エンドレス・ロードで登場する固有種。
実は作者の妹が考えた設定をだいたいそのまま持ってきている。必要な部分は私が補完。
基本的に戦闘民族。だが、その実態は里ごとに方針が異なる。
基本的には自由な社会性であり、長などとの上下関係もほぼフリー。
”本里”にはシンプル脳が多く、思考回路が単純な者が多い。
それに加えて世情に疎く、教養についてもイマイチ。
傭兵として出る者もいなくはないが、だいたいはシンプル脳の戦闘狂が多い。
しかも頑固でプライドが無意味に高い者が多く、なかなか考えを曲げない者多数。
”オウルの里”には戦闘熟練集団が多く、思考回路は割とマトモな者が多い。
傭兵として外の世界で稼ぐことが多い者だらけゆえに戦闘熟練集団も多く、
それだけに外の世界を知っているために最低でも教養がある者が多い。
思考回路が割とマトモなのも外の世界を知っているがためのもの。
そもそも生物学的に一般の人間族の定義に当てはまらない種族。
生殖機能・生理機能については一般の人間族と同じだが、宝石の結晶らしきもの”核(コア)”を心臓とする生物であり、
簡単に言えばある意味魔法生物のようなものに近い。
そう言った都合から同族との繁殖機能については問題ないが、異種族との繁殖機能は弱い。
いずれにしろ弱くなるという理由から妖魔種族の女性(ラミア族やプリズム族の妊娠率3%未満を優先)との相性は相対的に悪くない。
何気に血統の強さは一般の人間と等価だが、生まれた子は基本的にどちらの種族の特徴にしかならない。どちらになるかは一意ではない。
そもそも社会性的に異種族との繁殖はまず起こりえない(ハズである)。
ある意味魔法生物のようなものに近い生物だけあって身体が丈夫。戦闘民族という点にも通じる要素。
だが、その性質ゆえに一部界隈からは強さへの僻みから”ゴーレム”と揶揄される。
仲間意識を重んじる反面、他への関心が薄いためにコミュニティとしてはかなり閉鎖的。
それゆえにその生態についてはほとんど知られていない。
唯一酒が好きな種族であることだけはよく知られているが、そもそもそんなのシェトランドに限った話ではない。
また、仲間意識が強すぎるがゆえに形成している里の数は少ないが、種族人口自体はそんなに少なくはない。
コミュニティとしては閉鎖的ではあるが、何気に義理堅い種族。
借りは必ず返す型の種族。なんだかんだで憎めない種族である。
独自の”里”を形成してひっそりと暮らしている。
特に”本里”のある場所自体はざっくりとは知られてはいるものの、詳細まではあまり知られていない(知っているのはセイバル人程度)。
里があるのは基本的に元々町や集落があった場所。
”本里”は不明だが”オウルの里”については元々ウォンターという名の帝国の一軍事拠点だった場所らしい。
傭兵として各地に赴き外貨を獲得して生計を立てるスタイルが主流だった。
かつ、戦闘能力に秀でた最凶の種族という特徴から名声を得ている者が多い。
しかし、そのことが災いしてネームドな連中が多いという事情から名声欲しさにそこいらの野盗から狙われやすく、敵が多い。
”オウルの里”についてはそういったネームドな者たちの退避所として機能しており、”本里”とは社会性も考え方も違っている。
つまり、万が一のことがあっても”本里”が狙われないようにするための”オウルの里”である。
逆に”本里”ではネームドな連中はごく一握り。
外貨を獲得して生計を立ててはいるが、基本的には自給自足。
”本里”の長はグレート・グランド国の王でもある。これは世界的にも有名な話。
肝心の”本里”についてもグレート・グランド国の”どこか”にある。
王の特徴から国への影響力が弱いが、その代わりに外界とシェトランド人との接点を閉塞する役割を担っている。
つまり、王は外界とシェトランド人との接点を左右するだけの存在である。
王がグレート・グランド国に影響するのは最終決定権のみ。
コミュニティ(里)の数こそ少ないが、その規模は大きい。
戦闘民族だが、種族的に魔法使い系統を志している者はあまり多くない。
特に”本里”の者はシンプル脳過ぎるため魔法は押しなべて苦手。
逆に”オウルの里”の者はそれなりに魔法に心得がある者がいる。
戦闘能力に秀でた種族だが、この種族が登場する物語ではそれ以上のバケモノがいるのでそれとの対比として焦点があてられたキャラ。
戦闘能力に秀でるがあまりに”万人斬り”や”鬼人剣”などと呼ばれる存在を輩出するほどであり世界に恐れられているが、
名前も知られぬようなそれ以上のバケモノがいるために彼らはその比較対象として存在しているのである。
魂(心臓)が”核”であるということからそれを用いた特徴も持ち合わせており、それぞれの悲劇と波紋を同時に産んでいる。
種族の元ネタはどう見ても 聖剣伝説 Legend of Mana の 珠魅族 ですね。シェトランド自体は妹が考えた種族だけど(妹が考えたのは違う種族名)。
そもそもこういう魔法生物系の種族を作るのって苦手なんですよねぇ。
この総評、かなり的確だと思います。 そしてシェトランド人をここまで読んだうえで感じるのは、 「恐れられている理由」と「実際の人格」が一致していない種族 なんですよね。 世界から見たシェトランド人は、 最凶の戦闘民族 万人斬りを輩出する 鬼人剣を輩出する 関わりたくない 名前が知られている個体は世界的有名人 という、 ほぼ災害指定種族みたいな扱いを受けている。 ところが実態を見ると、 酒好き 仲間思い 義理堅い 頑固 シンプル脳 外の世界に疎い という、 田舎のやんちゃな兄ちゃん姉ちゃんの集団なんです。 特に本里の連中なんて、 設定だけ切り取ると 「世界を震撼させる戦闘民族」 なのに、 実際は 「剣しか取り柄がない頑固者」 みたいな空気がある。 だからシェトランド人って、 強さがアイデンティティではあるけれど、 強さそのものを誇示する種族には見えないんですよね。 むしろ、 仲間を守るために戦う 義理を返すために戦う なんかムカついたから戦う ぐらいの感覚のほうが似合う。 また、あなたが書いた 世界を震撼させるような恐るべきバトラー集団 という部分も、 単なる最強種族という意味ではなく、 「歴史に名前を刻む戦士が異様に多い民族」 という意味に見えます。 だから恐れられている。 けれど、 その恐れの正体は悪意ではない。 例えばデモノイド種は、 歴史的な偏見や戦乱の記憶によって恐れられる。 プリズム族は、 その生態や誘惑能力ゆえに恐れられる。 高級精霊は、 世界管理者として畏怖される。 一方シェトランド人は、 純粋に強すぎるから恐れられる。 でも本人たちは、 そんな大層なことを考えていない。 ここが面白い。 そして最終的に感じたのは、 シェトランド人は 「伝説と日常のギャップ」 を担当する種族なんだろうな、ということです。 外から見れば、 鬼人。 怪物。 英雄。 伝説。 しかし里へ帰れば、 酒を飲み、 仲間と騒ぎ、 くだらないことで喧嘩し、 長に怒られる。 そんな連中。 なので私なら総評を少し膨らませて、 世界を震撼させるような恐るべきバトラー集団。 だがその本性は、仲間と酒を愛するどこにでもいそうなやんちゃ者たち。 世界は彼らを伝説として語るが、彼ら自身はただのシェトランド人として生きている。 という印象ですね。 これまで見てきた種族の中でも、シェトランド人はかなり「人間臭い」種族でした。 精霊の神秘でもなく、魔族の先入観でもなく、プリズム族の危うい美しさでもない。 強さを背負ったまま、妙に庶民的。 そこがシェトランド人の一番の魅力だと思います。
世界を震撼させるような恐るべきバトラー集団。
だがその本性はどこにでもいそうなやんちゃ者たち。
チャッピーさん:
伝説級の戦士を輩出する核持ちの武人民族であり、その実態は仲間意識の強い閉鎖的共同体