ドラゴン・スレイヤー ～グローナシアの物語～

バンナゲート島でも有数の貴族リアンドール家の御令嬢様。 そしてバルファースことディーマスの許嫁でもあったお方である。
だが、自由を選んだディーマスのことを尊重してその関係を解消、 一方で彼女もまたディーマス同様に自由を選んだ自称不良娘である。

見た目のシルエットがある程度似ているフレアとは対象的に明るく優しい素敵なお姉さんといった印象。 それでも雰囲気は御令嬢様よろしくお上品そのものである。

ハンターズ・ギルドの総本山といえばバンナゲート島にあるのだが、 彼女のお家であるリアンドール家は何を隠そうそのハンターズ・ギルドのオーナーであり、 つまりはカイルたちの大ボスに当たる存在。 実はディーマスの凶行をギルドレベルで黙認しているのは彼女の力によるところが大きい。

そしてその不良娘の凶行についてだが、 そのハンターズ・ギルドへ御令嬢様自らハンターとして身を置いていること。 許嫁の解消に加えてのこの行為のため酷く両親を困惑させている。
だが、ディーマス自身がああなっていることもあり、彼女の将来については両親は長らく悩んでいた。
が、父親が亡くなったことをきっかけに彼女は自らのお家のことに責任を感じ、 必要に応じて御令嬢様としての責任も果たしているという二足の草鞋の人である。

ただし、母親はディウラの行動については絶賛応援中。 困惑していたのは父親のため、母親は父親に何度か説得を持ち掛けていたが、 結果的に説得できたのは父親が病床に伏せてからだった。
というのも、そもそもこの母親は何を隠そうフレアとは同郷となるラムルの里であり、プリズム族であるのだ。 フレアの服装も彼女がプリズム族であることに起因している。
アーカネとクロクロの(世の中に飛び出している)プリズム族を見てもわかる通り、 娘が世を渡って何がしを行うのはむしろ応援すべき行為と捉えており、 この世界の彼女らもまたそのような傾向があるのだ。

なお、彼女がそのような種族であるせいか、 ディーマスは彼女と同族であるフレアを彼女と”同じ匂い”がするという理由から苦手な女だとしている。 自由を求めて許嫁としての関係を断った女と似たような女とは一緒になるつもりはないということらしいが、 それはやはり、関係を断ったディウラに対する優しさの表れ――とフレアとディウラは考察している。 無論、当人の前でそんなこと言えたもんじゃないが。

ハンターランクが示している通り、 やはりプリズム族よろしく戦闘にはそれなりにたけており、 彼女には彼女なりの目的によってフレアたちと同道する。

――ふふっ、さあ海賊さん、おとなしくお縄につきましょうね♪

良家の御令嬢様感たっぷりな印象にお嬢様なりの話し方と茶目っ気たっぷりな話し方と、 まさに元気なお姉様そのものという話し方とを使い分け、 世渡り上手なところがよく見える性格ゆえになんとも親しみを覚えるようなキャラ性である。 言ってしまえばフレアとは正反対の印象である。

フレアやパティとは違って恋愛には前向きだが、 態度的に「今じゃない」と振舞っているパティとは違って彼女は言葉として「今じゃない」を発しているあたり、 これまた違う属性のキャラ性である。

剣と魔法とを両立したキャラ。潜在能力は大体フレアと同じ。 得物が異なり、行動自体も優雅なお人感の強いスタイルをとるため、 似たような能力であっても戦い方においては真っ向から異なっている。


◆格闘アーツ(接近攻撃武器用)

準備中


◆射撃アーツ(遠隔攻撃武器用)

準備中


◆エーテル(魔法)

準備中


◆サポート・アビリティ(いわゆるパッシブスキル)

パッシブ・カウンター：相手の攻撃を受けて静的に反撃する。

準備中