彩りの大地 Dragon Quest VII

基本職の中では唯一力がプラス補正となっている職業。 それ以外は等倍(ぶどうか・ふなのり)かマイナス(それ以外)しかない。 が、素早さが低いため、後手に回りがち。つまり雑魚戦闘ではこの上なく微妙。 都合、雑魚戦闘が多い作品なのに。。。

覚えたい特技は最終でせいぜい「まじん斬り」ぐらいと、前作とさほど変わらない。 というか、普通のメタル貫通攻撃力を得られるシリーズでもあるため、そのうちそれさえもかすんでくる。 まあ、それまではある程度必要になってくるが。。。
(というか、レベルが上がると今度は熟練度稼ぎの弊害にもなるので、結局微妙。)

職歴技としては「つるぎのまい」と「たたかいの歌」、あとは「みねうち」あたりが有用。 特に「つるぎのまい」は最終奥義として強力な技であるため、しっかりと修得しておきたいところ。

基本職の中では数少ない力のノンマイナス補正職。 力の低いマリベルではなんとも役に立たない気がするが、 ダメージがレベルに依存する「かまいたち」の存在がすべてを覆す。
さらに素早さもプラス補正のため、雑魚戦でもいかんなく強さを発揮する職業。

「かまいたち」のほかには「せいけん突き」に「まわしげり」と、攻撃用に使いやすい特技を覚える職業のため、これはマスターしておきたい。 派生職パラディンで覚えられる「しんくう波」も強力なのでなおのこと。 パラディンの構成要素として僧侶も必要だが、あちらもあちらで覚えておきたい呪文だらけのため、 最初にやる職業としてこの2つというのはかなりオススメ。 狙ったかのように「しんくう波」を覚えられるため、まさに鬼に金棒である。

一方で、職歴技のほうはイマイチ。普通に覚えていく特技のほうが有用な職業というバランスのようだ。 強いて言うなれば「きゅうしょ突き」だろうか、火力の低いマリベルあたりに覚えさせておくとかなり便利。

基本職の中では典型的な力マイナス補正職。それが示すように力の補正が最も低い。
純粋にひ弱な職業であるが、賢者などの上級職の構成要素の一部であるため、欠かすことはできない。

前作と打って変わって上位呪文がオミットされてしまっているし、 いきなり「メラミ」も流石にやりすぎだった反省かレベル5まで引き上げられてしまっているものの、 それでも「メラミ」「イオラ」が覚えられるため、呪文使いなら早めにマスターしておきたいところ。

一方で、職歴技のほうは「ラリホーマ」に「ルカナン」と同じ効果の「のろいの歌」もあるので、きちんと覚えておきたい。 「イオラ」よりは劣るが「いなずま」なんかも消費なくガンガン使えるため、 しばらく過去ダーマ周りで熟練度稼ぎする人は真っ先に覚えておいてもいいぐらい。

基本職の中では力のマイナス具合がまあまあな職業。2割減は少し痛いか。 でも、これぐらいは許容しないと後が持たないぞ。

ポイントはなんといっても回復呪文を覚える職業であること。 最後まで使える「ベホマ」を修得するので、複数人に覚えさせておいてもいいぐらい。
さらに、ぶどうかの項目でも挙げた通り、 パラディンの構成要素でもあるため、ぶどうか共々最初にやる職業としてはかなりオススメ。 最初の目標は「しんくう波」に設定してもいいぐらいである。

一方で、職歴技のほうはこちらもイマイチ。こちらもぶどうか同様に覚えていく特技のほうが有用な職業というバランス。 だが、「やすらぎの歌」で無消費全体回復はなかなか便利。特にこの当時は無消費回復と言えば「奇跡の石」があるが、これはその全体版のようなもの。 ただに勝るものはないんや。
それから「スクルト」なんかも相変わらず便利だが、ほかにこれといった職歴技もないため、どのタイミングで僧侶を経由して覚えようかという感じ。

基本職の中では力よりも素早さのほうに注目したい職業。 そう、素早さの補正が最も高いのである。
反面、ほかが苦手で、素早さとカッコよさ以外は控えめなため、ひ弱そのものである。

しかし、この職業といえば何を隠そう「メダパニダンス」である。 この作品、多くの雑魚にはたいていの場合搦め手が有効であるため、これ一つで敵の行動を縛れることが多い。
もちろん、効かない敵もいるにはいるが、その場合は他の職業で覚える「おたけび」やガボが持っている「ほえろ」、 あとはこの職業の職歴で覚える「ステテコダンス」や同類の「コミックソング」、 またはそれとはまた違い状態異常を与える「ラリホーマ」や「ひつじかぞえ歌」辺りを駆使するようにすればいいだろう。

一方で、職歴技のほうはなんといっても「つるぎのまい」。戦士系最終を目指すのならこの職業は欠かせない存在となるのである。

基本職の中では力のマイナス具合がまあまあな職業。 1割減ならぎり戦士系起用可能ということにしておかないと誰もいなくなるぞ。
だが、この職業の特筆すべきはなんといっても素早さも高いこと。ぶどうかよりも高い。

お宝盗み特性にばかり目が行くが、転職解禁辺りではそこまで有用なものは取れず、 さらに同じお宝盗み特性の職業がほかにおり、この職業はその中ではおそらく一番弱いため、あまり有用ではない。 が、やっぱり「とうぞくのはな」が便利なので、このためだけに誰かがマスターしておきたい職業と言える。
しかも前作と違い、派生職が2つあり、いずれも有用なので、そのためだけにマスターしておくのも検討可能なレベル。 そのうちの片方はお宝盗み特性だが、もう片方ももう片方でコンプ要素には欠かせないレベルの職業だ。 つまり、とにかくやりこみに欠かせない職業のコアというわけである。
攻撃手段が貧弱なため、ぶどうかなどで特技を覚えてからやりたいところである。

残念ながら職歴技のほうはそこまで有用なものはない。 ぶどうかと合わせて「きゅうしょ突き」を覚えるぐらいか。「突きとばし」てもいいんだが。

どちらかというと呪文使いタイプな職業。 つまり非力そのものな職業であるのだが……

ところがこの職業、能力はこんなな反面、覚える特技については職歴を含め有用なものが多い。 (キアリクでも代用可だが)「めざめの歌」による「ザメハ」、 「ゆりかごの歌」による眠り効果、 「まふうじの歌」による「マホトーン」、 さらには職歴だけで言えば「のろいの歌」「たたかいの歌」「ひつじかぞえ歌」に小ネタ程度に「やすらぎの歌」など、 マスターするまでに多重経由する職業としてはちょうどいいだろう。

基本職の中では数少ない力のノンマイナス補正職。 若干素早さもプラス補正であり、 さらにはなんといってもタフであること、HPがプラス補正なのである。 つまり戦士系職業とみてもよく、戦士系職業の中でも非常にバランスの取れた能力者ということである。

ネックなのは大した特技を覚えないこと。僧侶で覚えない「キアリク」ぐらいだろうか。 職歴技を見てもせいぜい「いなずま」ぐらいしかないので、なんとも評価しづらい。 一応、派生職の構成要素がなかなか強力な職業のため、マスターだけはしておきたい。
ともかく、ぶどうかの技を覚えてから乗り換えるべき職業という感じである。 扱いが盗賊のそれと一緒って……。

もはや戦士系なのか呪文系なのかよくわからない職業。 言ってしまうと、強くはないが弱くもないという中途半端な印象である。

ポイントはもちろん「キアリー」を覚えること。僧侶は覚えないので、この職業で覚える必要がある。 さらには「くちぶえ」もあるので、戦闘をこなしたい場合などにすこぶる使える便利職。
そして、一部のボスに有用な「ウールガード」を覚え、最終「どとうのひつじ」の存在で一線を画している。 まあ、耐性持ちには全く歯が立たないのだが。

職歴技は「みねうち」「スクルト」「ひつじかぞえ歌」を覚えたい。

確実に戦士系でも呪文系でもないネタ職業。だが、遊び人と違ってきちんと言うことを聞いてくれるのが唯一の救い。 と言っても、能力補正はほぼマイナスだらけであり、戦闘では役に立ちずらいため、この職業をこなすのであればお早目に。

1ターン休み系の特技に特化した職業であり、職歴技にも例にもれずに含まれている。 さらには職歴技では混乱系特技の構成要素にもなっているため、 特に「メダパニ」が必要なら欠かすことはできない、踊り子の「メダパニダンス」で足りる？

とまあ、なんだかんだで覚える特技もそこまででもないため、 派生職のための構成要素という向きが強いことだろう。