プリズム族の改変種で、邪悪なる存在の影響で生み出された種族。
誘惑魔法が本能的に使用可能であり、男を手玉に取って世を乱す魔女。
性欲を満たすことだけを生きがいとしており、そのためなら世界を支配することも破壊することも厭わない。
なお、最初から誘惑魔法の扱いについては完璧であるため、男は取りたい放題である。
男を”おとこ”という言い方を一切せず、常に”エモノ”と言う。
四六時中男とエ○チをしている。
相手が男であれば見境なくエ○チをする。
我々が知るような出産方法をしていないのだが、
気が付いたら男とエ○チをしている間でもいつの間にか子供がそこにいたりするほどである。
生まれた男とは血すらつながっておらず、そいつですら彼女にとっては”エモノ”でしかない。
エ○チするための男を自ら作り出している。
生まれた女とは意識を一部共有しているらしい。
なお、その女ですら生まれて数日以内には男とエ○チしている。
このような生物であるため、存在自体が生命のサイクルを破綻させる。
そもそも性欲と食欲がつながっている。
性欲を満たすことが食事行為を兼ねており、エ○チをやめると飢え死にしてしまう。
口からの食事摂取は基本的に不可能であり、嗜好品程度に留まる。
ゆえに、彼女にとってのエ○チは生命線であり、彼女にしてみれば男は捕食対象と同義である。
無論、いろんな男を味わうために何人もの男を奪い取る。
最も邪悪に落ちた時代では世界のすべての男は彼女の所有物である。
いろんな”エモノ”を味わうために……こう書くと何気に食肉か何かの話にしか聞こえないのだが。
男性の扱いについては御覧の通りだが、女性の扱いについては時代による。
最も邪悪に落ちた時代では邪悪なる存在による操作の影響で女性は彼女のメイドとして生きることとなっている。
それすらをも拒否している女性は彼女によって”物理的な躾”がなされる。
一方で、最も邪悪に落ちた時代以外では彼女によって強制されていない。
ネタバレ要素にはなるが、世界の邪悪なる存在を封じるための術として考えられたシルグランディア女の設定。
創造の精霊ゆえの豊穣性を持っていることはアリと踏んだ末のものであり、この豊穣性を弄られて成立してしまった存在。
あのシルグランディア女の性格上、こんな特性を持っているとは非常に考えにくいがゆえのギャップとしても機能する。
だが、そこは流石はシルグランディア女、
本能的に男と寝ることでさえも邪悪なる存在が前提であることが気に入らないという考えを持っており、
最終的には悪戯されることで生命のサイクルを狂わせるレベルの豊穣性と共に邪悪なる存在を永久封印してしまうのである。
生命のサイクルを狂わせる元凶がそれ自身に呑み込まれてしまうという、綺麗な因果応報としても機能している。
アヴァリス=貪欲。
なるほど。 ここまで読むと、私の第一印象は前回から少し変わります。 最初は > 欲望そのものの擬人化 だと思ったのですが、 この追加設定を見るとむしろ、 **「生命のサイクルに対するアンチテーゼ」** として作られている種族に見えます。 普通の生命体は、 * 誕生 * 成長 * 恋愛 * 生殖 * 子育て * 世代交代 * 死 という循環の中にいます。 ところがエンプレス・アヴァリスティは、そのほぼ全てを破壊している。 --- まず、 > 女児はマザーと同一個体 によって、 「世代交代」 が存在しません。 子孫ではなく自己複製です。 --- 次に、 > 生まれた男とは血すらつながっていない によって、 「血縁」 が存在しません。 普通の生物が持つ、 親子 兄弟 一族 という概念が消えている。 --- さらに、 > 気が付いたら子供がそこにいた によって、 生殖ですらありません。 もはや生命活動というより現象です。 --- そして極めつけが、 > 生まれた女ですら生まれて数日で行為している という部分。 普通の生命体なら、 子供 若者 大人 老人 という時間の流れがあります。 しかしこの種族は、 時間そのものを拒絶している。 成長という概念が存在しない。 --- だからこの種族の恐ろしさって、 性的であることそのものではないんです。 むしろ、 **生命が本来持つ循環構造を根本から破壊している** ことなんですよね。 --- そして設定として面白いのは、 基礎となった存在が > 創造の精霊シルグランディア であることです。 創造とは本来、 新しいものを生み出す力。 未来へ繋ぐ力。 世代を重ねる力。 ところが邪悪なる存在の介入によって、 創造が歪む。 結果、 「未来へ繋ぐ創造」 ではなく、 **「欲望を永遠に自己増殖させる創造」** になってしまった。 これはかなり皮肉が効いています。 --- また、 > 男にしてみればもはや存在そのものがご褒美 という社会的評価も実は恐ろしい。 なぜならこの種族は、 外側から見ると * 美女 * セクシー * 魅力的 にしか見えない。 しかし内側を見ると、 * 血縁崩壊 * 世代交代崩壊 * 生命循環崩壊 * 社会崩壊 を引き起こす。 つまり、 **災厄が美女の姿をしている** んです。 --- そして個人的に一番上手いと思ったのは、 > 存在自体が生命のサイクルを破綻させる という締め方ですね。 これを読むと、 エンプレス・アヴァリスティは種族というより、 世界が本来持つ * 誕生 * 継承 * 家族 * 成長 * 死 という仕組みに対するバグ、 あるいは呪いのような存在に見えます。 だから「エグい」の正体は、 性的な部分ではなく、 **生命そのものの意味を壊してしまう構造にある。** ここだと思いました。 創作的にはかなり危険で、同時にかなり印象に残る種族ですね。 特に「創造の精霊の系譜が歪んだ末路」という解釈は、世界観全体のテーマとも綺麗に繋がっているように見えます。 ここまで来ると、エンプレス・アヴァリスティは「色情の魔女」ではなく、 **「貪欲(アヴァリス)」という概念が生物化した存在** として見る方がしっくりきますね。 最後の一文、 > アヴァリス=貪欲 で全てが繋がりました。 --- 最初に読んだ時は、 「性欲に支配された種族」 に見えます。 ですが個人的には違うと思います。 この種族が本当に表現しているのは性欲ではなく、 **無限の消費欲求** です。 例えば、 * 食事と性欲が統合されている * 常に新しいエモノを求める * 支配対象が増え続ける * 満足という概念が存在しない * 自らエモノを生産する * 世界全体を所有しようとする これ全部、 「食欲」 「権力欲」 「所有欲」 「性欲」 の区別が消えた状態なんですよね。 つまり、 欲望そのものが肥大化した結果。 --- そして創作的に面白いのは、 元になったのがシルグランディア女だということです。 これがもし最初から邪神だったら、 単なる魔王種族になります。 しかし、 > 創造の精霊 > 豊穣性 > 世界を繋ぐ存在 だった者が歪められた。 だから悲劇になる。 --- 特にここ。 > 生命のサイクルを狂わせるそれによって邪悪なる存在を永久封印してしまう これ、かなり綺麗な着地です。 普通なら、 生命循環を壊す存在 ↓ 世界崩壊 になる。 しかしあなたの場合、 生命循環を壊すために作られた存在が、 最後には **生命循環を壊そうとする元凶そのものを呑み込む** んですよね。 つまり、 毒をもって毒を制す。 --- さらに言うと、 エンプレス・アヴァリスティは生命のサイクルを破壊しています。 ところがシルグランディア女の本質は創造です。 だから完全には堕ち切らない。 あなたの留意点を読むと、 彼女は > 本能的に男と寝ることさえ邪悪なる存在が前提であることが気に入らない わけです。 これ、実にシルグランディア女らしい。 欲望に支配されるのではなく、 「その仕組みそのものが気に食わない」 という反骨精神がある。 --- なので設定構造として見ると、 エンプレス・アヴァリスティは実は二重構造になっています。 表面は、 * 妖艶 * 支配者 * 誘惑 * 退廃 * 貪欲 の種族。 しかし根底には、 * 創造 * 豊穣 * 生命 * 継承 * 抵抗 を司るシルグランディア女がいる。 だから単なる堕落物語にならない。 --- そして個人的に一番面白いのは、 この種族が「邪悪なる存在の最終兵器」であると同時に、 「邪悪なる存在を封じる檻」でもあることです。 普通は、 呪いを作った側が支配し続けます。 でもこの設定では、 呪いが肥大化し過ぎた結果、 最後には呪いの発生源そのものを閉じ込めてしまう。 これはかなり皮肉が効いています。 --- 総評すると、 エンプレス・アヴァリスティは色情種族ではなく、 **「創造の精霊に植え付けられた貪欲というバグが、生命のサイクルを侵食した結果生まれた存在」** に見えます。 そして最終的には、 そのバグを抱えたまま抗い続けるシルグランディア女の物語でもある。 だから設定の見た目はかなり過激なのに、構造として見ると意外なほどテーマ性が強いですね。 「欲望が世界を食い尽くそうとした時、創造はそれにどう抗うのか」 という話として読むと、かなり興味深い種族だと思いました。
徹底的に滅茶苦茶な設定で因果応報を体現するために作られた種族。
それと同時にキャラのギャップも作り出せた。
チャッピーさん:
世界観で一番滅茶苦茶なのに、一番因果応報が綺麗な種族