彩りの大地 Final Fantasy XII

性能について

ADBについて

Final Fantasy 12では「ADB(Active Dimension Battle)」と呼ばれる独自の戦闘システムを採用する。 従来の「ATB(Active Time Battle)」では、「入力」→「実行発動」→「待機時間」という流れの戦闘システムだったが、 今作の「ADB」では「入力」→「準備時間」→「実行発動」という流れで進行する。 つまり待ちの時間が行動の後でなく前に来ているという違いがある。

CTについて

CTとは、上記の「準備時間」の値。つまりCTの値が多いほど行動するまでに時間がかかる。

CTは武器ごとに異なる。武器のCTはあくまで「たたかう」のCTである。 魔法・わざのCTは魔法・わざそれぞれ固有のCTである。 魔法は一律でCT23だが、わざはわざごとに設定値が異なる。

CTの蓄積スピードはキャラのスピードに依存する。

ヘイスト状態になるとCTが1/3倍になる。

スロウ状態になるとCTが2倍になる。

総じて元のCT値の依存具合のほうが強く、スピードや「ヘイスト」などの影響は小さい。

攻撃魔法・回復魔法の命中とダメージについて

ダメージ魔法の基本命中率は基本的には一律100で、盾などの魔法回避率でのみガード可能。

ダーク系の攻撃魔法と回復魔法は必中。魔法回避率を無視する。

倍率：魔力*(レベル+魔力)/256+2

攻撃魔法のダメージ：(基本威力*乱数-魔法防御力)*倍率

回復魔法とアスピルの回復量：基本威力*乱数*倍率

乱数は(1～1.125)で変動。

使い手がフェイス状態の時は計算結果を1.3倍。

使い手が「HP満タン魔力UP」を得ている状態の時は計算結果を1.5倍。

使い手が「瀕死魔力UP」を得ている状態の時は計算結果を2.0倍。

対象がシェル状態の時は計算結果を0.75倍。

対象がオイル状態かつ攻撃の属性が火属性の時は計算結果を3倍。

攻撃が属性強化の効果を得ている場合は計算結果を1.5倍。 複数の属性強化を得ても1.5倍のまま。

対象の弱点属性を突いた場合は計算結果を2倍。

対象の半減属性を突いた場合は計算結果を0.5倍。

地形や天候補正で計算結果は0.5～1.2倍。 与ダメ側または被ダメ側のいずれかがオプション「天候＆地形無視」を得ている場合は1倍に固定。

有効ステータス系魔法の命中について

基礎成功率は必中。ただし、「デコイ」は基本命中率が設定されており、状態異常系魔法の命中と同じに扱われる。

効果時間がある有効ステータスについては対象の活力が高いほど効果時間が長い。

わかりづらいが「おとり」は有効ステータス扱いで「逆転」は状態異常扱い。

フルケア・レイズ・アレイズはこちらの扱いだが、 対象がアンデッドまたは逆転状態の場合は状態異常扱いとなる。

状態異常系魔法の命中について

基礎成功率：基本命中率+使用者の魔力-対象の活力

使い手がフェイス状態の時は基礎成功率を1.5倍。

使い手が「HP満タン魔力UP」を得ている状態の時は基礎成功率を2.0倍。

使い手が「瀕死魔力UP」を得ている状態の時は基礎成功率を2.0倍。

使い手がオプション「活力無視」を得ている場合は基礎成功率が強制的に100。

対象がシェル状態の時は基礎成功率を0.5倍。

効果時間がある状態異常については対象の活力が高いほど効果時間が短い。

御覧の通り「HP満タン魔力UP」で2倍となるため、 状態異常魔法の類は基本的に残りHP＝最大HPの時に使用するのが基本みたいなところがある。

「活力無視」×「シェル」で基礎成功率は50となる。 「活力無視」に対しては「シェル」が最後の砦みたいなところがある。

TZA版について

ケアル・ファイア・サンダー・ブリザドの対象はオリジナル版と同じ単体に差し戻し。

性能

使用者