運命の黄昏 ディクショナリ

ぺぇじへっどらいん

フェルメリア

――私はフェルドゥーナ星エターニスに生まれ出た精霊フェルメリア=シェラーリス!

見た目も性格の奥ゆかしさも奇跡と呼ぶに相応しい、現実には絶対にいるわけがないレベルの絶世の美女。 その本性は身の内に熱き思いを秘めた頼れるお嬢様。

項目プロフ
呼称フェルメリア Fermeria
本名フェルメリア=シェラーリス
種族 以前:エターニス系ライト・エルフ(エルフェイド系)
現在:フェレストレイア人(プリズム・エンジェル)
性別フェリシア
出身地フェルドゥーナ星/彩りの大地/エターニス地方/エターニス
職業・肩書惑星アイドル”ラブラブらーにゃ♪”のメンバー・フェルリンちゃん(女神フェルリン様)/第2の闇女神フェリシア
体型177.7cm 61.1kg BMI19.35 股下88.8cm 比率49.99%
B:W:H=102.0:62.9:97.2 カップサイズ30.6cm Iカップ(相対Fカップ)
年齢100年寿命生物換算17歳 実年齢37歳 フェルドゥーナ宇宙歴698年
誕生日 
血液型A型
長い白銀パープルな髪。髪色自体はそうだが青っぽく見える。
ビジュアル 美人の称号をほしいままにした世界遺産ともいうべき奇跡の美女。 ビジュアルのみならず性格の奥ゆかしさも相まって存在自体が奇跡である。 まさしく、”こんな女がいるわけないだろ”がコンセプトな究極の美女キャラ。
主な服装 
好きなもの 
特技 
攻撃力(武器など) 
防御力(防具など) 
特徴 

所謂芸能プロダクションに所属している女性アイドルユニット”ラブラブらーにゃ♪”のメンバーの一人。 彼女のビジュアルに立ち振る舞いと人気の高さから”フェルリンちゃん”というより”フェルリン様”と呼ばれることのほうが一般的。
そして、銀河連邦の広報担当として”ラブラブらーにゃ♪”が抜擢され、その際のプロモーション撮影にて、 彼女が扮したフェレストレイア女王のお姿がまさに奇跡と呼ぶに相応しい立ち振る舞いだったこともあってか人気が爆発的に上昇し、 そのフェレストレイア女王のお姿から”女神フェルリン様”の呼び名も生まれた。

バルザンド帝国の犬として語っていた邪悪な野望はすべて虚構のものであり、 同帝国が開発した神経系統に働きかける機器を内蔵されていたために操られていたがゆえの発言に過ぎない。
世の中そんなことまで発展しているのかと思うと少々怖いところがあるが、 それでもララミィのようなイタイケな女性がわんわん泣きわめいている光景には流石に動揺していたらしく、 二の足を踏み続けていたところで彼女のそのスキを突かれる。
さらにフローナルに執着しているところや過去の話などからもわかる通り彼には好意を抱いているようで、 その思いが内蔵されていた機器により欲望として増幅したことで現れた行動とも読み取れるようだ。

(プリズム女の)誘惑魔法を教わるにしても女性アイドルになるにしてもエターニスの精霊ゆえの価値観ゆえに、 そもそも性別に対する認識がない。
普段の服装も自分の行いも流されっぱなしの人生ゆえの結果でしかないため、 性別はおろか、キャラ性そのものが迷子となっているキャラ。
このあたりは多くのお話にもあるように、”精霊は長命種ゆえに感情が希薄”という設定を踏襲している部分である。
というか、そもそもアーカネの段階からそのハズなんだが。
アーカネでは外に出た精霊は外を知ることで感情にも箔が付いてきているようだが、 アーカネ時代の精霊とフェルドゥーナ時代の精霊とではそもそも精霊の寿命が異なり、 フェルドゥーナ時代のほうが圧倒的に長いため、要は彼女は感情がまだまだ未成熟な状態が続いていたのだった。

自らの感情度外視という点についてはあちこちに散見される。

・男と女、どっちが好きか:
意味合いとしては”応援してくれる人なら男でも女でも好き”と嬉しそうな表情で答える。 フローナルとしては恋愛対象としてきいたつもりのようなので、 その点で考えるとフローナルの訊き方に問題があることは否めない。
だが、よくよく考えるとこの発言、アイドルとしては100点満点の答えであり、 どう考えてもアイドルの質疑応答のテンプレである
ただし、それとは別にフローナルに対する思いについては別であり、 事あるごとに彼に連絡したり会ったりしていることから、 彼にいつもいつも会えることを楽しみにしていたことだけは間違いない。

・過激な服装:
少なくとも裸には抵抗があるようだが、 紐で隠すべきところを隠しているだけの服装だとかランジェリーのようなインナーもののスカート姿など、 所謂ほぼ裸同然の服装に対しては一切抵抗がない
それこそモロパン上等なほど短いスカートでも下着を履いていないことについては一切心配していないなど、 ただの無頓着というにはほどがあるレベルである(そのうえで心配していたのは以下)。

・短いスカート×中は履いてない:
”ついてる”ことがバレてしまうことを気にしている。
心が既に女性であることも相まってやっぱり見られたくないんだろうなとか、 心が既に女性であるためそもそもスカートの中はNGなんだろう……とかそういうのではまったくなく、 ”ついてる女性アイドル”で売っているという事務所の戦略を踏まえたうえでの発言でしかない
戦略については以下。さらに本編中では既に”ついていなかった”のだが、これについても事務所に怒られると語っている。

・ついているかどうかを確かめさせようとする発言:
”ついてる女性アイドル”で売っているという事務所の戦略によるテンプレ
もちろんそのテンプレ回答は”ドリーム・ワールド”。
”ドリーム・ワールド”なのについてる云々の話があるのも妙な感じだが、 どうやらそれは大人の事情のようだ。

・パンツスタイル:
”ドリーム・ワールド”を保つ必要があるためNGらしい。キュロットもダメ。
なお、過激な服装さえも許容することからスカート丈も材質も透け具合もほぼ気にしない。

・怪我:
女性らしく身体や特に顔に傷つくのを極度に嫌う。
これは後述のフェリシアであるための理由である。

・男性ファン:
もはやアイドルになるために生まれてきたんじゃないかというレベルでの神対応。 不用意に触ったりするのはもちろんNGだが、一通りのことはなんでもしてくれる、まさに本物の女神様。
ただし、フェリシアなので速攻で落ちる下僕多数。 彼女に魅入りすぎて廃課金をキメるなど破滅した下僕も多いので要注意。

・女性ファン:
もちろんアイドルになるために生まれてきたんじゃないかというレベルでの神対応。 やっぱり一通りのことはなんでもしてくれる本物の女神様。

・フローナル:
彼女自身が恋している。
フローナル自身は女神落ちしているが、彼女によると心は自分に傾いていない模様。

ということで、ここへ来てやっと書くことになることだが、彼女は本作における第2主人公である。
フローナルの意識が戻らないため、彼に代わって彼女が動き出すこととなる。
とはいえ、肝心の彼女が活躍し始める第4章はフィレイナの章なのだが。。。

さらに彼女、なんとあの闇女神フェリシアの近親者の子孫であることも判明。
そのため、厳密には闇女神フェリシアではなく、 それに連なる者ではないので闇女神フェリシア要素も一切ないはずなのだが、 当時の精霊界が起こした過ちによって生まれ出た綻びとして、 彼女は第2の闇女神フェリシアとして生を受けることとなる。

それゆえか、彼女は世の男(しいて言えば性の対象が女性の男)を無条件で虜にする特性を兼ね備える、 生まれながらにして脅威の魔性を秘めている女性なのである。
ただし、普段はフェリシアよろしく”こんな女がいるわけないだろ”レベルのおしとやかで奥ゆかしい女性なので、 基本的にはその魔性をあらわにしていることはないが、彼女の甘い香りにやられている男は常にだいたいいる。

以上の理由から、彼女が”ついている”というのは事務所による狂言というのが一般的。 ”ついている”というのなら何をしても以下略でという下僕についても、 その以下略の”ドリーム・ワールド”だけがふくらみに膨らんでいるだけだという意見が一般的のようだ。 彼女がその気になれば”ついているわけない”の色香をふりまくことですべて回収可能だ。

なお、第2の闇女神フェリシアによる世界の闇落ちについては現時点では起きそうもないようだ。 しいていうなれば、彼女に”女神落ち”して”下僕”となった者が多いことぐらいである。

――私はフェルドゥーナ星エターニスに生まれ出た精霊フェルメリア=シェラーリス!  この私が女になったというのなら都合がいい…… 私の祖先の片割れは、かつて自らの美貌と力でこの世を闇に貶めたと言われる女神!  そのような者に連なる女である私に勝てるというのであれば示してみなさい! お前の力を!

――フローナルさん……ありがとう! そうです、私は女です!  だって、私が女であることを教えてくれたのはフローナルさんですからね♪  すべてフローナルのおかげなんです! 本当に本当にありがとうございます!


とにかく、フェリシアという全方位型誘惑女神の因子を持ちつつも、 性根が250%ホーリー・ロードのお方ゆえにいろいろとヤバイのが彼女の特徴。
ただし、250%ホーリー・ロードゆえに普段はフローナル様想いの麗しい素敵な女神様であることを保っている……フローナル、そこ代われ。

エレメンタル・ソード:フェルメリアが扱うエターニス製の特殊な剣。切れ味は鈍いが精霊の魔力により攻撃力を保っている
セラミック・ソード:一般的に出回っているセラミック製の剣。フローナルの標準装備だがフェルメリアが譲り受けた
フェレストレイア・ソード:フィレイナの手によって特別に作られたソード。まさにフェレストレイアの女が扱うような麗しき剣