彩りの大地 Final Fantasy Tactics

自然界の法則を自在にする術を知る暗殺者。
『裏真言』は天道士の『真言』と表裏をなす。

このジョブへのチェンジ可能なキャラ
マラーク

装備：杖、棒、軽装備、ローブ
Move：4、Jump：3、C-EV：8

アクションアビリティ：裏真言
射程：4、範囲：2/3、種類：魔法、絶対命中・回避無視
範囲2/3内のうちの1か所を攻撃×[1～6]回攻撃を発動

ダメージ自体はお互いのFaithが低いほど威力は上がる。
ただし、ほかの魔法と同じように、 「フェイス」状態ではFaith0と同じく最大威力を叩きだし、 「イノセン」状態ではFaith100と同じく威力が無力化する。

獅子戦争版では「範囲2/3内のうちの1か所を攻撃×[1～10]回攻撃を発動」に変更された。
さらに1回当たりのダメージも以下のように増加。
さらに、効果範囲内の中心に対する抽選確率は50%へ補正されている。

このジョブでレベルを上げたい度：低
ジョブ自体の能力は「白魔導士」のほうがわずかながらに成長がよいが、ほとんど変わらない。 が、補正値は「白魔導士」のほうが強いため、そちらの方がいいと思う。
とにかく、なんといってもアクションアビリティ「裏真言」の使い勝手の悪さが問題。 属性がついているため属性強化との相性も良く、最終的には相当なダメージをたたき出すロマン砲である側面こそあるものの、 使いづらい性質故になんといってみようもないのが率直な感想である。
なお、獅子戦争版ではヒット数が最大10回にまで増えており、威力もほんのわずかに上昇。 さらに範囲の中心への抽選率が50%へと引き上げられているため、狙って攻撃する分には使い勝手は一応上がっている。
まあ、だからどうしたっていう話になるんだが。結局、聖剣技様には勝てまい。

とまあ、「天道士」のコメントと同じで単に”裏”を付加するだけのお仕事ではあったのだが、 こちらはその「天道士」よりも以下のような劣勢を強いられているのが特徴。
まずは「真言」はFaith無視だが「裏真言」はFaithを無視しないこと。 無視しないどころか自分も相手も低Faithでなければダメージが出せない。 低Faithで進行すると魔法には強いが「プロテス」などの魔法の支援もかかりにくく、 さらに自分で使う場合の普通の魔法が機能しなくなる。
これについては「フェイス」状態となることで一応解決するのだが、 魔法の支援がかかりにくいことには違いないので、「フェイスロッド」装備でしのぐことになる。 が、「天冥士」はロッドが装備できないため、装備できるジョブでの運用が必須となる。
また、Faithに依存しないという点では汎用アクションアビリティでは「風水術」「引き出す」がある。 「風水士」なら魔法ATが高いからこちらのほうが適任だろうか。 一方で「天冥士」と「引き出す」と抱き合わせにしてしまうと恐らく「引き出す」のほうが便利なため、 そっちの方ばかり使われる可能性が。
なお、「フェイス」状態なら「裏真言」も機能するようになるため、 最初からこの運用を見据え、マラークを高Faith運用にするという手段もある。
さらに「天道士」と違って使い手が男性ユニットゆえに魔法ATの面で不利。 つまり、補正値や成長値をひっくるめて元々適正ではなかった可能性すらありうる。 って、どんなジョブやねん。ｗ

以下、リアクション・サポート・ムーブアビリティの評価は見習い戦士と同じなので省略。
繰り返しになるが、コメント自体もほとんど「天道士」のコメントと同じで単に”裏”を付加するだけのお仕事。 「天道士」との差分については上のほうに集約されている。

MasterJp：2950
J.Lv.8に微妙に届いていないが、誤差だよ誤差！

「裏真言」は「リフレク」反射に対応していない。詠唱については以下。

ラベル：覚えるアビリティも筐体性能もイマイチなジョブ。やってくれたなおい！
正直、評価の難しい性能。 アクションアビリティの性質が低Faithを余儀なくされる仕様ゆえ、 ほかのジョブやアビリティとの兼ね合いも気にしなければいけない。
対抗馬うんぬんよりも同時期登場の「真言」よりも使い勝手が悪いため使いどころが非常に難しい。 突き詰めれば最強威力を出せるには出せるのだがおぜん立てが必須であり、 さらにランダムゆえにはまらないことにはどうにもならない。
いずれにせよ、専用ジョブアビリティでの活躍が怪しければ汎用ジョブと同様の活躍をしてもらうしかない。