翌朝早朝、日も登りきらないうちにカイルは目覚めた、だが、その目の前には絶景が――
「め……メロリンちゃん……たまらないなぁ――」
お前は何をしているんだ!
「しかも短いスカートが少々めくれて……可愛い、メロリンちゃん――」
と、なんとカイルは彼女のスカート……待て貴様ぁ!
「えっ!? か、カイル……!?」
メロリンちゃんはいきなりのことで驚いた。
「や、やだ、カイルってば♥」
彼女は楽しそうだ……?
「今度こそ白黒はっきりつけるぜ! 可愛い可愛い女神メロリンちゃん様は男に生まれたハズ!
それならついているハズだろう! だからついていることを俺がちゃぁんと証明して見せるぜ! フヘヘヘヘ……」
いやお前! 可愛い可愛い女神メロリンちゃん様にえちぃことしたいだけだな! この変態め!
「まあカイルったら本当にエッチなんだから♥ しょうがない人ねえ♥
私がオンナであることを好きなだけ確認してね♥」
って! お前ら既にデキあがっとるな! 末永くお幸せに!
そんなメロリンちゃんはエメローナの元に行き、ソファに座って真剣に話をしていた。
「あら……メロリンちゃんってば、本気なの?」
「はい! だって、カイルさん……私のこと本気で向き合ってくれたし、それにタイプの女性だって――」
嬉しそうに語りだす彼女、それに対してエメローナは腕を組みつつ考えていた。
「なるほどね、見るからに単純そうな男だけど……
でも、そういう実直な男だからこそよかったのかもしれないわね。」
エメローナは改まった。
「そっか! よかったじゃない! それで……いつ蹴り飛ばしたほうがいい?」
待て、マジで蹴り殺す気か。
「ごめんなさい、それはまだ……。
それより、お姉様に折り入ってご相談があるんです!」
え、なんだろう、エメローナは訊いた。
「私、外見だけは女の子じゃないですか! だけど本当はそうじゃないハズなんです! だって――」
この期に及んで何を心配しているんだろうか、エメローナはそう考えたが彼女はすぐに気が付いた、そうだそういえば彼女――
「あ……言われてみればそうね、そうなったらそうなったで今度は彼の子を産んであげられるのかってことを気にしているのね?」
「……はい! その通りです!」
なるほど、やっぱりそうか、エメローナは頷いた。
「そうよね、女の子だもんね、将来の夢はお嫁さんになって子供を産んで素敵なお母さんになりたいんだもんね!」
「そうです! だから子供ができたらいいなぁって――お姉様もその時が来たら言いなさいって言いましたよね!
だから今がその時なんだと思ったので!」
エメローナは再び頷いた。
「そうだったそうだった、あなたとしては男を蹴り飛ばす計画なんかよりも一番重要なところだったわね。
よーし、そうなったら早速計画しなくてはいけないわね。
大丈夫よ、今のあなたの状態からすれば”彼女ら”も喜んで受け入れてくれると思うわね。
だって……今のあなたはまさに”彼女ら”とは同じ素質を持ち合わせているもの、
それなら”彼女ら”もあなたのことは無下にはしないハズね。」
ディウラは朝起きた。
「あら、おはよう。夕べはよく眠れた?」
そこにはレオーネの姿が。
「えっ……あれ、私、どうしたんだっけ……」
ディウラは周囲を見渡した、すると、自分はベッドの上に――
「あれ!? ここって――」
レオーネはうなずいた。
「私の部屋で、そこは私のベッドね」
しまった! ディウラは焦っていた。
「いいのよ、ゆっくりしていって。
ふふっ、妹がいるってこんな感じなのかしら? 本当にあなたって可愛いわねえ」
レオーネは嬉しそうに言うとディウラは照れていた。