エンドレス・ロード ~ディクショナリ~

ぺぇじへっどらいん

フェリオース

――もう知っていると思うが、その通りだ

自らの種族に起きている謎を追い求める若き勇士。 アーシェリスと共に成長する。

項目プロフ
呼称フェリオース Feriohs
本名フェリオース=アルザード
種族エクスフォス人(ヒューマノイド系)
性別
出身地エネアルド島
職業・肩書エネアルド所属ハンター、エネアルド調査団
体型166.6cm 58.1kg BMI20.93 股下76.6cm 比率46.00%
年齢100年寿命生物換算16歳 実年齢16歳 ”天命の刻”から23年後時点
誕生日8月20日(獅子座)
血液型B型
黒髪無造作ヘアー。
ビジュアル中の上。
主な服装 
好きなものアーシェリスとリファリウスとのやり取り(リファリウス自身は好きではないが嫌いでもない)
特技媒剣術「影」
攻撃力(武器など)中剣
防御力(防具など)小手
特徴 

エネアルドの名家の御曹司でアーシェリスとは幼馴染。 アルザード家もアーシェリスのクライド家同様に代々媒剣の使い手の家柄だが、 アーシェリスと同じく彼もまた実力者というわけにはいかなかった。
エピソードについてはアーシェリスと大体同じだけれども、違いはアーシェリスは妹がいるのに対して彼のほうは姉がいること。 しかもそのお姉さんはエクスフォスでもかなりの使い手と言われており、そしてなおかつずいぶん前から行方知れずのままという状態で今日に至る。
彼に降りかかる問題はそれだけにとどまらず、あらぬ方向へと向かっていくのであった。。。

――もう知っていると思うが、その通りだ

――わからない……でも、やってみるしかないなっ!

アーシェリスとは対照的に冷静タイプなキャラクター。 主人公格のキャラがいるってことはそのライバルがいてしかるべきという、そのポジのキャラといったところである。 そういうこともあってか、少々暴走気味のアーシェリスに対してそっとフォローする役を買って出る役として機能する。
但し、リファリウスについては野郎忌みなところがあるため、 リファリウスに対するなんでだよ思考についてはアーシェリスとも共通している。 だが、アーシェリスが余計におちょくられている光景についてはそれはそれで彼にとっては大好物、 とばっちりを食わない程度に静観しているという微妙に意地悪な人。 だが、それでも彼は彼でリファリウスに対しては冷静なアプローチでなんでだよを発言している。

とにかく、ある意味オーソドックスなタイプの主人公キャラに対するライバルキャラ。 但し、アーシェリスにとってはライバルというよりも目の敵にしているリファリウスという圧倒的存在がいるため、 アーシェリスというボケに対するツッコミ役のような存在でいるのがせいぜいである。 まあ――そういう意味ではバランスの取れた2人組なのかもしれないが。

媒剣術という独自の技を持っているキャラだが、その実態は特定属性の魔法剣というものでしかない。 しかもそれを独自技として持っているのは強みではあるものの、 反対に言うとそれしか持っていないというなんとも汎用性に欠けるイマイチなキャラ。 相手に攻撃を当てること自体は得意な方だが、アーシェリスに比べるとパワータイプのため威力は彼のほうが上。 だが、それでも彼はあくまでエクスフォス編のキャラゆえにたかが知れており、総じてイマイチな印象でしかないのである。 無論、アーシェリスの天敵とは比べるべくもない。


◆エンブリア戦技
エンブリアでは一般的に普及しているアルドーラ剣術だが、 地方独自の改良が加えられており、剣技にはとらわれない戦技として定着したことで広義の意味でエンブリア戦技と呼ばれる。
ただし、彼が当初扱える技は基礎中の基礎である。

スピード・アタック:器用さ任せの単純なスピード型の攻撃技。器用なだけに命中は高い。

ハード・アタック:力にものを言わせた単純なパワー型の攻撃技。威力は高いが命中に課題が残る。

ハード・タックル:対象へ向けて強烈な体当たりをぶちかます。威力は比較的弱いものの命中が高いのが特徴。 時々相手の体勢を崩すことができるのだが、 その手の技の中では効果がとても弱く信頼性に欠けるので接近型の命中技程度に考えるべきである。


◆媒剣術
エクスフォスもといエネアルドのお家芸の特殊な魔法剣技。 得意な魔法剣系統は使い手依存で彼は影の媒剣術を得意としている。
技自体の性能は高いのだが、使い手の能力が伴っていないのが欠点か。

サヴァン・ブレイド:影の媒剣術のひとつ。 力を一点に集約して叩きつける。 威力こそ高いが媒剣術の強みであるリーチを押し殺しているのが少々問題か。

サヴァン・ウェイブ:影の媒剣術のひとつ。 力を一点に集約して周りの敵を一蹴するパワーを発する。 威力はまずまずだがスキが大きくて扱いづらい。

ハリケーン・ショット:竜巻を発射して標的を直線的になぎ倒すことが可能。 複数の敵をまとめて攻撃することが可能だが竜巻の強弱が安定せず、 成果も安定しないのだがこの技の特性だから仕方がない。

サヴァン・ファング:影の媒剣術のひとつ。 影の力で標的を引き裂く。 リーチとダメージ効率のバランスが優れている。

サヴァン・プラズマ:リファリウスが作ったプラズマ・クラッシャーの能力をヒントに編み出した技。 影の媒剣術を応用し、その場に展開した影に向かって無数の落雷を発生させる。
彼の範囲攻撃技としてはそこそこに優秀な技となる。


◆エーテル、魔法型はシンボリック・シンプル。
名前の通りのシンプルな系統で使い手の多い派生系統でもあることから、 所謂エンチャント・グッズから魔法を抽出し、自らの魔法として行使するのが最も楽な系統。 それゆえに威力が軒並み低いことが欠点として挙げられる。
ただし、そこは使い手次第、中にはシンプル系統だろうと伝説に名を遺すような使い手もいるため、 結局は本人次第ということである。

使用魔法は省略。 そもそも彼は魔力が軒並み低い使い手であり、ほぼエーテルの才能無しキャラゆえに使うシチュエーションが限られる。

アーシェリスと違って属性的な圧倒的な対抗馬はいない……わけではなく、 結局はその対抗馬自身は闇属性含めてのエレメンタル愛されタイプゆえに結局かなうわけがない。 そしてアーシェリスとは強みと弱みがトレードオフされていようがなにしようが、 別に圧倒的な対抗馬に限らず対抗馬自身は大勢いるので彼にとっての強みはほとんどないも同然。
そのため、彼の存在はせいぜい頭数をそろえるだけの要員でしかないのである。

スタンダードな代物を所持している。 徴兵制を敷いている国の出身なのだが戦闘経験も僅かなので持っている得物もたかが知れている。
エクスフォスらしく武器はスタンダードに剣を用いている。

ウォーリア・ソード:見習い戦士のためのスタンダードな中剣。

アイアン・ガーダー:鉄の小手。あまりがっちりしたつくりではなく、誰にでも手軽に扱うことができる。

バスタード・ソード:切ってもよし突いてもよしとフレキシブルな攻撃ができる中剣。

スチール・ガーダー:強固な鋼の小手。それなりの強度を持っている分だけ重たい。

プラズマ・クラッシャー:リファリウスが市販のバスタード・ソードに雷の魔力を含ませつつ改造を施したもの。 ディスタード本土軍決戦の折にフェリオースが選んだ代物。 雷を放って離れた敵に対して攻撃を与えることが可能。