彩りの大地 Dragon Quest V

仲間になる確率：E(1/32・1/64・1/128)
仲間になる確率があまり高くないだけでなく、出現場所がネック。

青年期前期：
神の塔～2F(Lv.9)
「わらいぶくろ」×2＋「ホイミスライム」×3＋「がいこつへい」という編成でしか出現しない上に出現率も控えめ。

仲間呼び：
わらいぶくろ：オラクルベリー周辺(Lv.7)、神の塔～2F(Lv.9)
さまようよろい：神の塔3F～(Lv.9)、ポートセルミ周辺(Lv.10)

青年期後期：
妖精の村周辺(Lv.7)
ボブルの塔東側(Lv.7)

装備タイプ：B(スライム系)
弱耐性：ギラ
強耐性：イオ、マホトーン、マホトラ
完全耐性：

評価：最終戦のベホマズン役

能力的にも装備的にもスライム系なので耐性のあるスライムという感じでしかないのだが、 最終的には「ベホマズン」が使えるからこそという評価に落ち着く。
帝王戦で考えれば炎耐性とイオ耐性があるため「ベホマズン」役として最適解なのは間違いないが、 レベル99までに必要な経験値が少々きついので、こだわらない人は「スライムベホマズン」で充分である。 いずれにしても「ベホマズン」したいときに馬車から出してひっこめるだけでしかない。

一方で道中では成長の鈍さが足を引っ張り、 御覧の通りMPの伸びもさほど良くないため回復役として控えておくのも悩ましいスペック。 このせいで後述に記載している通り「ザオリク」を覚えていようがいまいがという感じになる。

なお、回復役にしては「ザオリク」を覚えないのがマイナスポイントとして挙げている人が多いが、それは大きな間違い。
回復役としては最強スペックなのに何故「ザオリク」を覚えないという点ではそうなのかもしれないが、 実用面で見ると「ザオリク」を不要にするための「ベホマズン」役であるため、 そんなことを心配する意味がそもそもないのである。
いやいや、それでも誰か死ぬじゃん――という感想も出てくるかもしれないのだが、 その場合に真っ先に死ぬのはスペック的に恐らくこのキャラが一番最初になるため、 どちらかというとこのキャラとは別に「ザオリク」役がいたほうがいいというのが最適解になりがちである。
結果的には「スライムナイト」や「キラーマシン」、 そして「ヘルバトラー」をはじめとする主力アタッカー群のピンチめがけて「ベホマズン」を突っ込ませる役なので、 結局は「ザオリク」を不要にするための「ベホマズン」役にしかならない。

それがよくわかるのがまさに「ザオリク」を覚えるバトラーと組ませた時。 あちらはとにかく頑丈なので回復をおろそかにしていたら先にホイミンが地面に転がっていることは必至である。 上に挙げた主力アタッカー3名を含めて一番頑丈なのが「ザオリク」を覚えるバトラーなので、 言ってしまえば頑丈なキャラほど「ザオリク」を覚えてくれた方がありがたいのであり、 ホイミンやベホズンではどう頑張ってもこの要件を満たさないので、 ホイミンやベホズンが覚えていようがいまいが同じことでしかない。
しかもどういうわけかまさかのホイミンの最大レベル99に必要な経験値がバトラーと大体同じぐらいの値であるため、 一緒に最強を目指すのであればもってこいの編成である、あちらはレベル15ぐらいでおおよそ完成してしまうのだが。

ギラ弱耐性なので突き詰めるのなら「みずのはごろも」でいい。 いずれにせよスポットベホマズラーなので1ターン帝王の猛攻に耐えられる程度の装備であれば後は何でもいい感じである。