彩りの大地 Final Fantasy VI

作中での説明の通り、所謂アビリティをセットするための装備部位で大変重要。 これ一つで戦闘難易度が変わるといっても過言ではない。
重要なもので言えば、序盤は「イヤリング」×2や「きょじんのこて」＋「ハイパーリスト」。 「エルメスのくつ」も早期入手可だけれども、今作のATBの仕様上、「ヘイスト」の効果は前作ほどの脅威度はないので過信しないこと。
そして終盤は「リボン」「ミラクルシューズ」「スリースターズ」「かいでんのあかし」あたりのアクセサリが強力。 それ以外にも便利な効果は盛り沢山で、組み合わせ次第でさらに強力な力を生み出すことが可能、 たとえば「げんじのこて」や「ソウルオブサマサ」あたりか。 何をどう組み合わせるかは流石にわかるよね？　しかし、相手によっては「セーフティビット」装備も避けられないことも。
ところが、その「セーフティビット」の量産については少々面倒なことになっている。

以下、ここでは主に注意点などを。


戦闘以外にも「ダッシューズ」「たいまのうでわ」「モルルのおまもり」「はやてのかんざし」「アラームピアス」などといった非戦闘時・戦闘突入時へ影響を与えるものがある。
記載の通り、固定戦闘では「はやてのかんざし」による先制攻撃補正と「アラームピアス」によるバックアタック・はさみうちの防止は不可能。 前者はともかく、バグではなく意図的な仕様である。

今作のスリップ耐性はリジェネ耐性でもあるため「リボン」装備で「リジェネ」が効かなくなる。 ただし、アクセによる強制リジェネ(てんしのゆびわ、ミラクルシューズ)は別の話。
なお、今作では状態異常耐性装備をすることで、対応する状態異常がかかっている場合に治療することができるという仕組みがある。 例えば毒状態時に「ほしのペンダント」を装備すると毒が治療されるという効果。
このせいでカッパ装備×カッパ装備補正＋リボン装備でカッパ状態でカッパ装備と状態異常対策が両立できないのが難点。

よく「ミラクルシューズ」「まもりのうでわ」もとい「プロテス」や「シェル」で物理と魔法の被ダメージが半減になるといわれているが、 今作の「プロテス」も「シェル」もダメージ半減ではなく1/3カットの効果であるため、思いのほか防げていない点に注意。 さらには防御無視ダメージにはまったく効果がない。
そもそも今作の防御力の計算は256分率による割合カットであるため、影響としてはそこまで大きくないというのもあってやや微妙。 もちろん、効果が全くないわけではなく、受けるダメージが大きいほど効果を得るためその点では頼れるといえるが、 裏を返せば、「ミラクルシューズ」はそこまでぶっ壊れた効果ではないため、バランス崩壊ではなくあくまで便利なアクセサリという評価に落ち着くだろう。

「ガントレット」は両手持ちによる攻撃力倍化だけれども、実際の与ダメージへの影響では2倍にならない。 そもそも本作の物理攻撃ダメージは攻撃力に比例しないので両手持ちしても気持ち1.5倍程度と考えてよい。
前作とは違って確かに攻撃力2倍で計算されてはいるのだが今作の防御力の計算は256分率による割合カットのため、 むしろダメージが2倍だったほうが良かったという罠。 つまり、両手持ちした場合は盾装備とのトレードオフとして適切か少々悩みがちになっているのである。 特に今作の盾は終盤程有用で強力な盾が登場するのでかなり微妙である。
そのため、リターナー本部での選択は実用面で言えば「げんじのこて」だけれども、 レア度なら「ガントレット」を素直に選んで問題ない。 というか、この時期はそもそも武器攻撃がそんなに強くないので選択の差は誤差でしかなく、 終盤は盾装備が立ちはだかるのである。

「かいでんのあかし」装備時の物理ダメージ半減効果は他のコマンドにも適用されてしまうので注意。 たとえば「ばくれつけん」や「必殺剣　牙」、「オートボウガン」など。

「ひりゅうのやり」の効果は「ジャンプ」が使えないことには意味がない。 「りゅうきしのくつ」か魔石「ケーツハリー」との同時セットはほぼ必須。

「みきりのじゅず」は見ての通り物理回避の効果で回避の値とは別に回避が発生する。 SFC・PS版では例によって物理回避が生きていないためか、こちらの効果も生きていない。