各クラスを解説するその前にまずは”ロール”について話さなければならない。
”ロール”というのは所謂立ち回りとか役割(英:Roll、日:役割)とかのことで、
戦闘においてどのような役割をこなすかを明示するものである。
クラスによってはこの”ロール”でなければいけないなどという決まりはないのだが、
クラスごとにどの”ロール”が適しているかの最適解はある。
実際には各”ロール”ごとにさらに立ち回りについて個別の役割を行う、
行動の”シフト”というものが確立されているのだが、
様々な文化またはクラスごとの細かな”シフト”が無数にあるためここでは割愛する。
キャラクターたちは意識こそしてはいないが反射的にこういった行動を行っているものと思ってよい。
ということで、”ロール”についてのお話。
”ロール”は以下の4つのみが存在する。
| ロール | 説明 |
|---|---|
| アタッカー |
その通り、敵への攻撃をメインにこなすロールであり、
敵を倒すうえではどうしても欠かせないロール。
物理でも魔法でも区別はなく、攻撃を行う存在としては欠かせないものとなっている。 このロールで立ち回っている者は攻撃能力が向上する。 |
| ディフェンダー |
敵からの攻撃を引き受けるロール。
アタッカーで与えてディフェンダーで受けるという基本のうちの片方であり、
戦闘においては司令塔的な存在を担うことも多い。 このロールで立ち回っている者は防御能力と敵の注意を引く能力が向上する。 |
| サポーター |
仲間への支援をこなすロール。
仲間の回復は当然、攻撃支援から防御支援など、
強い敵との能力差を埋めて立ち向かうためにはどうしても欠かせない存在となってくる。 このロールで立ち回っている者は仲間への支援能力が向上する。 |
| トリッカー |
敵への妨害をこなすロール。
アタッカー同様に敵への攻撃をこなすロールでありながら、
その効力の実態としてはその通り、敵への阻害行動をメインとする。
強い敵を弱体化させて立ち向かうためにはどうしても欠かせない存在となってくる。 このロールで立ち回っている者は敵への妨害能力が向上する。 |
所謂来るもの拒まず系。
一定の技量があれば誰でもなれるタイプのクラス。
しかし、それゆえに使い手についてはピンキリなため、
ノーマルクラスとエキスパートクラスの2段階が設けられている。
| ノーマルクラス | エキスパートクラス |
|---|---|
| 説明 | |
| ファイター / ウォーリア | メガ・ファイター / メガ・ウォーリア |
|
オーソドックスな戦士系クラスで、戦士系クラスすべての基礎。どちらでも呼ばれている。 特に専門性もないが、戦士を志すのであれば誰でも経験したことのあるクラスであり、避けては通れないだろう。 | |
| ヘビー・ウォーリア | グランド・ウォーリア |
|
攻守優れたバランス型の重戦士系クラス。 接近戦におけるまさに花形と言える存在で、堅実な戦いを展開するのが得意。 それゆえに使い手もピンキリであり、ベテランともなれば特に重宝される。 | |
| ガード・ファイター | ガード・マスター |
|
ヘビー・ウォーリアよりも頑丈さを売りにしたクラス。
古くはアーマー・ナイトと呼ばれていた系統の戦士であり、今でもアーマー・ナイトと呼ばれることもある。 ”ディフェンダー”という表現もあるが、それ自身は囮になる者全般を指すことがあるため、表記ゆれしがちである。 ”アタッカー”としての役割はほぼ期待されないが、守りに関しては右に出る者はいないとされる。 | |
| アタック・ファイター | ハード・ファイター |
|
軽戦士クラスの基礎であり、攻撃面に特化した使い手。
敵に大打撃をあてることが使命であり、その名の通り”アタッカー”としての存在では中核を担うクラス。 守りに関しては二の次三の次のため、ヒット・アンド・アウェイの戦法が要となる。 | |
| スピード・ファイター | スピード・マスター |
|
軽戦士クラスの一種で、素早さを売りにした戦いが得意なクラス。
対象の動きの早さに関係なく攻撃を当てることが使命だが、そこは使い手の技量に依存するところである。 そう言ったことから白兵戦においても相手の急所を的確に突くことも仕事となるが、 アタック・ファイター同様に守りに関しては貧弱なのでヒット・アンド・アウェイの戦法が要となる。 | |
| ソード・ファイター | ソーディアン |
|
剣闘士クラスとも呼ばれる特定の武器の扱いにたけたクラス。
剣や槍といった刃の武器の扱いに長けており、それらの武器で敵を撃滅することが得意。 ”アタッカー”クラスを志すものばかリだけでなく、 ”ディフェンダー”クラスとして囮の要となり相手の攻撃に合わせて反撃を行うことを得意とする者もいる。 | |
| ウィング・ソード | ウィング・マスター |
|
軽戦士クラスの一種で、敵を翻弄しながら華麗に撃滅するのが得意なクラス。 敵の攻撃をよけるのが得意なため囮役をこなすことも可能だが、そこは使い手の技量に依存するところである。 そうなだけに戦士系クラスの中でも扱いが難しく、志す者はそこまで多くない。 | |
| スカイ・アタッカー | スカイ・ハイ・アタッカー |
|
戦士クラスの一種で、破壊力の大きいジャンプ型の攻撃で敵を撃滅するのが得意なクラス。
”アタッカー”クラスの中でも最大の破壊力を秘めている系統ではあるのだが、
強靭な跳躍力が求められる使い手ゆえに志すものは少ない。 | |
| シューター | メガ・シューター |
|
遠隔攻撃武器の使い手であるクラスで遠くから敵を攻撃するのが得意。 遠隔攻撃武器のエキスパートのみが志せる特殊なクラスである。 | |
| マジシャン | ハイ・マジシャン |
|
オーソドックスな魔法系クラスで、魔法系クラスすべての基礎。 魔法が使えること以外では特に専門性もないが、 魔法系を志すのであれば誰でも経験したことのあるクラスであり、避けては通れないだろう。 | |
| ウィザード / ウィッチ | マスター・ウィザード / マスター・ウィッチ |
|
攻撃魔法が得意な魔法系クラス。
一般的に男性の場合はウィザード、女性の場合はウィッチと呼ばれるが、
女性の場合もウィザードと呼ばれることもある。 魔法攻撃の要と言われるクラスであり、魔法使いと言えばの花形たる存在である。 それだけに重宝される存在。 | |
| ヒーラー / プリースト | マスター・ヒーラー / ハイ・プリースト |
|
回復魔法などの仲間への支援を得意とする魔法系クラス。
神道者はプリーストと呼んでいるが、差はほぼない。 攻撃魔法は最低限で主に仲間に対する支援系の魔法を得意としている。 が、エンブリアでは需要が少なく、仲間への支援と言っても最低限の支援手段を他のクラス者が兼ねているのが主流。 聖職者が”プリースト”として役割を担っているのが主流である。 なお、聖職者界隈では厳密にはビショップなど他にも細かい階級があるのだが、 面倒さゆえか、一般ではすべてをひっくるめて”プリースト”で統一されているのが現状である。 |
確実なる力を要する系。つまり、誰でも彼でもなれるものではないということ。
つまり、すべてがエキスパート職扱いとなるため、ハードルが高い。
| クラス | 説明 |
|---|---|
| バーサーカー / 狂戦士 |
狂戦士クラス。一応、どちらでも呼ばれている。 攻撃は最大の防御と言わんばかりに攻めのみを重視したクラスで攻撃力は最強クラスだがそれ以外はとにかく貧弱そのもの。 そう言った理由から志す者も少なくなっており、需要も少ない。 |
| ソード・マスター / 剣聖 |
ソード・ファイター・クラスの一種で剣や槍のような刃のある武器による技を極めた武芸の達人。
どちらでも呼ばれているが、一般的にはソード・マスターと呼ばれることが多いようだ。 かの者が扱う技はもはや芸術と呼ぶに相応しい所業であり、戦場の華とも称される。 |
| マーシャル・アーティスト / 武道家 |
武道を志す者そのものと言えるクラスで、
ソード・マスターとは対象的に刃のない武器または己の肉体による技を極めた武芸の達人。
どちらでも呼ばれているが、一般的にはマーシャル・アーティストと呼ばれることが多いようだ。 かの者が扱う技はもはや芸術と呼ぶに相応しい所業であり、戦場の華とも称される。 |
| スター・ダスト・キッカー / スター・ダスト・ストライカー |
マーシャル・アーティストの類似クラスで、
流星のごとき華麗なる足さばきで相手を翻弄する足技の達人。
その通り、華麗なる足さばきによる芸術で標的を圧倒する使い手である。 |
| 魔法剣士 / エンチャンター |
魔法剣士クラス。
戦士なりの肉弾攻撃と魔法攻撃を融合した使い手でどちらでも呼ばれている。 その通り、魔法系と戦士系の両方を志せる使い手である必要があるため、使い手の技量が問われる。 |
| パラディン |
ガード・ファイター・クラスの一種で、さらなる強靭な守りを以てあだなすものから仲間を守るのが得意。
自らの堅牢さのみならず支援系の技や魔法などをも振るって仲間を守り通す。 |
| スナイパー |
遠隔攻撃のプロで、狙撃が得意な必殺クラス。 狙った獲物は逃がさないが如く遠くからの攻撃で確実な仕事を約束する。 |
| ソーサラー / ソーサレス |
攻撃魔法と妨害魔法で相手を陥れる魔法が得意なクラス。
男性の場合はソーサラー、女性の場合はソーサレスと呼ばれるが、
女性の場合もソーサラーと呼ばれることもある。 古くは所謂呪術と呼ばれる邪悪な魔法の使い手としての存在だったが、 そういった使い手についてはたいていの場合様々な魔法を研究していることが多く、 それによって様々な魔法に通じている使い手であることが多いことから汎用的に様々な魔法を扱える使い手として重宝されることが多い、 所謂魔法系の上級職と言える。 |
| クロニクル・ソーサル / 時魔導士 |
時空間を操る魔法で対象を支援または妨害することが得意なクラス。
一般的には時魔導士と呼ばれることが多い。 扱う分野が扱う分野ゆえに時空間を操るといっても軽微なものである。 とはいってもその効力は絶大で、戦いにおいては大きな影響を与えることは必至。 だが、扱いの難しさゆえに一部の魔法を用いる以外ではこのクラスにてメインに扱おうというものは少ない。 |
| ガーディアンズ・サモナー / 召喚士 |
幻獣を呼び出しては敵対するものに絶大な効力を発揮するという神秘の技の使い手。
一般的には召喚士と呼ばれることが多い。 エンブリアの世には数えるほどしかおらず、 そもそも幻獣召喚というもの自体は知られてこそいるものの、 使われるケース自体があまりないというマイナーな能力となっている。 それもそのはず、修得には非常に難儀する能力であるのに効力が見合っていないからである。 とはいえ、”ネームレス”の一部にも見るような使い手ほどであれば圧倒的な力を生み出すことも可能だが、 今度は影響力が強すぎるがために周囲への影響の強さに気を付けるべきという懸念が生まれるなど、 行使にあたってはいろいろと課題が多いようだ。 |
| トリック・スター |
様々な補助魔法を中心にして敵を翻弄するクラス。
魔法系クラスにしては珍しく自身のスピードにも重視したクラスであり、
相手を妨害したり仲間を支援したりが中心となる役割を果たす。 ただし、需要以前に認知度の問題で志す者はほとんどいない。 |
| ファーブニル・ハンド | かつて存在していたとされる邪竜の名を冠するクラス。 ゆるぎない攻めの極意をを以てあだなす者に立ち向かう。 かつて竜に育てられたという男が到達したクラスだが、現在なれるものがいるかどうかは定かではない。 |
| ヴァナディース | かつて存在していたとされる女性騎士の名を冠するクラス。 様々な攻めと守りの極意をを以てあだなす者に立ち向かう。 女性騎士の名を冠するだけあってか女性が志す者が多いが、本当になれた者は限りなく少ない。 |
| 竜騎士 / ドラゴン・ロード | スカイ・アタッカー・クラスの一種。 竜の如き極意を用いてさらに高空からの攻撃で大打撃を与える。 どちらでも呼ばれているが、元々は竜騎士と呼ばれていたようだが最近はドラゴン・ロードと呼ばれることが多いらしい。 |
| フェザー・ブレイド | 軽やかな身のこなしがウリのウィング・ソード・クラスから発展したクラス。 高低差をも利用して相手を翻弄しつつ、スカイ・アタッカーの如き必殺の一撃をあてることも可能。 |
| ホワイト・ドラグーン / ヴァルキリー | スカイ・アタッカー・クラスの一種。 戦乙女の名を冠する通り、まさに天空からの一閃により下界の敵を滅ぼすような使い手。 男性の場合はホワイト・ドラグーン、女性の場合はヴァルキリーと呼ばれる。 志す者がまずいないため、男性の場合・女性の場合とでそれぞれの呼び名で統一される。 |
| ブレイド・マスター / ウェポン・マスター | あらゆる武器の使い方に精通したプロ。 ブレイドとは本来は大剣のことだが、ここでは武器のことを意味している。 そのため、正確にはウェポン・マスターと呼ぶのが正式だが、一般的にはブレイド・マスターで定着している。 |
| フォース・マスター | ありとあらゆるを凌駕する伝説のクラス。 実際になれた者はほんの一握りしかおらず、クラスそのものが謎に包まれている。 |
| クラス | 説明 |
|---|---|
| プリズム・エイジス |
プリズム族の女性を伴侶とすることにした男児に与えられるクラス、
まさに魔女を守る騎士といった存在。 基本は彼女らの妖の香の虜となった男なのだが、 プリズム族的に妖の香の虜として身も心も完全に取り込まれてしまった者は使い物にならないそうなので、 そこまでに至らない癒しの精霊のための騎士のみに与えられた称号である。 |
| プリズム・ナイト |
武芸に秀でたプリズム族の女性に与えられるクラス。
慣例的に多くは女流剣士で、弓矢も心得ているものが多い。 ナイトの名を冠しているのはプリズム族の里の守り手故のものである。 |
| プリズム・ウィッチ |
魔法の扱いに秀でたプリズム族の女性に与えられるクラス。
その名の通り、まさしく魔女たらしめる使い手であるのが特徴で、誘惑魔法の能力がひと際強力である。 その特徴ゆえにプリズム族の元男が多いのも特徴。 生まれた時は男児という元性のコンプレックスを抱えているがゆえの負けん気の強さゆえに誘惑魔法の能力が必然的に強い。 |
| プリズム・テラー |
プリズム族の番人の能力に相応しい存在に与えられるクラス。
基本的に文武両道型で、または武器か魔法のいずれかに特化しているものも存在する。 プリズム族の番人たる存在はこの中から選ばれる。 |
| プリズム・ロード |
プリズム族の真の使い手で、プリズム族のクラスでは伝説の存在とされている。
里から出るという、掟としてはイレギュラーな存在であることから里長たちから指名されて初めて志せるクラスであるのだが、
そもそも指名されること自体が稀であるためもはや幻の存在である。 最終的にプリズム族の生ける伝説的な存在として、 一族の模範を示す存在として身を置くことから隠居または外の世界で普通に過ごしていることがほとんどであり、 里長を担う者はまずいない。 太古の昔に世界の暗黒時代を均した女性の英雄が起源とされている。 |