掲題の通りINDEX関数を使うための項目。
LOOKUP系関数の代わりに使えるだけでなく、LOOKUP系関数ではできないこともやってのけて汎用性が高い。
参照領域の中から指定された行と列が交差するセルの値を返す。
LOOKUP系とは違い、指定行または列として、必ずしも先頭列または先頭行のデータである必要がないのが特徴。
=INDEX($A$1:$G$10,1,3)
検索領域内から検索語を探し出し、一致するセルの相対位置を数値で返す。
これとINDEXを組み合わせることでLOOKUP系関数と同じことができるようになる。
具体的な使い方はこう。
A列目の領域からA1の検索語を探し、その位置に対応するB列目のデータを返す。
=INDEX(別シート!$B$1:$B$10,MATCH(A1,別シート!$A$1:$A$10,0),)
1行目の領域からB1の検索語を探し、その位置に対応する2行目のデータを返す。
=INDEX(別シート!$A$2:$G$2,,MATCH(B1,別シート!$A$1:$G$1,0))
A列目の領域と1行目の領域からそれぞれA1とB1の検索語を探し、それぞれの位置から交差するデータを返す。
=INDEX(別シート!$A$1:$G$10,MATCH(A1,別シート!$A$1:$A$10,0),MATCH(B1,別シート!$A$1:$G$1,0))
行番号、列番号を返す。引数がある場合とない場合とで挙動が変わる。
引数がある場合は、その引数が参照している行番号列番号を返す。
引数がない場合は、入力したセルの行番号列番号を返す。
INDEX関数を利用するときに役立つこともあるので、この関数も合わせて紹介。
=ROW()
=COLUMN()
=ROW($A1)
=COLUMN(A$1)
=ROW()-ROW($A1)
=COLUMN()-COLUMN(A$1)