメローナの服を……そして2人はベッドイン……。
「ねぇディーマス♥ あと何人子供が欲しい?」
「お前にそっくりな女だったらいくらいてもいいじゃねえか……」
「まあ、あなたったら♥」
ということは……既に子供がいる件。