アーカネリアス・ストーリー

伝説のハンターと呼ばれた存在で、ロイドも名前だけなら知っているほどの有名人。
なのだが、その正体はまさかのシュタルの母親ナナル＝ヴィームラス本人。 そのため、伝説のハンターにナナルという名前が挙がった際にシュタルは驚いていたようだ。
ただし、ナナル本人はこのことを秘密にしており、ランバートにもシュタルにも明かしていない。 それどころか剣の腕もからっきしだと言って自らのことについてはひた隠しにしているほど。

もとは名家エデュードのご令嬢ということもあり、身なりには結構気を使っているらしくその佇まいは何とも美しいのだが、 普段はとにかくパワフルなお母さまそのものであり、どこかの誰かさんを彷彿させる――そう、あんただよ。

――あら！　2人ともおかえりなさい！　今日あたり帰ってくるんじゃないかと思って待ってたところよ！

――そりゃそうよ、いつまでも子供だと思っているわけないじゃない。 あんたもいい歳なんだし、そろそろお嫁さんを連れてきなさい！

――シュタルはいいの！　可愛いんだからすぐにでも素敵な旦那様を連れてくるに決まっているわよ！　 だけど、そんな可愛い可愛い大事な大事なシュタルが欲しいっていう男がいたらぶん殴ってやる！

――ふふっ、ナナル＝エデュードですって……その名を聞くのもずいぶんと久しぶりね。

その存在自体がもはや伝説と化している凄腕のハンターだが、 結婚して子供を産んでからというものの、御覧の通りの気のいいお母さん。 息子にはそろそろ嫁を連れてこいと言い、娘は可愛いがよその男には絶対に渡さない感が強い点などどこにでもいそうなお母さんキャラをしている。
伝説のハンター……とても強そうなお母様である。。。

使用している得物やその特性をみるや、恐らく娘のシュタルとは同系統の攻撃能力を持っている模様。

娘のシュタルと得物が共通しているようだ。

ダンシング・ダガー：シュタルに譲った、標的を徹底的に切り刻むまで止まれなくなる呪われた剣。 後にネシェラによって改良され、この名前に命名されることになった。