お題目 | 備考 |
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まずはじめに | リメイク版はバグフィックスは対策済みなんだ。当然だろ。 と言いたいところだが、機種によっては新たなバグが発生していたりもする。なんてこった。 |
システムについて | 初代から打って変わってセーブ枠が4つまで増加。
しかも屋外ならどこでもセーブできるようになった。 PS版以降は割とマイルドに遊べるように調整されている。 さらに”何処でも”セーブできるようになった。 ダンジョン内でもお構いなし。ただし、エキストラダンジョンの類でのセーブは不可。 PR版はオリジナル版を意識と言いながら、ベースはむしろGBAやPSPのそれに近い。 というより、比較的ままである。オリジナル準拠とは。 早い話、PR版はGBA版からエキストラダンジョンなどの追加要素を除いた仕様版といった感じになる。 |
ストーリー | ストーリーについてはリメイクされてもほぼ変更を加えられていない。
もっとも、この頃のRPGなんてほとんどストーリーなどあってないようなものであり、
それはPR版まで続投中。 だが、GBA・PSP・旧スマホ版などの追加要素版では本編とは切り離されたSOR(ソウル・オブ・リバース)編が追加され、 ストーリーの幅が増えた。 |
パラメータ関係 -パラメータアップなど | 本作はキャラレベル制ではなく熟練度制を取っているため、
キャラを強化する方法がほかのシリーズのそれとはかなり異なっている。 パラメータの上げ方については能力値についてを参照。 オリジナルとの差分についてもそちらの記載に譲る。 特にPS版以降は相対的に能力が下がりにくくなり、GBA版以降は能力が下がることがなくなったことが挙げられるか。 オリジナル準拠のハズのPR版もまたGBA版などと同じ、オリジナル準拠とは。 |
パラメータ関係 -熟練度 | 基本的には戦闘中にその行動を実行し続けることで熟練度がたまり、レベルが上がるようになっている。
例えば剣なら剣での攻撃、斧なら斧での攻撃、ファイアならファイアといった要領。 かつてはABキャンセルという手法で4人目以外は熟練度上げ放題なバグ技があったがGBA版以降はそれが撤去された。 さらにGBA版は熟練度経験値の表記が数値だったものから視覚に訴えるバー表記になった。 これまでは一律で経験値100までためないとレベルが上がらなかった従来に比べ、 一律で100でなくなったことに伴う改修と思われる。 さらに武器熟練度の上がり方がPS版から変わっており、 計算上、経験値の加算値が1以上になるとさらに10ポイントの経験値ボーナスが加算されるようになった。 さらにさらに魔法熟練度の上がり方がGBA版から変わっており、 1行動における経験値の加算値が2倍になっている。 |
パラメータ関係 -魔法 | 今作の魔法はMP制。 魔法は使い込むごとに性能もレベルの値に等しく1倍・2倍・3倍……と増えていくのだが、 それに伴って消費MPも1・2・3と増えていく。 どの魔法も一律で消費MP=レベルの値となっている。 ただし、「アルテマ」だけは例外。 消費MPについては同じだが、性能についてはリメイクされるごとに仕様がころころ変わったりそうでなかったり。 非常にややこしいのでここでは省略する。 |
メインキャラ | 初代はジョブシステムだったが、今回は純粋に熟練度システムによるキャラ強化の方式を採用しており、
各キャラ間の違いは初期装備と初期値のみとなった。 冒険するキャラのうち、隊列3人目までは常に固定だが、 4人目はストーリーの進行によって入れ替わる形となり(不在の場合もあるが)、 いずれにせよ、キャラごとに個別に能力が設定されているため、 不足分がある場合は改めて育てなければならない。 SOR編では本編で一時的に仲間になった4人目のキャラ3人に加えて新規キャラのメンバーで徒党を組むこととなる。 本編で使用したキャラを使うため、序盤の展開は本編での育て具合によって難易度も変わる。 なお、SOR編で登場する専用の装備はそれぞれのキャラ専用であり、ここでキャラの違いが初めて生じる。 SOR編で新たに入手することとなる「アルテマ」もミンウ専用。 PSP・旧スマホ版で登場する秘紋の聖域で手に入る専用の装備もそれぞれのキャラ専用。 メインキャラ3名などはもちろん、4人目のキャラの分も全員分が存在する。 |
お題目 | 備考 |
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アイテムについて全般 | GBAが出るまではラインナップにほぼ変化がないというか、
実際問題、本作の追加要素版は初代のそれほどの増加分はないといってもよい。 GBAにおいて追加されたのはSOR編の専用装備ぐらい。 PSP・旧スマホ版では秘紋の聖域で手に入る専用の装備と2種の特殊な魔法が追加。 魔法についてはどちらか1つしか手に入らないが、いずれも扱いが難しい。 PR版はオリジナル準拠のため追加アイテムはすべからく没収。 SORも無ければ秘紋もない。 |
アイテムの所持数 | 初代と打って変わって武器・防具・それ以外のアイテムについては同じ枠で管理されている。
ただし、問題はその所持数であり、すべてのアイテムを63個の枠(+装備している分)でやりくりしないといけない。
ちなみに63種類のアイテムではなく、純然たる63個のアイテム、である。 というのも、実はFC版では最近のシリーズなどにみるようにポーション10個がある場合は1つの枠にまとめてポーション10個となっており、 FC版以外のアイテム所持形態についても主にこれを採用している。 しかし、FC版はそんな甘ったれた仕様にはなっておらず、ポーション10個がある場合はアイテム枠10個を占有するというストロングスタイルである。 加え、イベントアイテムの類も同じ枠の上で所持しなければならないので、FC版は本当にアイテム所持数の制限が厳しい。 そして、WSC版以降は既に記載している通りポーション10個がある場合は1つの枠にまとめてポーション10個という形態を取っている。 しかも全種アイテムをそれぞれ99個まで持てるようになったため、 不要アイテムを肥やしにもできるようになった。 アイテム使用装備品もアイテムや装備からそのまま使えるため利便性がかなり高まっている。 |
アイテムの売買価格 | アイテムの売却価格は購入額の50%。 ただし、一部の魔法の本はこれに当てはまらないものもある。 特に値段詐欺と言わしめるものとして「まじんのおの」があるが、 値段詐欺の一つに値段に比して攻撃力がやたら少ないことが挙げられる。 それでいて、購入額10,000ギルに対して売値は500ギルと実に20分の1というよくわからない値段設定である。 なお、追加要素版の各専用装備はすべて売却不可。 |
エリクシャー→エリクサー | オリジナル版では「エリクシャー」だったのがGBA版の頃から「エリクサー」に置き換えられた。 消費アイテムについてはそれぐらいであり、リメイクを重ねられてもバリエーション等に変化はない。 |
装備部位について | FC版の装備部位は右手・左手・頭・身体・腕に加え、「アイテム」2部位の7部位が存在している。
初代は手は武器と盾で別れていたが、本作では装備する腕で別れてる。 というのも、本作には利き手という概念があり、 武器は利き手に装備するかそうでないかで力の補正値(基礎攻撃力と命中率にかかわる)が倍も変わってくる。 本作では二刀流をするにも自由に行えるが、FC版では利き手ではない方の武器での攻撃は行わない。 しかも二刀流をした場合は片手当たりの攻撃力の力の補正値が下がるため、与えるダメージも必然的に下がる。 FC版で二刀流をした場合に攻撃力が下がるのはこのため。 さらにそれに加え、FC版では「アイテム」の2部位が存在しているのだが、 実は本作、戦闘中に消費アイテムを使うにもこの部位に装備しておかないと使うことができないのである。 さらに武器の装備変更などもこの部位に装備させているものとしか取り替えることができない。 アイテム所持どころか使うだけでも制約が大きいのである。 しかしそれから打って変わり、 WSC版以降は晴れて右手・左手・頭・身体・腕の5部位のみとなり、 アイテムや装備変更は普通のアイテム欄からの選択ができるようになった。 二刀流をした場合も反対の手による攻撃も行うようになった。 |
魔法干渉について | 魔法干渉についてはパラメータについてか各アイテムの項目にて。 |
お題目 | 備考 |
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エキストラストーリーについて | GBA版では所謂SOR(ソウル・オブ・リバース)編ストーリーが追加されており、
既に記載した通り、これは本編とは切り離された攻略を行うこととなる。 本編で一時的に仲間になった4人目のキャラ3人に加えて新規キャラのメンバーで徒党を組んで攻略することとなる。 本編で使用したキャラを使うため、序盤の展開は本編での育て具合によって難易度も変わる。 全体工程としては非常に短いが、 本編のジェイド~パンデモニウムほどの長さで敵の強さも最終本編のラスボス程度には強いのでその短い間隔で以下にキャラを強くするかが問われる。 参加キャラについては以下の通り。 ミンウ:本編では最序盤で仲間になったキャラ。 序盤キャラゆえに育成具合はお察し……と言いたいところだが、 人によっては過剰育成上等という場合も無きにしも非ず。私もそっちの部類だが。w FF2のゲームバランスはプレイヤーに委ねられているといういい例である。 白魔法の使い手なのだがSOR編を乗り切るには黒魔法も欲しいところなので既存の白魔法は数を絞って切り捨てるのが特徴。 ただし、本リメイクでは「テレポ」の命中率が非常に高いため、脱出できないからと言って切り捨てるのは愚策である。 登場する専用装備が「ほしくずのロッド」。SORでは「ダイヤメイス」が登場しないので杖自体が彼ならではといった感じである。 それこそ秘紋のあるPSP版などで「ひかりのつえ」まで取っていれば序盤はほぼ苦労しないハズ。 どこかのページでも書いているが、もう片方の手に持たせる武器は「マインゴーシュ」で間違いない。 スコット:戦闘参加自体は新規キャラだが、実際には本編でも最初の最初で死亡するキャラとしてひそかに登場。 それゆえにミンウの育成具合によっては序盤はほぼお荷物気味……。 ただし、回避レベルと魔法防御レベルの値は本編のゴードンの値を引き継ぐというひそかな設定があるため、 スコットの彼強化は本編のゴードンにかかっているのである。 特に終盤、「ワイルドローズ」さえ入手すればそれだけで話は終わることで有名。 本作では珍しい魔法と剣を両立するキャラで、初期状態で剣と黒魔法の心得がある。 ヨーゼフ:本編では序盤で仲間になったキャラ。 序盤キャラゆえに育成具合はお察しである。 というか、本編ではミンウよりも後に仲間になるため敵のレベルも相応で一応彼よりも強くなっているはずなのだが、 ミンウより加入期間が短いため、意識して育てないと強さが逆転する可能性も無きにしも非ずである。 SOR編で登場する専用装備「ブレイサー」が防具なのが少々微妙。 普通に防具として利用するのなら有用だが、魔法が強い本作では魔法干渉が高いせいでうまく扱うのが難しい防具となっている。 本編での初期状態で考えれば素手での攻撃になるのだが、 秘紋で手に入る専用武器は「ドラゴンクロー」……短剣である。 SOR序盤はこれでいいが、最終的にはそれでは物足りない。 そこでオススメだが、固定の宝箱から出現するコウテツキョジンから「エクスカリバー」を無理やりとって持たせること。 これならキャラ間のバランスが取れるので一押しだが、気にしない人はリチャードに素直に持たせていいだろう。 ちなみにエクスの次点では「ルーンアクス」が選択肢、こちらは量産しやすいので各キャラの不足分はこれで補うよう。 リチャード:ミンウ・ヨーゼフとは打って変わって本編終盤に仲間になり、 しかもその期間も長いのでSOR編でも頼りになるキャラ。 それゆえに能力はもちろん引継ぎアイテムのほうも高尚なアイテムを持たせられる。 それこそ特に秘紋で「ランスオブアベル」を入手しておけばそれですべてである。 SOR編で登場する専用装備「ひりゅうのやり」と二刀流すればそれですべてである。 |
PSP版以降のエキストラダンジョンについて | GBA版同様にSOR編に加え、
秘紋の迷宮~秘紋の聖域に挑戦できるようになった。 詳細はこっちを参照されたし。 |
PR版のエキストラダンジョンについて | PR版にはこの手の追加要素は存在していない。 |