彩りの大地 Dragon Quest V

仲間になる確率：F(1/64・1/128・1/256)
仲間にするにはかなりの根気が必要。

青年期後期：
海の神殿(Lv.26)

装備タイプ：E(騎士系)
弱耐性：バギ、メダパニ、マヌーサ、休み、メガンテ
強耐性：ザキ、毒、ラリホー
完全耐性：ヒャド

評価：ラリホーマの使える戦士

「ドラゴンマッド」のコピーモンスターで、 MPを使う呪文を覚えるため流用元が同じ「ほのおのせんし」にMPの成長を付与したもの。 一応同種モンスターであるにも拘わらず装備グループも違い、耐性もこちらは吹雪系寄りと何もかもが対照的。

戦士の名に恥じぬ力の高さで相手を葬り、戦士の名に恥じぬHPの高さで敵の攻撃を耐え凌ぐ。 そしてDQというゲームの例にもれず身の守りが低い反面戦士の名に恥じぬ高い守備力の装備を持って敵の攻撃をはじく。 装備グループが相方と違って「スライムナイト」などと同じE(騎士系)タイプのものなので、 装備面では何かと優遇されているが、集団攻撃は大の苦手である。

それもそのはず、集団攻撃で恐らくメインとなりそうなもので言えば「ヒャダルコ」と「こごえるふぶき」だが、 「ほのおのせんし」と同じくレベルアップが遅いことが最大の難点。 せっかく覚えたところで使われるような時期ではない可能性が高い。
さらに「ほのおのせんし」はレベル30という至極遅いタイミングで「はげしいほのお」を覚えたのだが、 こちらはその枠には「こごえるふぶき」って……何考えてんじゃゴルァ！　 お前はしびれんか！　あいつよりマシだけど……ってそんな低次元評価言わせんじゃねえ！
……もとい、「こごえるふぶき」を覚えたところで利用価値があまりない時期である可能性が高いため、 「ブリザードマン」にとって利点となるのは装備系がE(騎士系)タイプであるため「ふぶきのつるぎ」「はかいのてっきゅう」が使えることと、 「ラリホーマ」が使えることだけでしかない。

とりあえず、加入時期から修得する時期を考えると吹雪系特技の利用価値は無に等しいが、 その点は一旦捨て置くことを前提にする話ではあるが、参考までに同じ冷気系使いとしての比較で、 「イエティ」のほうが「ヒャダルコ」を使うまでが早い、 あちらはMP的に覚えたての頃は使用回数で悩むところだが、 「ブリザードマン」も何度も使えるほど多くはないので利点になっていない。
しかも「ブリザードマン」がいるということは「イエティ」のほうが先であることはもちろん、 そちらが加入していなくとも娘がいるということでもあるため、 「ヒャダルコ」使いとしてはイマイチな感じである。
さらには「こごえるふぶき」を覚えるまでが遅い点ではやはりイエッタ様様という図式のほかに メッキー様様様という強烈な対抗馬もいらっしゃるのでなおのこと立場が悪い。
それ以外では「かがやくいき」「マヒャド」も覚えないし、 DQで冷気系と言えば「ザキ」はあってもグループ呪文の「ザラキ」のほうはないので、 他の冷気系の面々と比較してもとにかく扱いがよくない。 冷気のモンスターらしく日蔭組に収まっているのがいいところだろう。 そう言ったこともあり、何をどう考えてもやっぱり「ラリホーマ」が使える戦士という評価でしかないのである。

もちろん、「ラリホーマ」と言えば帝王戦となるのだが、装備も考えれば一応戦力に加えても十分。 ただし、装備はよくても素の身の守りは低いので過信は禁物である。
特に耐性の都合上「ほのおのよろい」とは相性が良くなく、 「ドラゴンメイル」や「まほうのよろい」にした場合はさらに耐久力が下がるので要注意である。
無論、イエッタ同様に吹雪完全耐性がプラスに作用してイブール相手には大活躍する。